「常念岳」へ
「燕岳」からひたすら「槍ヶ岳」を追うように歩いてきましたが、「大天井岳」を過ぎてからは「穂高岳」が大きくその姿を見せてくれました
モチロン、まだまだ「槍ヶ岳」は、その存在感を示していましたが・・・
目の前に「槍・穂高」が対等に並ぶ大パノラマに圧倒されました
コースは南東に向かい、ゆるやかな起伏で高度を下げていきます。
東大天井岳を巻き気味に登って行くと、足元にお花が出迎えてくれます。
紫色のこのマメ科のお花は「オヤマノエンドウ」でしょうか・・・
大雪山を縦走した時、「北海岳」から「白雲岳」に向かう稜線に、このお花がたくさん咲いていた事を思い出しました
あの頃は元気に日本中の山々を登りまくっていましたね~
大天小屋の周りにもたくさんの黄色いお花が咲いていましたが・・・
黄色と言えば、ミヤマキンポウゲ、ミヤマダイコンソウ、シナノキンバイなどなど種類が多いのですが、こちらはミヤマキンバイでしょうか?
(ブログ仲間の山小屋さんのご指摘で「ツルキンバイ」との事でした)
こちらは「ミヤマコゴメ草」です。
晴れた中でお花を撮ると、ハレーションを起こして中々上手く写りません
私のこのブログを見て、「絞りを調整する必要があるね~」と教えてくれたeプラザの大○先生、この秋から宜しくご指導お願い致します
東大天井岳を通り抜けると標識が現れ、左に折れて雪渓を渡ります。
ここで何人かが休憩していたので、私たちも「燕山荘」で頼んだ昼食のお弁当を食べる事にしました。
「おこわのオニギリ」が2個・・・
シュウマイや漬物のおかずが付いています。
主人と半分ずつ食べました
やはり「もち米入り」が、山では効力を発揮するのでしょうかねぇ~?
標識に導かれ「常念小屋」方面に足を進め雪渓を渡ると、正面にどぉ~ん!と「横通岳」と、その奥に目指す「常念岳」が大きく現れます
道は一度ガレバを急降下してハイマツの中を抜け、横通岳の稜線を登り、頂上を巻いていきます。
花崗岩帯も横通岳まで・・・
ここから先は古成層のずしりと重厚な山々に変わっていきます。
「コマクサ」もここで見納めでした。
15年前も「コマクサ」はチラホラと見ましたが、ここまでたくさん増えているとは思ってもいませんでした。
関係者の皆様の努力に敬意を表します
「コマクサ」が見えなくなると、常念乗越に建つ赤い屋根の「常念小屋」がはるか下の方に見えてきました。
そして、その正面に日本百名山の一つ「常念岳」の大きな山容が姿を表しました
「常念小屋」到着は12時35分・・・
マップタイムよりも早く着きました。
横通岳の下りは少々きつかったけど、前半のロスを取り戻しましたね
「常念小屋」では、あてがわれた6畳の部屋にザックを置いてから、食堂で主人はお蕎麦を食べました。
そして2人でビールで乾杯です。
食堂前のデッキからは、下って来た「横通岳」が見えていました。
デッキの正面には「槍ヶ岳」が望めます。
ただ・・・
残念ながら「穂高連峰」は常念岳の影になって見えないんですね
一休みしてから・・・
晴れているこの日のうちに「常念岳」に登る事にしました。
地図を見ると登り1時間、下り50分のコースです。
2時に出発すれば5時からの食事に充分間に合うはず・・・
ディザックに水と上着を入れて出発しました。
岩場の急登で、これが非常にきつかった
ビールの影響が残っていて、心臓パクパクで足が中々上がりません
2800mの高山では、アルコールの効き目は平地とは違います。
気をつけましょう
肩まで登ると少しなだらかになりますが、まだまだ先が果てしなく遠く思えて・・・
この辺で引き返す人もけっこういましたね
1時間15分かけて、やっとの思いで辿り着いた「常念岳」(2857m)頂上
目の前に「穂高」の山々が輝いていました。
「燕岳」からひたすら「槍ヶ岳」を追うように歩いてきましたが、「大天井岳」を過ぎてからは「穂高岳」が大きくその姿を見せてくれました
モチロン、まだまだ「槍ヶ岳」は、その存在感を示していましたが・・・
目の前に「槍・穂高」が対等に並ぶ大パノラマに圧倒されました
東大天井岳を巻き気味に登って行くと、足元にお花が出迎えてくれます。
紫色のこのマメ科のお花は「オヤマノエンドウ」でしょうか・・・
大雪山を縦走した時、「北海岳」から「白雲岳」に向かう稜線に、このお花がたくさん咲いていた事を思い出しました
あの頃は元気に日本中の山々を登りまくっていましたね~
大天小屋の周りにもたくさんの黄色いお花が咲いていましたが・・・
黄色と言えば、ミヤマキンポウゲ、ミヤマダイコンソウ、シナノキンバイなどなど種類が多いのですが、こちらはミヤマキンバイでしょうか?
