自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

朱鷺色怪魔 その2

2006-10-18 | OVA
朱鷺色怪魔

第三巻「怪魔再来編」

キャスト(一部聴き取り)
雷真里:関俊彦
雷真里(子供時代):田中真弓
月村真穂:荘真由美
月村鳴:荘真由美
月村蛍:水島裕
月村沙穂:田中真弓
月村香穂:坂本千夏
怪魔:沢りつお、八代駿、村越伊知郎
先生:勝田治美
A子:石川悦子 B子:栗山微笑子
暴走族:石塚久也、入江隆
黒沼魔魅子:鈴宮和由
お館様:納谷悟朗

真里の5歳の誕生日だった。母のいない真里は、父、雷と二人で幸せだった。
バースデーを祝おうとする二人だったが、火事になり避難しようした時、怪魔が現れる。
真里に「逃げろ!」と叫ぶ雷。

夢から覚めた真里は、高校生。最近同じ夢ばかり見ていた。

雷の妹、鳴は、高校時代のボーイフレンド月村と結婚し、三人の娘の母だった。
長女の真穂は、既に高校生なのだ。
みなしごの真里は、叔母のこの家に同居していた。

真里と真穂の学校に、転校生、黒沼がやって来た。
黒沼は、真里に纏わりついていた。

父の命日の前日。
竜神湖へ連れて行ってくれた時の事を思い出す真里。
湖にどんな想い出があったのか・・・。最近、父の事ばかり考えているのだった。

やがて本性を現した黒沼は、「竜神の血を引く父と、我ら怪魔の母を持ったお前。お前は私達の大事な大事な贄(にえ)なんだよ」と真里の血を吸うのだった。

黒沼から一度は逃れた真里だったが、再び怪魔と黒沼に襲われる。
「妖魔と怪魔の混血であるお前を食らえば、妖魔だけとは言わぬ。この世界全てが怪魔族に額づくのだからな・・・今日という食い頃が来るのを待っていたのだ。」
怪魔達が父を殺した相手だと気付いた真里は、突然妖力に目覚める。
真里の妖力は強力だった。

真里が覚醒した、と瀕死の身で報告する怪魔。
ついにお館様、登場です!(笑)
もの凄い見かけのキャラ。(爆)
そして、この第三巻では、堂々セリフ一言です!!!(笑)

「ハハハハハ・・・今こそ怪魔が力をうる時だ。
真里、貴様を食ろうてな・・・ハハハハハ・・・。」

***

この第三巻、一番最初に拝見した時に、クレジットが出て、悟朗さんのお名前が出ていたんですが、悟朗さんが出ていらっしゃらなかった???
その場で巻き戻して、もう一度拝見したのですが、やっぱり出ていない????????
クレジットの後に、プロローグとして短い場面があるのですが、そこにご登場でした。
最初にクレジットのお名前を見てしまったので、「えっ??」と思い、考え込みました。(爆)取り合えず、ちゃんとご出演でヨカッタです。(笑)

第四巻 終章「龍王蒼雷編」

キャスト
雷真里:関俊彦
月村真穂:荘真由美
月村蛍:水島裕
月村鳴:荘真由美
竜神:中田浩二
あやか:勝生真沙子
怪魔族長:納谷悟朗
雷雷:山寺宏一
月村沙穂:田中真弓
月村香穂:坂本千夏
ヒロノブ:石川寛美
ヒロノブの母:早川京子
アナウンサー:土柳昌彦
怪魔:沢りつお、石川隆夫、村越伊知郎
人々:入江隆、荒川功、鮎原里絵、見山幸子、栗山微笑子

怪魔が暴れ回り、地上を騒がせていた。
真里は竜神湖へ行き、竜神に「どうして何もしてくれないんだ・・・それでも神を名乗る者か?」と問う。
竜神は、この竜神湖の地下水脈は日本全土に達しており、自分がここを離れる事は、怪魔の破壊以上の風土の乱れを伴うのだと言う。
竜神は、ここを離れる事は出来ないのだ。
地に平和をもたらすのは、妖魔、怪魔、人、全ての血を受けた、真里の使命だった。
真里は竜神から、父、雷の妖力を授かった。
「憎しみは相手を倒す力にはならぬぞ。」
中田氏サスガです。

ここで怪魔族長、登場です!(笑)
「竜王め、いらぬ事をしおって。」

天変地異におののく町。怪魔が大挙して現れ、町を襲おうとしていた。
そこへ戻ってきた真里は、一人彼らに立ち向かった。

いよいよお館様との対決です!!
「人など救って何になる?」
真里は、全うしきれない生命を、これ以上奪うのは許せない!と言うが、長は「笑わせるな!」と言って、大虎と化した。かなりの迫力です。
そして怪魔族長、満身の攻撃!!
が、真里は長の妖力をブロックし、弾き飛ばした。
「何故一族直系でもないお前が、そこまでの力を・・・?」と驚く長。
俺には守る者がある。俺は人を守る。「竜王蒼雷!」
真里は竜王の力で、怪魔の長を倒した。

町の空は美しい蒼だった。
怪魔の長(倒されたと言っても、死んだ訳ではなかったんですネ!ヨカッタ! 笑)は
「真里、お前なら、お前になら、わしらの思いも分かろう?」
真里「ああ、そうだね。でも俺、人間だから。」
長「ハハハ。承知しておる。その清い心をお前に与えた人間も、まだまだ捨てたもんでもなかろうて。お前を若き長と認め、わしら怪魔も雷鳴山へ戻ろう。」

