「宇宙戦艦ヤマト」
第1話 「SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト」 (1974年10月6日放送)
役名:沖田十三
広川太一郎さんの追悼に、守の「戦って、戦って、戦い抜いて」の名場面をご紹介します!
その他にも、沖田の名セリフ満載の第1話です。
古代守(広川太一郎)
*写真を載せました。(2012年6月22日)
<キャスト>
沖田十三:納谷悟朗
古代進:富山敬
島大介:仲村秀生
古代守:広川太一郎
スターシア:平井道子
森雪:麻上洋子
アナライザー:緒方賢一
佐渡酒造:永井一郎
藤堂長官:伊武雅之
通信士:青野武
ナレーション:木村幌
*その他の声に、富山さん、仲村さん、緒方さん等も参加していらっしゃいました。
青野さんは今回は真田さんではなくて、沖田艦の通信士、他。
***
冥王星付近では、地球艦隊とガミラス艦隊の激戦が繰り広げられていた。
いきなり青野さんの「敵艦より入電。地球艦隊に告ぐ。ただちに降伏せよ。返信はどうしますか?」
ここで最初から沖田の名セリフ!
納谷:バカめと言ってやれ。
青野:は?
納谷:バカめ、だ。
ここで青野さん、本当に「バカめ」と、返信。(爆)
青野:こちら地球司令船225号。バカめ。どうぞ。
沖田艦は激しい攻撃を受けていた。
またまたここで名セリフ!
納谷:奴らには、この船では勝てない。
その時、沖田は、正体不明の飛行物体を目撃。
それは、火星に落下していった。
地球司令部から、火星観測所に居た訓練生、古代と島に、墜落した飛行物体の正体を確認せよ、との命令が下った。
古代と島が飛行物体をチェックすると、それはガミラスでも地球の物でもなかった。
UFOのすぐ側には、通信カプセルを持った女性がこと切れていた。
一方冥王星付近では、激戦が続いていた。
ミサイル艦17号(と、ここで言っていますが、第6話では、この艦にはちゃんと「ゆきかぜ」と名前が入っています。笑)艦長、古代守は、沖田の艦がひどく損傷している事に気づく。
沖田が通信士に地球防衛軍の状況を問うと、残っているのは、沖田艦と守の艦のみだと言う。
いよいよ太一郎さんとの名場面です!!
納谷:そうか。もうこれまでだな。撤退しよう。
青野:艦長、逃げるんですか。
納谷:このままでは自滅するだけだ。撤退する。進路反転180度!
沖田の艦は方向を変えた。
が、守はつき進んでいた。
納谷:古代。わしに続け。
広川:僕はいやです。ここで撤退したら、死んでいった者に顔向けできません。
納谷:いいか古代。ここで今全滅してしまっては、地球を守る者がいなくなってしまうんだ。明日の為に今日の屈辱に耐えるんだ。それが男だ。
広川:沖田さん。男だったら、戦って、戦って、戦い抜いて、一つでも多くの敵をやっつけて、死ぬべきじゃないんですか。
納谷:古代、わかってくれ。
だが守の艦はついて来なかった。
納谷:古代・・・。
広川:沖田さん、俺はどうしても逃げる気になれません。見逃して下さい。元気で、地球の事を宜しくお願いします。
納谷:死ぬなよ、古代。
守の艦はガミラスの猛攻撃を受け、沖田の目の前で撃沈した。
***
沖田艦は火星付近で古代と島の火星探索艇を収容した。
進は、兄の艦がどうなったのか心配だった。
地球にはガミラスの遊星爆弾が投下され続けていた。
納谷:だめだ。もう今は防げない。我々には、あの遊星爆弾を防ぐ力はない。あれが我々の母なる地球の姿だとはな・・・。
2199年、地球は最後の時を迎えようとしていた。
納谷:見ておれ悪魔め。わしは命ある限り戦うぞ。決して絶望しない。たとえ最後の一人になっても、わしは絶望しない。
地下都市で、古代は沖田を見かけ、兄の事を尋ねた。
納谷:古代君は男だった。
富山:えっ。
納谷:勇敢な男だった。しかし彼はもう帰って来ない。許してくれ。
富山:兄さんは・・・。
納谷:無駄死にはさせん。
富山:どうして兄さんを連れて帰ってくれなかったんですか、艦長。
納谷:すまん。
古代と島は通信カプセルを藤堂のもとへ届けた。
司令部の病院で雪を見かける二人。雪はサーシアにそっくりだった。
ここで、佐渡先生やアナライザーも登場しています。
沖田は司令部の病室で休んでいた。
沖田は何があっても、帽子を取らないと言う話がありますが(帽子を被ったままで、宇宙ヘルメットをつけていたりとか・・・笑)第1話のこのシーンでは、美しい(?)白髪を披露していらっしゃいます。(笑)
通信カプセルの分析が完了した。
司令部で、藤堂と沖田がメッセージを聴いていた。
イスカンダルのスターシアだった。
イスカンダルまで放射能除去装置コスモクリーナーDを取りに来る様に、と言うのだった。
非情警戒司令が下った。
沈没船、戦艦大和の付近に敵偵察機が接近していると言う。
古代と島は、偵察機を追って飛んだ。
二人は偵察機を発見するが、エンジンがオーバーヒートして不時着した。
そこで二人は、スクラップとなった戦艦大和を目撃する。
何故、敵の偵察機がこんな所へ来ていたのか?
