自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

スター・ウォーズ LP版 B面 その2

2007-01-09 | オーディオ・ドラマ
続きです。その1よりご覧下さい。

***

ドドンナ将軍が弱点を説明していた。
デス・スターの防御装置は、大型船による攻撃を想定して設計されている為、一人乗りの小型戦闘艇なら、防御ラインを破れるはずだと言う。
標的は直径2メートルの排熱口だ。シャフトは直接デス・スター中央の原子炉に続いており、上手く直撃出来れば、連鎖反応を起こして、デス・スターを爆破出来ると言う。

こんな作戦は不可能だと言う仲間に、故郷では、T16でネズミ撃ちをやったよ、と自信ありげなルークだった。
ドドンナ「出撃用意。フォースの加護のあらん事を。」

一方ミレニアム・ファルコン号を追ってきたデス・スターは共和派の基地に近づきつつあった。
共和軍の戦闘隊員は出撃を急いだ。
ルークは、ソロの様なパイロットが必要だと言うが、ソロは、宇宙要塞を攻撃するなんて自殺行為だと言い、賞金を貰うと去って行こうとしていた。
「せいぜい命を大事にするんだな。あんたのお得意だからな。」と皮肉るルーク。
「ルーク、フォースの加護のあらん事を。」ハン・ソロからの言葉だった。
(突如出るハンのこのセリフ、いつも「あっ」と思います。笑)

R2D2は、ルークの戦闘艇に乗り込んだ。離陸するルーク。
その時彼は、「ルーク、フォースはお前と共にある。」と言うオビ・ワンの声を聞いた気がした。
ルーク「レッド5(ファイブ)、スタンバイ完了!」

小型戦闘艇を認めたデス・スターでは、迎撃艇を発進させる事になる。
迎撃艇に、ダース・ベイダーも乗り込んだ。

共和軍側でも迎撃艇を確認した。
ルークは後方から攻撃を受けるが、ウェッジのお陰で助かった。
ルークは、引き続きオビ・ワンの「ルーク、感覚を信じるんだ。」との声を聞く。

デス・スターの司令室では、部下がターキン総督に、危険の可能性があります。脱出の準備をしましょうか?と進言するが、総督は、「脱出?勝利を前にしてかね?」と答えた。

チームはシャフトを狙うが、惜しい所で失敗し、ついにルークが突撃する。
またまたオビ・ワンの声です。
「フォースを使え、ルーク。さぁ、行くんだ。」
ルークの事を「こいつのフォースは、ばかに強いな。」と感嘆する、ダース・ベイダー。
「ルーク、信じるんだ。」と、さらにオビ・ワンの声がしていた。
ルークは、感覚だけに頼る事にする。

秘密基地がデス・スターの射程内に入った。

ダース・ベイダーは、ルークの戦闘艇を破壊しようとするが、ハン・ソロの攻撃に遭い、宇宙の彼方へ飛ばされて行った。
「ルーク、邪魔者は片付いたぜ。さぁ、早いとこぶっ飛ばして帰ろうぜ!」とちゃんと戻って来てくれた、ソロでした。(相変わらず羽佐間さん、カッコイイ役ばっかりです。笑)

ルークは両目をつぶって発射ボタンを押し、見事デス・スターを破壊するのだった。
(広川氏のナレでは、「両目をつぶって」と説明していましたが、オリジナルでは、ルークは目を開けていたと思います。)

オビ・ワン「忘れるな、フォースの加護がある事をな。いつも。」
悟朗さんも、カッコイイです。(笑)

最後にメダルを受けるシーン。御馴染みの The Throne Room のBGMが入りました。
そして、一番最後にアレック・ギネスの「Remember, the Force will be with you always.」が聴こえました。すぐ上の悟朗さんのセリフ、そのままです。(笑)

***

悟朗さん(オビ・ワン)は、何度か「ジイサン」と呼ばれていましたが、どっしりとして、とても素敵でした。
ナント30年前の録音になりましたが、ラジオで拝聴したのが、ついこの間の様な気がします。
懐かしい音声が残っていて、本当に嬉しかったです。

***

なお、ラジオドラマ当時、悟朗さんが確かに「理力」と仰っていた記憶があります。
ドラマの本編ではなかったのでしょうか?
登場された時に(キャスト紹介の部分だったのかもしれませんが??)「ルーク、フォース、理力を使え。」と、確か両方いっぺんに仰っていた様に記憶しています。
LP版には「理力」は一切出て来ませんでしたが・・・。

オビ・ワンが出てくる部分だけですが、オリジナルを少しまた見てみました。
このラジオドラマ版、セリフ等は、実はかなりオリジナルに忠実な訳になっている印象でした。

次回はオマケに、DVD版のオビ・ワンのセリフを少しご紹介します!

