自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

新ルパン三世 第75話 その2

2007-06-14 | ルパン三世
続きです。その1からお読み下さい。

***

ハフナーの車、不二子の棺を乗せた車が、ハフナー邸に向かっていた。
ハフナー邸には個人所有の霊園があると言う。
不二子が館の中に入ってから1時間。
また無線で不二子を起こすルパン。
目覚めた不二子だったが、殺菌処理用のガスの為に気絶してしまう。
気を失う寸前に発信機をオンにした。

発信信号を頼りに邸内に入るルパンだが、不二子が指にはめている赤い指輪(発信機)を見たハフナーは、趣味が悪いと言って、それを抜き取り投げ捨てた。
そして不二子に、別の指輪をはめるハフナー。
立ち去る時、発信機の指輪を踏み、指輪は砕けた。
発信信号も消えてしまう。
手がかりを失くしたルパンは、邸内を滅茶苦茶に探し回る。

ルパンとは別に、ハフナー邸に入った次元と五エ門は、ハフナーの部下達の襲撃に遭い、次元の帽子が池に飛ばされた。
次元は帽子を取ろうとするが、今はそれどころではない、と五エ門にたしなめられる。
井上「行くぞ、次元!」
小林「よくも俺のトレードマークをふっ飛ばしやがったな。」
敵を簡単にやっつける二人だった。

一方ハフナーは、不二子をハーレムへ連れて行く。
「不二子、キミの場所、ちゃーんと取ってあるよ。さぁ・・・。可愛い花嫁だ。」
ちょっとキュートな語り口の家弓さんです。(笑)
が、そこで不二子が目覚める。
生きている!と驚くハフナー。
不二子は剥製の美女たちを目の当たりにするのだった。
このハーレムの秘密を不二子に明かすハフナー。
そして不二子が生き返った為に、自分で殺す事が出来ると喜んだ。
「さーて、私がお前に永遠の美を与えてやろう・・・。」
家弓さんのマッドな笑い、キタ~~~。(笑)

***

執事がペガサスの足を戻し、秘密の扉を閉めた。
プールにはまた水が満ちた。
そこへやって来たルパン。
何故かとってもタイミング良く、次元と五エ門もプールに登場です。(笑)
そこに次元の帽子が流れて来た。
池とプールがつながっている?このプールには何かある、と気づくルパン。
執事の気配に気付いた五エ門が、執事(の服)とペガサスを斬った。
秘密の扉が開く。

ハーレムに突入したルパン達は、不二子をハフナーから救った。(三人とも、カッコ良くポーズをキメていました。笑)
よくもやってくれたな、と言うハフナーに、俺は生きている美人が好きなんでね、と言うルパン。
が、「こんな事もあろうかと」(家弓さんの真田さんですか?←懲りずにヤマトネタ)ハフナーは剥製の中に一体だけ、非常用のマネキンを混ぜておいたと言う。
やがてマネキンの指から、弾が連射された。
ルパンが、そのマネキンを撃つと、腕が宙を舞い、マネキンの指から発射された弾がハフナーを一撃した。
「私のコレクションは、誰にも、渡さん。」
ハフナーはそう言うと、ハーレムを自爆装置で壊して果てた。
不二子は、美女達がしているエンゲージリングが、コレクションだったのよ!と戻ろうとするが、「ホントに死にたいのか?」とルパンに止められる。

結局残ったのは、不二子の指のリングだけ。
どうせなら、そのウェディング姿のまま結婚しようか、と言うルパンに、自分はハフナーの未亡人だから、遺産の整理をしなくちゃ!と元気いっぱいの不二子ちゃんです!
不二子ちゃん、強し!(笑)
「不二子にはやっぱり花嫁衣裳は似合わないな。」と言う、次元さん。
不二子を永遠にお前の女にするには、ハフナーの様に殺すしかないんじゃないかな?と言う次元に、「かもな。」と不二子を撃つ真似をするルパンだった。

***

とっつあんは色物キャラが爆発していました。(笑)
「カモン、カモン」が最高。(笑)
とにかくルパンを葬ってやろうと考える所、ルパン思いのとっつあんです。(笑)

家弓さん、カッコ良かったです。(声が)
今回もお二人の直接対話がなくて残念でした。

「ウィリアム・ハフナー」は、やっぱりプレイボーイ誌のヒュー・ハフナー氏の洒落ですよね?(笑)
でも、100回も結婚して、妻が全員死んでいるのに、全く怪しまれないなんて絶対に有り得ないと思いました。(笑)

***

<蛇足>
不二子の指輪の謎!(笑)

結婚式で、不二子とハフナーは指輪の交換をしていません。
ルパンに撃たれた時、不二子は指輪をしていませんでした。
その場で仮死状態に陥ったのに、安置室で目覚めた時は、発信機の赤い指輪をしていました。
あの指輪、一体何時何処で誰がどうやってはめたんでしょう???(笑)

ハフナーはその赤い指輪を趣味が悪いと言ってはずし、大きなダイヤ(多分)の指輪をはめますが、それは不二子をハーレムへ連れて行く時。
何で今になって指輪を贈るんでしょう??????
それに、赤い指輪を左手の薬指にしているのに、(自分のあげた指輪じゃないのに、不二子はその赤い指輪を結婚指輪としてはめていた???)何とも思わないなんて???(爆)

婚約指輪もないみたいだし、結婚式での指輪交換もなしなのに、不二子が何も言わなかったなんて有り得ない!(笑)
エジプトの星とか、クレオパトラの涙とか、シバの女王とか(適当に名前書きました。笑)もの凄い指輪を貰わなくちゃ不二子が納得するとは思えません。(笑)