どんな秘密があるというのか?
木村さんのナレです。「ヤマトよ。200年の眠りから覚めて、甦れ。」
***
沖田と守のシーン、とても印象深いです。
昔は守兄さんの「戦って、戦って、戦い抜いて」と言うセリフがとてもカッコイイと思いました。
今は沖田の、明日の為に今日の屈辱に耐える、と言うのも、とてもカッコイイと思います。
古代守がキャプテン・ハーロックと言う話が昔からありました。
「ハーロック」が放送になると言うウワサが流れ始めた頃、太一郎さんがラジオで(男たちの夜かな)その事をお話になっていた事がありました。
僕がやるんでしょう?って言われるけど、知らない・・・と言う様なお話でした。
最終的に井上真樹夫さんに決まった時に、私も「ええええええ???太一郎さんじゃないんですか!!」と騒いだ一人でした。(笑)
でも、番組が始まってみたら、ハーロックの雰囲気と守がだいぶ違っていて、あれは井上さんで良かったと思いました。
それに守兄さんは、後でも出てくるし・・・。(笑)
太一郎さんは、TVの「バットマン」の頃から拝見していました。あとはラジオ(男たち・・・の他にFM東京などにもご出演でした。)、そして最近またモンティの東京12版を拝見出来て、本当に嬉しく思っていた所でした。
心よりご冥福をお祈り致します。
***
この第1話に出てくる名セリフの数々は、後で「未来放浪ガルディーン」のドラマCDで、パロディとなって登場しています。
「ガルディーン」はヤマト・パロディの最高峰です!
ヤマト・ファンで未聴の方は、ぜひお聞き下さい。(笑)
ヤマトからは、納谷悟朗、富山敬、青野武、神谷明各氏、(鈴置さんも数えていいですか??ヤマト3の太田)が参加しています。
第1話 「SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト」 (1974年10月6日放送)
役名:沖田十三
広川太一郎さんの追悼に、守の「戦って、戦って、戦い抜いて」の名場面をご紹介します!
その他にも、沖田の名セリフ満載の第1話です。
古代守(広川太一郎)
*写真を載せました。(2012年6月22日)
<キャスト>
沖田十三:納谷悟朗
古代進:富山敬
島大介:仲村秀生
古代守:広川太一郎
スターシア:平井道子
森雪:麻上洋子
アナライザー:緒方賢一
佐渡酒造:永井一郎
藤堂長官:伊武雅之
通信士:青野武
ナレーション:木村幌
*その他の声に、富山さん、仲村さん、緒方さん等も参加していらっしゃいました。
青野さんは今回は真田さんではなくて、沖田艦の通信士、他。
***
冥王星付近では、地球艦隊とガミラス艦隊の激戦が繰り広げられていた。
いきなり青野さんの「敵艦より入電。地球艦隊に告ぐ。ただちに降伏せよ。返信はどうしますか?」
ここで最初から沖田の名セリフ!
納谷:バカめと言ってやれ。
青野:は?
納谷:バカめ、だ。
ここで青野さん、本当に「バカめ」と、返信。(爆)
青野:こちら地球司令船225号。バカめ。どうぞ。
沖田艦は激しい攻撃を受けていた。
またまたここで名セリフ!
納谷:奴らには、この船では勝てない。
その時、沖田は、正体不明の飛行物体を目撃。
それは、火星に落下していった。
地球司令部から、火星観測所に居た訓練生、古代と島に、墜落した飛行物体の正体を確認せよ、との命令が下った。
古代と島が飛行物体をチェックすると、それはガミラスでも地球の物でもなかった。
UFOのすぐ側には、通信カプセルを持った女性がこと切れていた。
一方冥王星付近では、激戦が続いていた。
ミサイル艦17号(と、ここで言っていますが、第6話では、この艦にはちゃんと「ゆきかぜ」と名前が入っています。笑)艦長、古代守は、沖田の艦がひどく損傷している事に気づく。
沖田が通信士に地球防衛軍の状況を問うと、残っているのは、沖田艦と守の艦のみだと言う。
いよいよ太一郎さんとの名場面です!!
納谷:そうか。もうこれまでだな。撤退しよう。
青野:艦長、逃げるんですか。
納谷:このままでは自滅するだけだ。撤退する。進路反転180度!