(ブログ仲間の山小屋さんのご指摘で「ツルキンバイ」との事でした)
こちらは「ミヤマコゴメ草」です。
晴れた中でお花を撮ると、ハレーションを起こして中々上手く写りません
私のこのブログを見て、「絞りを調整する必要があるね~」と教えてくれたeプラザの大○先生、この秋から宜しくご指導お願い致します
東大天井岳を通り抜けると標識が現れ、左に折れて雪渓を渡ります。
ここで何人かが休憩していたので、私たちも「燕山荘」で頼んだ昼食のお弁当を食べる事にしました。
「おこわのオニギリ」が2個・・・
シュウマイや漬物のおかずが付いています。
主人と半分ずつ食べました
やはり「もち米入り」が、山では効力を発揮するのでしょうかねぇ~?
標識に導かれ「常念小屋」方面に足を進め雪渓を渡ると、正面にどぉ~ん!と「横通岳」と、その奥に目指す「常念岳」が大きく現れます
道は一度ガレバを急降下してハイマツの中を抜け、横通岳の稜線を登り、頂上を巻いていきます。
花崗岩帯も横通岳まで・・・
ここから先は古成層のずしりと重厚な山々に変わっていきます。
「コマクサ」もここで見納めでした。
15年前も「コマクサ」はチラホラと見ましたが、ここまでたくさん増えているとは思ってもいませんでした。
関係者の皆様の努力に敬意を表します
「コマクサ」が見えなくなると、常念乗越に建つ赤い屋根の「常念小屋」がはるか下の方に見えてきました。
そして、その正面に日本百名山の一つ「常念岳」の大きな山容が姿を表しました
マップタイムよりも早く着きました。
横通岳の下りは少々きつかったけど、前半のロスを取り戻しましたね
「常念小屋」では、あてがわれた6畳の部屋にザックを置いてから、食堂で主人はお蕎麦を食べました。
そして2人でビールで乾杯です。
食堂前のデッキからは、下って来た「横通岳」が見えていました。
ただ・・・
残念ながら「穂高連峰」は常念岳の影になって見えないんですね
一休みしてから・・・
晴れているこの日のうちに「常念岳」に登る事にしました。
地図を見ると登り1時間、下り50分のコースです。
2時に出発すれば5時からの食事に充分間に合うはず・・・
ディザックに水と上着を入れて出発しました。
岩場の急登で、これが非常にきつかった
ビールの影響が残っていて、心臓パクパクで足が中々上がりません
2800mの高山では、アルコールの効き目は平地とは違います。
気をつけましょう
肩まで登ると少しなだらかになりますが、まだまだ先が果てしなく遠く思えて・・・
この辺で引き返す人もけっこういましたね
1時間15分かけて、やっとの思いで辿り着いた「常念岳」(2857m)頂上
目の前に「穂高」の山々が輝いていました。
常念岳までの様子、よく分かりました。
素敵なショットの数々で。。
↓こちらの方も、じっくり、ゆっくり拝見させていただきました。
夏の山は、いいものですね。
爽やかな気持ちになりますね。
いろいろ見て、楽しめました。
機会があれば、登ってみたいものです。
ありがとうございました。
さて、私の拙いブログで見られた伊吹山へは、もう少し歳をとってからですか、・・・。
百名山として、楽しみにとってありますか、・・・。
なるほど。。
それも、いいですね。。
どんな高齢者でも、ハイキングできますから。。
でも、行ける時に行っておかないと、・・・・・。
こんな暑い日には、こんなすばらしい清清しい山の景色は一服の清涼剤になりますね。
それにしてもnaoママさんとご主人、本当にお元気で羨ましいです。
日本の山々に加え、海外にも拠点を持って行動されるそのバイタリティーに、同じ中高年としてもすばらしい事と思います。
日本の中央部に聳えるこの山々は、海外に出かける飛行機の上からしか眺める事はありませんが、こうして素晴しい写真で紹介していただくと本当に良くわかりますね。
朝早くから歩いてこられてビールを飲んだ後、常念に上ってしまおうと考えられる元気さに驚きました。
画像に山の名前が記されていて、見ているうちにジーンとしてしまいました。お天気が良くて本当に良かったですね。これだけ快晴に恵まれると行きたくなります。
穂高連峰・槍ヶ岳など、もう見る景色になってしまいましたが
若い時(50代)無理して登っててよかたっです。もしなにもしらなければ、このような話は出来ませんものね。
奥穂高岳から吊尾根を通って前穂に登り、その晩は岳沢ヒュッテに泊ったのですが、そのヒュッテが雪崩でつぶされてしまったそうです。懐かしい思い出を有難うございます。
山の名前がのっているので分かりやすいです。
槍ヶ岳はとがったてっぺんが一目で分かるので素人にも見分けがつきますがほかの山となると難しいです。
お天気がよすぎると花の写真はどうも満足しませんね。
影を作るにも限界があります。
でもコゴメグサなど見つけられて大喜びだったでしょう!!!
