お盆を息子一家と軽井沢で過ごし、昨夜遅くに帰ってきました。
行きに尾瀬に一泊、帰路には池の平湿原を歩いて我ら夫婦の趣味もバッチリとこなした楽しい休暇でした
怖れていたカミナリにも遭わずに済みましたが、私の身に思いがけない災難が降り掛かり、病院騒ぎになりました。
幸いたいしたことなく、元気に帰ってきましたが・・・
このブログを一週間ほど休んでしまいました。
コメントを入れてくれたお友達、お返事が遅れて申し訳ございません。
いずれ今回の記録もUPしたいと思いますが、もっかデジカメ修理中で、フイルムカメラで撮った写真は使えるのだろうかと不安です。
西穂高岳登山記&中欧紀行もまだまだ途中です
何本も掛け持ち連載を抱えている作家の気分(恐れ多い話!)ですが、取りあえずは「西穂高岳」登山記をUPして行きたいと思っています。
☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆
西穂頂上を諦めピラミッド・ピークでノンビリしていると、大きなザックを背負った屈強な男性がやってきました。
これから西穂に登ってジャンダルムを越え、奥穂高岳まで行く予定とか・・・
ザックにはヘルメットとザイルがぶら下がっています。
「昨日富士山を登ってきたので疲れちゃって・・でも水は4リットルあるし、暗くなったら何処でもビバークする用意がある。愛媛からやってきたから、何が何でも進むしか考えていないよ」だって
この山域は、ヤワな女2人が立ち入る場所ではないような気がしてきました。
お花を探しながら下山しました。
西穂高岳近辺には白いイワツメクサ以外はあまりお花が見当たりません。
黄色い「コガネギク」別名「ミヤマアキノキリンソウ」を辛うじて見つけました。
シャクナゲが僅かに残っていたところで休憩です。
トップにUPした写真をここで撮りましたが、我々はどの峰の辺りまで行ったのかな~?
3時近くにようやく西穂山荘に戻ってきました。
小屋の周りのお花畑に、オタカラコウ、ハクサンフウロ、トリカブト、シシウドなど等が咲き乱れていましたが、ゆっくり写真を撮るのは明日にして・・・
久しぶりにアルプスを6時間以上も歩いたので、2人とも体はヨレヨレ、膝はガクガク
咽の渇きを抑えるためにレストハウスに直行し、私は生ビール、Kさんはアイスコーヒーをグィ~~と飲み干しました。
Kさんはさらに体が塩分を欲していると、ラーメンと炭酸飲料も頼んでいました。
彼女にしては珍しい事です。
その後小屋で洗顔し、衣類も着替えて一寝入りしました。
夜行バスではあまり寝ていないものね・・・
この日は梅雨開け後初めての週末で、小屋は超満員
一つの布団に2人のギュウギュウ詰め状態でした。
ガヤガヤと賑やかな声がして目を覚ましました。
私たちの部屋の窓から、笠ヶ岳の左側の稜線に沈んで行く「夕日」が見られたのです。
私も飛び起きてカメラを向けました。
Kさんの寝ているすぐそばで7~8人が集まり写真を撮っていましたが、Kさんは寝たままでした。
よほど疲れたのでしょう・・・
何しろ介護スタッフ派遣会社の副社長で、前の日も夜の7時まで働いて、その後すぐに夜行バスでやって来て、山登りをしたのですものね。
こちらが山小屋の夕食です
むかしから比べれば随分内容が良くなっています。
キャベツの千切りにポテトサラダも付いていて、お汁はとん汁でした。
ラーメンを食べたKさんは、ほとんど手付かずでしたが・・・
私はモリモリ食べましたよ
こちらは朝食です。
卵焼きにキンピラごぼうに海苔と漬物。
近年はヘリコプターで材料を運んでいるから、おかずも豊富なんですね。
一泊2食で8500円の山小屋は、トイレも綺麗で、昔の山小屋とは雲泥の差です。
8月6日(日)
前の晩は、女一人で「新穂高~笠ヶ岳~黒部五郎岳~太郎平~雲の平~鷲羽岳~三俣蓮華岳~双六岳~新穂高」と5日かけて歩いてきて、まだ一日休みが残っているから、明日西穂高岳に行ってくると言う53歳のツワモノさんの話を皆で感心しながら聞き、8時前には就寝しました
西穂山荘は一度、火事のために焼失しています。
今から15年以上前、家族で来た時は新しい「西穂山荘」が建ったばかりの年でした。
個室が与えられお布団もフカフカで、とてもすいていましたが・・・
山小屋の朝は早いのですが、私たちはロープウェー駅に下るだけですから、バンダナやTシャツを買ったりして、7時過ぎまで小屋にいました。
AM11時前に、しらかば平駅に戻ってきました。
ここのビジターセンターの温泉に入って汗を流しました
石鹸やシャンプーは使えませんが、良い気持ちでした。
食事をしてから温泉の休憩室で昼寝
日本もこういった施設が増えてきて、オーストラリアにも負けませんね
午後2時半出発のバスの時間まで、Kさんと私、お土産を買ったり山の写真展を覗いたりと、ノンビリユッタリと過ごしました。
こうして私たちの「夏山」が終わりました。
西穂高岳の頂上に立てなかったので「達成感」はありませんが、お天気に恵まれ素晴らしい展望が得られた事に「大満足」で、新穂高を後にしました。