怪魔達は去った。

***

この作品、OVAと一緒にコミックがついており、そのコミックを読んでから、OVAを見るという様なフォーマットでした。
コミックは読んでいません。(爆)
ですから、ストーリーを完全には把握していないと思います。
運命によって、妖魔、怪魔、人、全ての混血が誕生しており、その彼が救世主。(?)
展開としては、面白かったと思いました。

悟朗さん、良かったです。ちゃんと見せ場の対決がありました!!!(笑)
いつもの役(??)でしたが、悟朗さんがお演りになるとしたら、竜神か怪魔族長しかないと思うし・・・。(笑)
キャストが結構豪華でした。
エコーの方が多かったので、それも楽しかったです。

***

原作:鈴宮和由



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朱鷺色怪魔 その1

2006-10-18 | OVA
朱鷺色怪魔 (ときいろかいま) OVA (1989年~1990年)
役名:怪魔族長 (第三巻、第四巻)

全4巻のOVAです。(1話、約20分)
竜神の弟、雷(いかずち)雷太と人間の母を持つ雷(らい)と鳴(めい)。
そして雷と怪魔、あやかを母に持つ真里(まさと)。
竜神の家系の運命の親子が、人間界を支配しようとする怪魔族と対決する。

*家系図としては「雷太(富山敬)→ 雷(山寺宏一)→ 真里(関俊彦)」です。

悟朗さんは、第三巻、第四巻にご出演です。
御得意の「何とかの長(おさ)」役。(笑)

第一巻「闇の血族編」

キャスト(一部聴き取り)
雷(いかずち)雷:山寺宏一
雷鳴:荘真由美
月村蛍(けい):水島裕
雷祥絵(雷と鳴の母):藤田淑子
雷雷太(雷と鳴の父):富山敬
竜神:中田浩二
怪魔:沢りつお、山下啓介

高校生の雷と鳴。
雷はある日、怪魔に襲われる。妹の鳴はそれを感じる事が出来るのだった。
苦戦する雷だが、強い妖力を持つ雷は怪魔を打ち取った。
力尽きる彼の前に現れる、今は亡き父、雷太。
雷太は雷に竜玉(りゅうぎょく)を持って山へ行けと言う。
「あれは私自身だ。雷と鳴の妖力を玉に封じて兄者へ返す。」
これは死後一度だけ使える、雷太の神通力だった。「お前達の為なら本望だよ」と、
とても優しい微笑でした。富山さん、とてもお優しい感じでした。

雷が屋上に立つと、輝く白竜が現れ天に消えた。
母はあれが父さんだと言う。竜は母の持つ竜玉を受け取ると山へ向かった。

森には怪魔たちが待ち受けていたが、雷の妖力が強く、全く敵わぬ相手と消え去った。
湖に着いた雷は、そこで父の兄、竜王に見まえる。
中田氏、力強いです。
弟は下等な人間の女と一緒になった。雷も父と同罪だと言う。
竜神は、人間の血が入った雷をどうしても許せないのだ。
雷は竜神と対決し、妖力を封じ込めた竜玉を、竜王の口めがけて投げ込んだ。

翌朝。静かな朝だった。
竜王は雷に、お前は人間が忘れてしまった何かをもたらす為に、我が身より抜け出した分身なのかもしれない。私は一族と共に再び眠りに就く・・・と静かに湖水へ沈んでいった。

第二巻「妖華の罠編」

キャスト
雷雷:山寺宏一
雷鳴:荘真由美
月村蛍:水島裕
雷祥絵:藤田淑子
貝間あやか:勝生真沙子
怪魔:峰恵研、山下啓介、仁内達之
友人:石黒文也、溝口敦

あやか先生と恋に落ちる雷。
二人は愛を交わすが、あやかは実は人間ではなく怪魔なのだ。
二人の時を過ごした後、あやかは雷を殺そうとするが、雷が昔、先生と会った事があるような気がする・・・とふともらした一言に、あやかは躊躇した。

あやかの前に現れる怪魔達。
どうして雷を殺さなかったのか?と詰め寄るが、あやかは、始末は私が着けると断言するのだった。
怪魔の中に、仁内氏が・・・。(爆)
魑魅魍魎の役なんて、楽しすぎです!(笑)

翌日学校へ行くと、雷と鳴以外の生徒の記憶から、あやか先生は消え去っていた。
雷があやかを訪ねようとすると、あやかのマンションさえも消えているのだった。
(怪談?としては、超スタンダードですネ。笑)

犬の散歩をする月村蛍(水島氏)。そこに怪魔が現れる。
怪魔に操られた月村は、雷に襲い掛かった。
怪魔は、妖魔(竜神の一族の事らしいです。)の血を引く者の肉を食らわば、この世を牛耳る力を与えられると言う。
が、そこにあやかが現れ、とどめは私が刺すと言う。

雷の危機を感じる鳴。鳴にも強い妖力があるのだ。
鳴とあやかが対決する時、雷が真ん中に立ちはだかった。
二人の妖力をまともに受けた彼は力尽きるが、雷を愛したあやかは、己の姿をさらけ出し、銀の大蛇となって、雷の傷を癒すのだった。
あやかは雷を助けると、去って行った。

あやかは雷の子供を産み落とす。

***

その2に続く


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