沖田の艦は方向を変えた。
が、守はつき進んでいた。
納谷:古代。わしに続け。
広川:僕はいやです。ここで撤退したら、死んでいった者に顔向けできません。
納谷:いいか古代。ここで今全滅してしまっては、地球を守る者がいなくなってしまうんだ。明日の為に今日の屈辱に耐えるんだ。それが男だ。
広川:沖田さん。男だったら、戦って、戦って、戦い抜いて、一つでも多くの敵をやっつけて、死ぬべきじゃないんですか。
納谷:古代、わかってくれ。
だが守の艦はついて来なかった。
納谷:古代・・・。
広川:沖田さん、俺はどうしても逃げる気になれません。見逃して下さい。元気で、地球の事を宜しくお願いします。
納谷:死ぬなよ、古代。
守の艦はガミラスの猛攻撃を受け、沖田の目の前で撃沈した。
***
沖田艦は火星付近で古代と島の火星探索艇を収容した。
進は、兄の艦がどうなったのか心配だった。
地球にはガミラスの遊星爆弾が投下され続けていた。
納谷:だめだ。もう今は防げない。我々には、あの遊星爆弾を防ぐ力はない。あれが我々の母なる地球の姿だとはな・・・。
2199年、地球は最後の時を迎えようとしていた。
納谷:見ておれ悪魔め。わしは命ある限り戦うぞ。決して絶望しない。たとえ最後の一人になっても、わしは絶望しない。
地下都市で、古代は沖田を見かけ、兄の事を尋ねた。
納谷:古代君は男だった。
富山:えっ。
納谷:勇敢な男だった。しかし彼はもう帰って来ない。許してくれ。
富山:兄さんは・・・。
納谷:無駄死にはさせん。
富山:どうして兄さんを連れて帰ってくれなかったんですか、艦長。
納谷:すまん。
古代と島は通信カプセルを藤堂のもとへ届けた。
司令部の病院で雪を見かける二人。雪はサーシアにそっくりだった。
ここで、佐渡先生やアナライザーも登場しています。
沖田は司令部の病室で休んでいた。
沖田は何があっても、帽子を取らないと言う話がありますが(帽子を被ったままで、宇宙ヘルメットをつけていたりとか・・・笑)第1話のこのシーンでは、美しい(?)白髪を披露していらっしゃいます。(笑)
通信カプセルの分析が完了した。
司令部で、藤堂と沖田がメッセージを聴いていた。
イスカンダルのスターシアだった。
イスカンダルまで放射能除去装置コスモクリーナーDを取りに来る様に、と言うのだった。
非情警戒司令が下った。
沈没船、戦艦大和の付近に敵偵察機が接近していると言う。
古代と島は、偵察機を追って飛んだ。
二人は偵察機を発見するが、エンジンがオーバーヒートして不時着した。
そこで二人は、スクラップとなった戦艦大和を目撃する。
何故、敵の偵察機がこんな所へ来ていたのか?
どんな秘密があるというのか?
木村さんのナレです。「ヤマトよ。200年の眠りから覚めて、甦れ。」
***
沖田と守のシーン、とても印象深いです。
昔は守兄さんの「戦って、戦って、戦い抜いて」と言うセリフがとてもカッコイイと思いました。
今は沖田の、明日の為に今日の屈辱に耐える、と言うのも、とてもカッコイイと思います。
古代守がキャプテン・ハーロックと言う話が昔からありました。
「ハーロック」が放送になると言うウワサが流れ始めた頃、太一郎さんがラジオで(男たちの夜かな)その事をお話になっていた事がありました。
僕がやるんでしょう?って言われるけど、知らない・・・と言う様なお話でした。
最終的に井上真樹夫さんに決まった時に、私も「ええええええ???太一郎さんじゃないんですか!!」と騒いだ一人でした。(笑)
でも、番組が始まってみたら、ハーロックの雰囲気と守がだいぶ違っていて、あれは井上さんで良かったと思いました。
それに守兄さんは、後でも出てくるし・・・。(笑)
太一郎さんは、TVの「バットマン」の頃から拝見していました。あとはラジオ(男たち・・・の他にFM東京などにもご出演でした。)、そして最近またモンティの東京12版を拝見出来て、本当に嬉しく思っていた所でした。
心よりご冥福をお祈り致します。
***
この第1話に出てくる名セリフの数々は、後で「未来放浪ガルディーン」のドラマCDで、パロディとなって登場しています。
「ガルディーン」はヤマト・パロディの最高峰です!
ヤマト・ファンで未聴の方は、ぜひお聞き下さい。(笑)
ヤマトからは、納谷悟朗、富山敬、青野武、神谷明各氏、(鈴置さんも数えていいですか??ヤマト3の太田)が参加しています。