花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
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いっぱいの主婦の日記です

「多摩森林科学園」のさくら・さくら・さくら②

2006年04月20日 | 花シリーズ

前線通過の影響で、台風並みの風雨が吹き荒れていましたが、お日様が出てきました。
通り過ぎたようですが、強い風がまだ吹いています。
先日見てきた「多摩森林科学園」のサクラも花吹雪でしょうか
でも緑のサクラ「御衣黄」や「関山」等の八重桜はまだまだこれからが見頃です。
ホームページに「開花情報」が載っていますので、これから行かれる方は参考にした方が良いでしょうねhttp://www.ffpri-tmk.affrc.go.jp/

トップの写真は「駿河台匂」、ハッカのような爽やかな香りがしました。

園内は山の散策路のようになっていて、サクラを見ながら知らず知らずの間に登って行きます。
この写真の中を横切っているのが、先ほど歩いてきた道なのです。
三々五々、多くの人々が歩いていましたが、Yさんに言わせると休日は行列状態になるらしい






この辺りは「イトククリ」「タオヤメ」「キヌガサ」と言った華やかな八重桜が続きます。
私の一番古いサクラの記憶は北海道の真ん中にある滝川、父の転勤先で生まれた私が6歳まで住んでいた町です。
石狩川の支流の空知川河畔のサクラ・・・何の種類のサクラかは定かではありませんが、春霞の中に浮かぶピンク色の風景が頭の隅に残っています。



こちらは「イトククリ」のUPかしら?










こちらは「タオヤメ」?「キヌガサ」?
淡いピンクの八重桜は、ふんわりと優しそうな女っぽさが感じられますね











こちらの枝垂れサクラは「ウジョウシダレ」
野口雨情と関係があるのでしょうか?
私の小学校に入ってからのサクラの思い出は強烈です。
やはり父の転勤で東京から新潟に引っ越したすぐの年に、父の会社のみんなと「加治川堤」の桜を見に行きました。
いわゆるお花見経験初デビュー、あれは完全にソメイヨシノでしたね。


「白山オオデマリ」
この辺りの広場ではたくさんの人々がお弁当を食べていました。
新潟の「加冶川堤」も当時はたくさんの人出で、びっくりしました。
今はあまり「新潟の桜の名所」として聞きませんが、桜はなくなったのでしょうか?そうだとしたら淋しい事です




白い八重桜「三ケ日サクラ」です。
ここまで咲くと見事ですね~

結婚してからは三鷹に住んでいたので、毎年お花見は「井の頭公園」でした。
凄い人出で、公園全体が「ゴ~~」っとうなり声を上げているようでした
善福寺公園や小金井公園にも行きましたね



白いお花のUPは難しい










ぐるりと回りこんで、歩いてきた山を見渡しました。
新緑とサクラのピンクの濃淡が織りなって、ため息が出るような風景です
山まで続くサクラを見たのは北海道の日高の静内です。
主人の転勤で札幌に住んでいた頃、車で日高まで見に行きました。
静内の二十間道路のエゾ山サクラの並木は圧巻です。両側が牧場というのも内地では見られない風景ですが、延々何キロも続くサクラ並木は山の斜面まで続いていました。
あれから20年以上が過ぎましたが、変わりはないでしょうか?

時々お喋りも楽しんで、サクラの保存林を出たのが1時半になっていました。
万歩計は10000歩を超えていました


帰り道の、門までの樹木園の木々の根元には一面「ヤマルリソウ」の大群落が
以前「高尾山」でも見ましたが、写真はないのです。
小さな小さなお花なので、撮影が困難ですが、ちょっと終わりに近いこの一枚だけが綺麗に撮れました




コメント (10)
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