行きに尾瀬に一泊、帰路には池の平湿原を歩いて我ら夫婦の趣味もバッチリとこなした楽しい休暇でした
怖れていたカミナリにも遭わずに済みましたが、私の身に思いがけない災難が降り掛かり、病院騒ぎになりました。
幸いたいしたことなく、元気に帰ってきましたが・・・
このブログを一週間ほど休んでしまいました。
コメントを入れてくれたお友達、お返事が遅れて申し訳ございません。
いずれ今回の記録もUPしたいと思いますが、もっかデジカメ修理中で、フイルムカメラで撮った写真は使えるのだろうかと不安です。
西穂高岳登山記&中欧紀行もまだまだ途中です
何本も掛け持ち連載を抱えている作家の気分(恐れ多い話!)ですが、取りあえずは「西穂高岳」登山記をUPして行きたいと思っています。
☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆
西穂頂上を諦めピラミッド・ピークでノンビリしていると、大きなザックを背負った屈強な男性がやってきました。
これから西穂に登ってジャンダルムを越え、奥穂高岳まで行く予定とか・・・
ザックにはヘルメットとザイルがぶら下がっています。
「昨日富士山を登ってきたので疲れちゃって・・でも水は4リットルあるし、暗くなったら何処でもビバークする用意がある。愛媛からやってきたから、何が何でも進むしか考えていないよ」だって
この山域は、ヤワな女2人が立ち入る場所ではないような気がしてきました。
お花を探しながら下山しました。
西穂高岳近辺には白いイワツメクサ以外はあまりお花が見当たりません。
黄色い「コガネギク」別名「ミヤマアキノキリンソウ」を辛うじて見つけました。
シャクナゲが僅かに残っていたところで休憩です。
トップにUPした写真をここで撮りましたが、我々はどの峰の辺りまで行ったのかな~?
3時近くにようやく西穂山荘に戻ってきました。
小屋の周りのお花畑に、オタカラコウ、ハクサンフウロ、トリカブト、シシウドなど等が咲き乱れていましたが、ゆっくり写真を撮るのは明日にして・・・
久しぶりにアルプスを6時間以上も歩いたので、2人とも体はヨレヨレ、膝はガクガク
咽の渇きを抑えるためにレストハウスに直行し、私は生ビール、Kさんはアイスコーヒーをグィ~~と飲み干しました。
Kさんはさらに体が塩分を欲していると、ラーメンと炭酸飲料も頼んでいました。
彼女にしては珍しい事です。
その後小屋で洗顔し、衣類も着替えて一寝入りしました。
夜行バスではあまり寝ていないものね・・・
この日は梅雨開け後初めての週末で、小屋は超満員
一つの布団に2人のギュウギュウ詰め状態でした。
ガヤガヤと賑やかな声がして目を覚ましました。
私たちの部屋の窓から、笠ヶ岳の左側の稜線に沈んで行く「夕日」が見られたのです。
私も飛び起きてカメラを向けました。
Kさんの寝ているすぐそばで7~8人が集まり写真を撮っていましたが、Kさんは寝たままでした。
よほど疲れたのでしょう・・・
何しろ介護スタッフ派遣会社の副社長で、前の日も夜の7時まで働いて、その後すぐに夜行バスでやって来て、山登りをしたのですものね。
こちらが山小屋の夕食です
むかしから比べれば随分内容が良くなっています。
キャベツの千切りにポテトサラダも付いていて、お汁はとん汁でした。
ラーメンを食べたKさんは、ほとんど手付かずでしたが・・・
私はモリモリ食べましたよ
こちらは朝食です。
卵焼きにキンピラごぼうに海苔と漬物。
近年はヘリコプターで材料を運んでいるから、おかずも豊富なんですね。
一泊2食で8500円の山小屋は、トイレも綺麗で、昔の山小屋とは雲泥の差です。
8月6日(日)
前の晩は、女一人で「新穂高~笠ヶ岳~黒部五郎岳~太郎平~雲の平~鷲羽岳~三俣蓮華岳~双六岳~新穂高」と5日かけて歩いてきて、まだ一日休みが残っているから、明日西穂高岳に行ってくると言う53歳のツワモノさんの話を皆で感心しながら聞き、8時前には就寝しました
西穂山荘は一度、火事のために焼失しています。
今から15年以上前、家族で来た時は新しい「西穂山荘」が建ったばかりの年でした。
個室が与えられお布団もフカフカで、とてもすいていましたが・・・
山小屋の朝は早いのですが、私たちはロープウェー駅に下るだけですから、バンダナやTシャツを買ったりして、7時過ぎまで小屋にいました。
AM11時前に、しらかば平駅に戻ってきました。
ここのビジターセンターの温泉に入って汗を流しました
石鹸やシャンプーは使えませんが、良い気持ちでした。
食事をしてから温泉の休憩室で昼寝
日本もこういった施設が増えてきて、オーストラリアにも負けませんね
午後2時半出発のバスの時間まで、Kさんと私、お土産を買ったり山の写真展を覗いたりと、ノンビリユッタリと過ごしました。
こうして私たちの「夏山」が終わりました。
西穂高岳の頂上に立てなかったので「達成感」はありませんが、お天気に恵まれ素晴らしい展望が得られた事に「大満足」で、新穂高を後にしました。