花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

「西オーストラリアの青い空」⑩・森の町ペンバートンへ

2006年04月11日 | パース滞在記
昨日から、うっとうしい空模様が続いていますね。
そんな中、鎌倉のお洒落なレストランで、パースの家の借主2夫婦で食事会をしてきました。
昨年の9月にチョコッと一緒にパース生活をした、主人の大学時代の先輩Yご夫妻とです。
イタリアンを食べながら、大いに飲んでパースでの生活を語り合いましたね。
あのパースの家を借りる事になった詳しい経緯はこちらをご覧下さいhttp://blog.goo.ne.jp/nao5512/m/200507
しばらく「パース滞在記」が戸切れてしまいました。
又再開しますので、maruさん気長にお付き合いくださいね。

                      ☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー
2月24日・・(1)
2泊したマーガレットリバーのホテルともいよいよお別れです。
朝起きて、食事の前に荷物をまとめました。

この日廻るコースを調べるために、車に置いてある観光案内のコピーと地図を取りに行った主人が、興奮した面持ちで戻ってきました。
「電子辞書があった~~」
何でも座席の下に落ちていた地図を拾うために手を伸ばしたら、運転席との間のコンソールボックスの下に、縦になってへばりついていたそうです。
前の日の騒ぎは何だったの~




散々探したのに・・・私たち夫婦もつくづく歳をとったと実感しましたわ
どこかボォ~っとしているのですね
でも主人の仕事に支障がでなくてホッとしました。良かった!良かった!
気を取り直して食堂に行き、ジェニーさんに元気に挨拶をして、朝食を頂く事にしました
今回のホテルはコンチネンタルスタイルの朝食付です。
チーズに果物にヨーグルト、そしてパンにシリガル、飲み物は色々揃っていましたね


平均的なコンチネンタルスタイルの朝食です。
カナディアンロッキーのロッジよりは食べ物が豊富かな~?
昼食はいつ何処でありつけるか?分からないので、しっかりと食べました。
小さなホテルなので宿泊客は数えるほど・・・私たちと同じような中高年の夫婦連れがほとんどです。
隣の部屋の若い女性の2人は、日がな一日ベランダで読書三昧でしたが、そのような休日も羨ましい


日本人は我々のみ、他は皆オージー?
明るく派手な色のシャツを着ています。
明るい避暑地では、黒やグレーのモノトーンは似合いませんね
良い勉強になりました。
陽気なマダムのジェニーさんともっとお話をしたかったけど、今回は電子辞書がない騒ぎがあってビビッてしまい残念
支払いはカードで440A$でした。





旅の最後のこの日は先が長いです。
海から離れて、内陸の森の町「ペンバートン」を目指し、ワルポールでツリートップウォークを楽しんでから、海辺の町「アルバニー」に出て、ハイウェーで一気にパースまで帰るルートを行く予定です。
走行距離は1日で900km近くにもなりそう

ペンバートンはマーガレットリバーから南東部におよそ100kmの所にあります。
曲がる所を間違えて遠回りし、1時間半以上かけて到着しました。

木材産業の盛んな地区で、GIANT FOREST(巨大な森林)が有名。高く成長する広葉樹カリーの森林に囲まれた緑あふれる町です。周辺はワレン国立公園となっており森林浴やキャンプが楽しめるとか・・・
町の中心部に綺麗な公園があり、その脇にビジターセンターがありました。
この町の北の森の中に、60mのカリーの木の火の見やぐらがあって、杭が打たれているので誰でも登れると聞いていました。



ところがこのビジターセンターの受付の黒板に「クローズ」と書かれてるではありませんか・・・
前日ファイヤー、ボーンだったとの説明ですが、え~火の見やぐらが火事

中心部には小さなホテルとスーパーマーケットがあるだけの静かな町でしたが、ここのATMで現金を引き出しました。
どんなに走っても道路代は無料ですが、懐が淋しいと気持ちも沈みますものね。
さすが木材の町だけあって、センスの良い木工細工が並んだお店がありました。
そこでワイングッズをお土産に買いました。




お店の前に、パースからの直行バスが到着していて、日本人の若い女性4人が大きなケースを引きながら降り立ちました。
しばらくするとトラックに乗った中年女性が迎えに来てどこかに立ち去りましたが、こんなに小さい町での語学留学でしょうか?それとも農場で働きながら、オーストラリアを周っているバックパッカーだったのでしょうか?

カリーの木に登れないのなら仕方がありません。
次の「ツリートップウォーク」が楽しめるワルポールを目指して出発です
今度は私が運転しましたが、ナント!途中でガソリンがあまり残っていない事に気がつきました

森林の中のな~んにもない道を100kmで飛ばしますが、次の町まで持つの~~
そういえば飲料水も残りわずかです
日本と違って、コンビニなどどこにもありません。あるのはカリーの林だけ
町に入ったら「ガソリンと水と食料品」の補給は忘れずにが鉄則なのですが、これまたボォ~~っとしていた私たち・・・いくら風邪薬を飲んでいたとはいえ「安全ボケ」の日本人そのものでした。



「ガソリンがエンプティーになってからでも、20kmは走るから大丈夫だ」と主人は言うのですが、道に迷ったら引き返す余裕はないよ~~~
<W(ワルポール)=10km>と書かれた標識が見えた時は,心底ホッとしましたわ


コメント (9)
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