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毎年この季節になると、「ヒメサユリの咲く山に登りたいね」と私たち山仲間の口から出ていました。
ヒメサユリは東北南部、山形、福島、新潟の県境でしか自生していないのです。
谷川岳の奥にある「浅草岳&守門岳」のヒメサユリが有名ですが、他には飯豊連峰、朝日連峰・・・と、今の私たちの体力では困難な山々の名前ばかりが並びます。
以前喜多方に行った時に「ヒメサユリの群生地」という看板を見たことを思い出しました。
今回、那須に出かけることが決まった時、地図やネットを調べて、困難な山に登らなくても自生のヒメサユリが見られる所を探しました。
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南会津の南郷村に、その自生地がありました
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丁度見頃の八分咲き
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西日本で見られるササユリにも似ていますが、ヒメサユリの方が色が濃くて小粒のようです。
咲き始めの方が濃いピンクでだんだん薄い色になっていくお花なんですね。
「上三依水生植物園」からR121号線「会津西街道」を北に向かい、会津田島で左折してR289号線に入ると南会津町の南郷に出ます。
後は「日本一のヒメサユリの郷・高清水自然公園」と染め抜かれたピンクの旗に導かれて行きました。
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最初はちょっと「公園」と書かれた字に拒絶反応があったのですが、まったくの自然の中に可憐なヒメサユリは咲いていました。
この一面に咲き乱れる花々を前に「ワァオ~!」と叫んだきり言葉がありませんでした。
町が管理しているので300円の入園料が取られますが、木道や駐車場、簡易トイレの設備費だと思えば安いものです。
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園内には100万本のヒメサユリがあり、7月上旬まで楽しめるようです。
この土日もたくさんの人々が訪れているかも知れませんね。
我々が行った24日の3時過ぎには、一番奥の駐車場にもスンナリと車を入れることが出来ました。
あまりの感激に写真だけはたくさん撮ってきましたが、同じようなものばかりで、どのようにUPしてよいのか迷いましたが、non_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでお付き合いくださいね。
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開花情報は
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尚、南郷村は昨年市町村合併で南会津町となりました。
ここの「南郷スキー場」の斜面にも自生のヒメサユリが咲いていますが、ソロソロ終わりに近くて、キスゲも咲き出していました。
最初はこちらに行きましたが、今の時期はやはり標高の高い「高清水自然公園」の方が圧倒的に多くのヒメサユリのお花が見られます。
スキー場の奥に「宮床湿原」があり、歩くつもりで狭い道を行きましたが、湿原から降りてきた人に「今ここにはあまりお花が見当たらないよ。高清水のヒメサユリの入園は4時までだから、早くそちらに行った方がいいよ。あそこは今が丁度見頃で素晴らしいから」と言われて回れ右をしました。
この湿原は一周3~40分くらいなので、時間があったら是非歩きたかったのですが、高清水自然公園のヒメサユリに満足した後は空模様も怪しくなり、一路予約した宿のある桧枝岐に向かいました
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途中雪を抱いた「会津駒ケ岳」の姿が見えるところがあって、思わず「登りたい!」と、声をあげてしまいました
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前回ご紹介した「上三依水生植物園」の入り口に貼られていた「6月30日、テレビ東京で放映」の記事を私もこちらでUPしましたが、昨日番組を見た限りではカットされていて、この植物園の青いケシは紹介されませんでした
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もしお忙しい中時間をとって楽しみにしていた方がいらっしゃいましたらお詫びいたします
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私も残念に思いましたが、日光から桧枝岐に出て、尾瀬沼を旅する番組の内容は私の周ったコースと良く似ていて、ビックリしました。
但し、尾瀬の案内はほとんど無くて物足りませんでしたね。
汚名挽回に、私も次回からは尾瀬の紹介を力をこめてUPしていきたいと思います。
一面の緑の中で、
きれいで、おしゃれで、
最高のゆりです!