岩場を登られる姿を見て心臓がドキドキしてきました。
こんな急登をよくぞと思いました。
常念岳 なだらかに見えてもすごい山ですね。
小屋から常念岳の登りは、コースタイムでは1時間と書かれていましたが、すでに6時間半歩いてビールを飲んだ身にはとても無理で・・・
1時間15分かかりました
最後はヘロヘロ状態でした。
でも・・・
お天気に恵まれ、良い山登りができました
伊吹山は白山と並んで、お花の綺麗な山と聞いています。
歩けるうちに是非行ってみたいと思っています
乾き気味の風が吹いていた昨日一昨日と違って、今日は朝から風のない蒸し暑さです。
爽やかな風が吹き渡っていた、北アルプスの稜線歩きを思い出しています。
私はサマーウールの登山シャツを一度も脱ぐ事無く歩きました。
動かないと寒いくらいで、フリースを羽織る事も多々ありましたね。
ここ4~5年は体力の衰えを実感し、大きな山にはトンとご無沙汰だったんですよ。
行かないと足の筋肉が衰え、余計行けなくなります。
今回は、又一からのチャレンジでした。
サラリリーマン時代は足腰が弱くて、私と山に行ってもペースが違って、ちっとも楽しい「山行」ができなかった主人ですが、外で働く仕事をしだしてから随分と強くなり、今回は私より元気でした。
中高年になっても諦める事はないなぁ~と、実感した3日間でした
オーストラリアのパースにも「山」があったら良いのになぁ~と、いつも思っています。
ビールを飲んでからこんなに急な山に登った事は、ちょっと無謀でした
空気の薄さを実感しましたね。
最後はもうヘロヘロ
この日は合計8時間半も歩いて、膝も限界でした。
やはりアルプスといえば「槍ヶ岳」・・・
この山が見えるか見えないかで、稜線歩きの楽しさも全然違ってきますよね。
お天気に恵まれ、本当にラッキーでした
槍も穂高の峰峰も全部踏破なさっていらっしゃるなんて、羨ましい限りです。
私は穂高は「奥穂」と「涸沢岳」のみ・・・
去年は「西穂」をあと一歩の所で断念しましたしね
今回、小屋で中高年の皆様方と色々話す機会があって、勇気が出ました。
無理しない程度に、又一から山を楽しもうと思いましたよ
色々教えてくださいね。
おみやさんも、月一で山には出かけていらっしゃるようですから、まだまだ夏のアルプスも大丈夫かと思いますが・・・
常念山脈のこのコースを誰が名付けたか?
「パノラマ銀座コース」と呼ぶそうです。
確かに名前に恥じない大展望が楽しめますね。
お天気に恵まれ、本当にラッキーでした
画像に山の名前は最初から入れればよかったと反省しています。
これからは有名どころは入れていきますね。
常念岳は松本から見ると綺麗な円錐形に見えますが、取り付くとゴツゴツした岩だらけの男性的な山でした。
1時間の急登には、流石に最後はあごが出そうでしたよ
前回は台風の雨の中を下ったのですが、こんなに急だったとは記憶していません。
若かったんですね~~