***

原作:ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムス
演奏:ロンドン交響楽団
脚本:鏡明、宮崎真由美
制作:高和元彦
演出:上野修
技術:高浪初郎
制作協力:20世紀フォックス(極東)映画会社、ニッポン放送


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スター・ウォーズ LP版 B面 その1

2007-01-09 | オーディオ・ドラマ
「スター・ウォーズ」LP版 B面
役名:オビ・ワン(ベン)・ケノービ

ミレニアム・ファルコン号は、デス・スターに拘束された。
乗員は全くいないとの報告を受けたダース・ベイダーだが、「何かを感じる」と、さらに徹底的なチェックを命じるのだった。

一行はいち早く、ミレニアム・ファルコン号からの脱出に成功していた。
ルークとハン・ソロは、歩哨の制服を奪って歩兵になりすまし、偵察を始めた。
3POとR2が、システムコントロールに通じる末端部分に、彼らを案内した。
オビ・ワンの指示で、R2はシステムを解明していた。
やがてR2は、導力ビーム(トラクター・ビームは、毎回呼び名が違う印象。笑)のメイン・コントロール装置を発見した。
一箇所を切るだけで、船は磁力から解放されると言う。
オビ・ワンは、「お前達には無理だな。よし、一人で行こう。お前達には違う運命が待っている。フォースはお前達と共にある。いつでもな。」と行って去った。

R2はレイア王女の独房を発見した。死刑の執行が迫っていると言う。
ルークから、王女は金持ちだと聞いて、ハン・ソロも協力する事になった。
ルークとソロは、チューバッカを囚人にしたて、監房区に乗り込んだ。
ルークは王女の救出に成功した。

王女が脱走した事を知ったターキン総督は、全セクションに警戒体勢をしくのだった。
ベイダーは「オビ・ワンがいる。奴のフォースだ。」と、オビ・ワンの存在を感じ取っていた。

ルーク達は、レイア王女を独房から救出したものの、そこから先へ進む事が出来なかった。
彼らは、ゴミ捨て用の穴から脱出し、ゴミ処理場へ落ちて行った。
が、処理場の壁が突然迫ってきた。廃棄物処理装置が作動し始めたのだ。
コントロールセンターに待機している3POに、装置を止める様、指示するルーク。
R2はメイン・コンピューターを操作し、壁は止まった。
圧力調整装置を開けるよう、ルークは更に指示した。
相変わらず番号の読み上げが好きな私です。(爆)
ソロが番号を言っていましたのでご紹介。悟朗さんではなくて、羽佐間さんですが。(笑)
「3263827だ。」(蛇足すぎ。爆)

一方、オビ・ワンは、トラクター・ビームの制御コンビューターに近づいていた。
末端回路を調整し、闇の中に消えた。

ルーク達は、ミレニアム・ファルコン号のすぐそばまで来ていた。
自由は目の前だった。
が、ルーク達は見つかってしまった。
ルークに「船に乗ってろ!」と叫ぶと、ハン・ソロとチューバッカは歩兵達を追って、3PO達が居る中央格納庫に向かって走った。
(ハンが「わぁ~~~」と叫びながら走る、あのシーンです。)

オビ・ワンは、格納庫に通じるトンネルを進んでいた。
そこを抜けようとした時、ダース・ベイダーが行く手をふさいだ。
ベイダー 「この日を待っていたぞ、オビ・ワン。ついにお前に会えたな。因果が巡ってきたのだ。あの頃は未熟だったが、今では私の方が上だ。」
オビ・ワン「悪事にかけてはな、ダース。」

二人の一騎打ちが始まったが、オビ・ワンの動きは鈍くなっていった。

ベイダー 「大分衰えた様だな。」
オビ・ワン「勝ち目はないぞ、ダース。私を斬り伏せた所で、お前など及びもつかぬ力で、私は蘇る。」(悟朗さん、カッコイイ!! 笑)
ベイダー 「戻ってくるべきではなかったな。」

二人の力は互角だった。

その頃、ソロとチューバッカは、トンネルを抜けてミレニアム・ファルコン号の見える所まで来ていた。
格納庫の方から3PO達も走ってきた。
宇宙船に駆け込みながら、ルークはそこで、オビ・ワンとダース・ベイダーの対決を目撃する。
オビ・ワンはルークの目の前で倒されたかに見えたが、そこには抜け殻のマンとだけが残されていた。

「来いよ!」「来るのよ、ルーク!急いで!もう手遅れよ!」とソロや王女が叫ぶが、皆が宇宙船に戻った後も、ルークは、なおもベイダーの手下に向かって、連射を続けていた。
ベンの「走れルーク。走れ。」の声を聞くと、ルークも船へ駆け戻った。
ミレニアム・ファルコン号は、猛スピードで飛び立って行った。

が、これは帝国軍の罠だった。ミレニアム・ファルコン号には、信号発信機が取り付けられていた。彼らは、共和派の秘密基地へ、帝国軍を誘導しているのだった。

レイア王女は、あまりにも簡単に逃亡できたのは、おかしいと気づく。
やがて彼らは、惑星ヤビンの第4衛星の秘密基地に降り立った。
R2の持っているデータを分析して、デス・スターの弱点を見つけるのだ。

***

その2へ続く


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