わたしも、行って見たい!!
いつも、すてきな情報、
ありがとうございます☆
素晴らしい景色ですね。丁度良いときに行かれたのですね。華やかさではササユリよりも数段勝っています。香りは如何でしたか。写真を見ると良い香りまでもが漂ってきそうです。
ひとつの株にたくさんの花がつくから余計に華やかに見えます。是非見てみたいものです。
「ヒメサユリ」という名前がなんとも愛らしいユリです。
箱根の湿性花園で{去年見ていますが、自生している姿が見たいと長年憧れ続けていました
小さくてとても可愛いユリですが、写したのは特に背が高いものばかりで、あまり楚々とした感じはでませんでしした
高い山に登らなくても、探せば案外すぐ近くに咲いているものですね。
町全体で保護しているから、ブルーポピーのように珍しいお花ではなくなるかも知れませんね。
嬉しいような、悲しいような・・・
ヒメサユリは球根種ですが、タネから増えるそうです。
秋に地面に落ちた種が根を伸ばし、やがて球根をつけ、お花が咲くまでに6年の歳月を要するそうです。
初めは一輪、翌年は二輪とお花は増えていくとか・・・
カメラの機能も、腕もイマイチで自信がないので大きな株ばかりを選んで写したせいか?
可憐さに欠けた写真ばかりになってしまいました
我が家の庭用に一株700円で買ってきましたが、お花が二輪の2年もの・・・高さが35cmで、お花は6cm前後の本当に名前の通りの乙女のようなユリです
白百合のような強烈な香りは全然無くて、ほのかに甘い乙女の香りがしましたよ
もうあれから1年なんて、時の流れって本当に早いものですね。
ヒメサユリは、乙女百合にそっくりですね。
市場では乙女百合が出ますが、1輪咲きでも市場価格で、確か?50円~70円ぐらいします。4,5輪咲きだと、もう、180円ぐらい、
これが、お店の店頭だと倍の値段に。
先頭に飾られること無く、もっぱらホテルなどの生け込みに、使われていましたが。
スイレンも、今の時期にピッタリで、やっぱり素敵です。
naoママの、活動力に脱帽です。
テレビは長い時間の収録をしてもカットされることが多いですね。青いケシも見たい花です。
こんなにいっぱいゆり(ヒメサユリ)の咲く場所があるのですね。本当に丘全体がヒメサユリのお花なんですね。
お花の名前もピンクの色合いもとっても可愛い!!
お花を求めて精力的に歩かれるnaoママさんやっぱりお若いですね。
オトメユリのことを調べてみました。
どうやらヒメサユリと同じものらしいです。
ヒメサユリは山形、福島、新潟に自生する寒冷地に咲くユリと紹介しましたが、宮城県西南部の山形県境にも自生していて、七が宿町の町の花になっているそうです。
ここでは「オトメユリ」と呼ばれているようですね。
当然園芸種として市場でも売られていると思っていましたが、一本3~400円の高級花なんですね~
ミサさんのお陰で、一つ勉強させていただきました
ヒマラヤの青いケシもタネはネットで手に入るようですが、お花そのものは市場ではまだ扱われていませんか?
お店に出回るのも時間の問題かもしれませんね。
こんなに群生してるところあるのですね
早速お気に入りにいれました
必ず、こちらは行ってみます
情報ありがとうございました
尾瀬の記事も楽しみにしています。
これだけ一度に咲き乱れていると、ファインダーをのぞいた目は何輪もお花を付けている、背の高い、濃い色のヒメサユリに向いてしまいました。
写真ではヒメサユリ独特の、小さくて楚々とした美しさがあまり感じられなくて・・・
今では東北のごく一部の山間でしか見られなくなったヒメサユリ・・・
町でも大事に保護しているようで少しホッとしましたが、スキー場の方ではロープが張られて「盗掘は罰します」と言う張り紙がアチコチに見られて、心が痛みました