2010年10月8日、堺市の郵便局訪問をしていた私は、奥村酒店の建物を見つけました。
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なかなか歴史のありそうな建物です。レトロな建物として人気があるようです。正面の看板に「金露」と書かれています。
札幌に戻り、調べたところ、金露酒造は、堺市に文化3年(1806年)に創業したそうです。
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明治40年には灘にも進出したそうです。堺の蔵は、戦災にあったため、戦後は灘の蔵で醸造していたそうです。しかし、平成7年の阪神・淡路大震災で被災し、残念ながら、平成10年に倒産したそうです。
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金露は、明治時代から海外にも輸出されていたとのことです。かなり有名だったようです。
建物の横にも看板がありました。「清酒 紅心」と書かれています。
こちらは、調べてもわかりません。
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たぶん、堺市内の会社が醸造し、だいぶ前に無くなった銘柄なのでしょう。
札幌では、現在、日本酒を醸造しているのは、「千歳鶴」の日本清酒㈱(中央区南3東5)しかありません。しかし、昭和40年代には、ほかに2社あったそうです。
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「千代の寿」という銘の酒を醸造していた、大同酒造(中央区北3東25)と「金富士」という銘の酒を醸造していた、中川酒造(中央区南14西9)です。すすきのや狸小路に「金富士」という店がありますが、もともと中川酒造の直営店だったそうです。現在は、旭川市の男山株式会社の直営店になっているそうです。すすきののお店に行ったことがありますが、サラリーマンで5時半には混み合っていました。
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