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新ルパン三世 第75話 その1

2007-06-14 | ルパン三世
新ルパン三世
第75話 「不二子に花嫁衣裳はにあわない」 (1979年3月19日放送)
役名:銭形警部

前回、旧作の魔毛狂介の話をご紹介しました。
今回は新ルパンから、同じく家弓さんがゲストのお話をご紹介します!(笑)

<キャスト>
ルパン三世:山田康雄
次元大介:小林清志
石川五エ門:井上真樹夫
峰不二子:増山江威子
銭形警部:納谷悟朗
ウィリアム・ハフナー:家弓家正
執事:沢りつお
高田竜二、宮下勝

***

いきなり不二子ちゃんとハフナーのウェディングです。
誓いの後、教会の外で皆の祝福を受ける二人。
ルパンは教会の向いの屋根から、不二子の胸を打ち抜いた。

ここでタイトル。(笑)

<ここからは回想シーン>

海岸沿い。不二子とルパンはそれぞれの車を運転しながら話していた。
ハフナーと結婚した女性は、みな数週間以内に謎の死を遂げていると言う。
不二子の結婚を止めようとするルパンだが、不二子はハフナーのお宝が目当て。
命をかける価値がある・・・と不二子ちゃん、全然ひるみません。(笑)
ルパンは、プレゼントだ。お前の墓に捧げる花だよ、と言って不二子の胸に赤い薔薇を投げた。
その後ルパンは、ハフナーの部下達の襲撃に遭い、車ごと海に落ちた。

<現在に戻って、教会>

不二子の結婚式にルパンが現れる事を予想して、警戒していたとっつあん、登場です!!!
一方、不二子を撃ったルパンを見上げるハフナー。
家弓「ルパン、お前って奴は、何故この女を?」
(家弓さん、カッコイイ。笑)
次元と五エ門がヘリでルパンを助けに来るが、ルパンは逃げようとしない。
ルパンがちゃんと演技過剰気味で、山田さんサスガです!(笑)

とっつあんの出番が最初の方だけなので、この辺の会話をご紹介します!(笑)

屋根の上のルパンととっつあん。
納谷「ルパ~ン!無駄な抵抗はやめて、大人しくお縄に付け!今日と言う今日は、容赦しねぇぞ!」
山田「そうかい、とっつあん。俺も今日と言う今日は、決着を着けちまいたい気分だよ。」
納谷「どういう意味だ!やろうってのか?」
山田「不二子が死んだ今、この世にもう何の未練も無くなったのさ。」
ルパンのジャケットの内側にはダイナマイトがいっぱいだった。
納谷「わわわ、お前、ま、まさか!!」
小林「ルパン本気か?」
井上「早まるな」
納谷「ル、ルパン!」
山田「あばよ。」
納谷「オイオイオイ、ルルルパン、待て待て、早まるなよ。オイ。」
山田「不二子、俺も今お前の側に行くぞ。待ってろよ。」
小林「ルパ~ン!」 井上「ルパン!」(二人同時に言っています。)
ダイナマイトに点火し、屋根を走ってダイブするルパン。そして自爆した。
納谷「ルパ~~~ン」

一方地上では・・・
家弓「たかが女の為に命を捨てるとは。ルパン、お前の負けだ。」
(またまた超クールな家弓さんです。笑)

このシーン、改めて見ると、キャスト凄すぎです。(笑)

***

その夜、ハフナーの屋敷では、ハフナーが不二子の写真を壁にかけていた。
100番目。不二子は、彼の百番目のコレクションらしい。
家弓「あの女も、この私の手で殺してやりたかったのに。」

不二子がルパンに殺されてしまい、ちょっとガッカリ(?)の彼は、ムシャクシャすると言って、邸内のハーレムを覗きに行った。
プールにあるペガサスの像の足を動かすと、プールの水がなくなり、プールの底のハーレムへの扉が開くのだ。
そこには剥製にされた美女たちが居た。

一方、屋敷内に安置されている不二子の目を覚まさせようと、無線で呼びかけるルパン。(不二子のイヤリングが受信機。笑)
が、ルパンが使った仮死弾は24時間以上たたないと、仮死状態から醒めないのだ。

全ては、ハフナーの宝石コレクションの在りかを知る為の計画だった。
次元はルパンの予定にない大芝居まで見せられて「俺は本当にお前が狂っちまったのかと思ったぜ」と言うと、ルパンは「真に迫ってただろう!」と返す。
用心深いハフナーを信じさせるには、あそこまでやる必要があったのだ。
小林「クサイ芝居しやがって。」

***

教会で、不二子の葬儀が行われていた。
教会の外で、はいつくばって、何かを探しているとっつあん。(苦笑)
納谷「ない!せめてルパンの骨のひとかけらでも手厚く葬ってやりたいのに。」と涙を流す。
「ない!何もない!」
と、そこに骨をくわえた犬が登場です。
「あっ!カモン、カモン」
このカモンの部分、最高です。悟朗さん、可愛い~~~。(笑)
犬から骨を奪ってチェックするが、「違う。ルパン、一体どこへ消えてしまったんだ?」
涙を流し続けるとっつあんです。
居なくなったルパンの事を、最後まで考えてくれているのはとっつあんだけ。
何気に優しいです。(笑)

とっつあんの出番はここでオシマイ。(苦笑)

***

その2に続く


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