釧路市から根室市へ向かう国道44号線。2年ぶりに通ったところ、いたるところにエゾシカの道路への侵入を防ぐフェンスが設置されています。トップの写真は、根室市湖南で撮影しました。
北海道開発局釧路開発建設部によると、エゾシカとの交通事故は下のように増加傾向だそうです。
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H19 530 件
H20 559 件
H21 573 件
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国道44号は根室市川口、酪陽、浜中町茶内、厚岸町糸魚沢、釧路町昆布森などで、事故処理件数が100件を超えています。エゾシカは体が大きいので、衝突すると車は大破します。なので、このようなフェンスが設置されたのでしょう。フェンスの前で途方に暮れているエゾシカを見つけました。妻の母曰く、これでは、畑にエゾシカを閉じ込めているようなものだ。でも、交通事故を防ぐためには仕方がないです。
国道44号線には、エゾシカが横断するための施設も設けられています。下の写真です。
トンネルの上を横断してもらうようです。
最後にエゾシカ衝突事故防止5原則です。
1 秋冬がピーク!日没と夜明け前後に出没集中!
2 シカのあとにはシカあり!
群れで行動するので、1頭が渡ると2頭、3頭と渡ります。私も、エゾシカが横断した時には、いったん停車し、周りを見て、他にいないことを確認し、徐行します。今回も有りました。
3 エゾシカはマイペース!
4 夜間に光を見たらブレーキを!
5 森はシカの通り道!
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