花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

晩夏「尾瀬物語」③

2006年08月26日 | 山シリーズ
★竜宮小屋周辺のお花★
小さな写真にマウスをあてて下さい
「コオニユリ1」
「コオニユリ1」「コオニユリ2」「日光キスゲ」「ノリウツギ1」「ノリウツギ1」

丁度お昼頃「竜宮小屋」に入りました。
宿泊手続きを済ませてから、ビールで乾杯、咽を潤しました。

5日前の予約の時「相部屋になります」と言われましたが、まだ宿泊客の姿はほとんど見えません。
案内された八畳の部屋で毛布をかけてお昼寝
3時頃、我々と同じ年代のご夫妻がやってきて目が覚めました。

それから散歩に出ました。
竜宮小屋は尾瀬ヶ原のど真ん中にありますが、すぐそばの沼尻川の周りに拠水林が広がり、落ち着いた雰囲気が漂っています。
橋を渡ると下田代・・・
今の季節はコオニユリとノリウツギがたくさん咲いていました

4時からお風呂に入れます。
自然保護のため石鹸やシャンプーは使えませんが、桧風呂の一番湯は良い気持ちでした。

夕食までの間、外のベンチでマタマタビールを飲みながら、山仲間たちとお喋りを楽しみました。
中に83歳のお爺さまがいて、娘さん一家と一緒に昨日から泊まっているそうです。
この春に亡くなった親友の孫娘さんが、この山小屋で働いているので逢いに来たそうです。
本当は親友と一緒に来る約束をしていたとか・・・麗しいお話です
尾瀬は老若男女を惹きつける魅力があるのでしょうね


外から見ると昔ながらの古い山小屋ですが、食堂とトイレ、洗面所が新しくてピカピカでした。
ウッデイーな造りの食堂で、若いスタッフが作った夕食をいただきます。
350mlのビールも三本目、一本470円ですから、結構な散財になりました




食後7時半から「尾瀬の四季」というビデオが上映されましたが、もう眠くてコックリ、コックリ・・・
部屋に帰って、9時の消灯の前にダウンしました。
夜中に雨の音が聞こえていましたが、翌朝には上がっていました。


朝5時に起きて散歩に出ました。
朝もやの中に佇む「竜宮小屋」です。分かりますか?


「朝霧」がたなびく尾瀬ヶ原・・・典型的な尾瀬の朝の景色ですね

6時からの食事を済ませ、準備を整えて、7時過ぎに出発しました。
昨日「至仏山」を登ってきた同室のご夫婦は、今日の予定の「燧ケ岳」は諦めて、尾瀬沼を見てから沼山峠に出て、桧枝岐で一泊してから東京に帰るそうです。


木道を歩き出したら、83歳のお爺様が窓から手を振って見送ってくれました。
写真は小屋のすぐそばの竜宮十字路です。
ここから山ノ鼻~鳩待峠まで、2時間半の行程です。
お天気は上々「さぁ~出発」
コメント (15)
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