「鉄腕アトム」
第71話 「地球最後の日の巻」 1964年5月16日放送 一部カラー
役名:ボム博士、アナウンサーの声、出動指令の声
<キャスト> (怪しい聴き取りで済みません。)
アトム:清水マリ
お茶の水博士:勝田久
べム:太田淑子 菅谷政子(2009年9月19日追加)
ボム博士、アナウンサーの声、出動指令の声:納谷悟朗
ケーキ屋、グム博士:梶哲也?
ケーキ屋のマスター、ビム博士:富田耕生
ウラン:水垣洋子(2009年9月19日追加)
***
地球にアステロイドが落下してきた。
落下地点には、冷蔵庫と真っ白い髪の男の子がいた。
「とうとう地球へ来たぞ」と言う少年。
大きな冷蔵庫を担いで歩く少年を、街の人達が不思議そうに見つめていた。
ケーキ屋さんを見かけた少年は、そこで働かせて欲しいと言うが、ケーキ職人はふざけるな、と答えた。
が、マスターは腕を試してみようと考え、何か作ってみるように指示した。
冷蔵庫からパワーが発せられ、あっという間に見事なケーキを作った少年は、その店に雇われた。(富田さん、お若いです!!笑)
白い大きな冷蔵庫を持った子供を捜している、と訪ね歩く紳士三人。
山高帽にマント姿、ステッキを持った紳士達、長身のリーダー格が悟朗さんです。(笑)
ケーキ屋のマスターは、折角雇った腕の良い少年を手放すつもりはなく、そんな子供は知らないと答えた。
が、少年がマスターに気に入られているのが気に食わない職人は、紳士に少年の事を話すのだった。
「とうとう会えたな、べム。」と紳士。
べムは逃げた。「すばしっこい奴だ。」と紳士達が追いかけて来た。
べムも、彼らも、髪の毛が羽根の様になって飛べるのだ。
紳士達は、巨大な磁石で、べムを捕らえようとした。
べムは、そこへやって来たアトムに助けられる。
アトムが自分はロボットだと言うと、べムもニコロ星から逃げてきたロボットだと答えた。
実は、べムは星の一つや二つ吹き飛ばす事が出来る、超高性能爆弾なのだ。
べムの体内には、べムが持っている冷蔵庫爆弾を爆発させる機械が入っているのだ。
折角生まれてきたのに、爆発しなければならない・・・べムは、それが嫌で逃げて来たのだと言う。ニコロ星では戦争が始まりそうなのだ。
アトムはお茶の水博士にべムの事を話して、助けてもらおうと考える。
べムは誰にも話さないで欲しいと言うが、アトムは博士は大丈夫と言って、飛んで行った。
お茶の水博士とアトムが、べムに会いに行く途中、紳士達が現れた。
彼らは、べムを作った科学者で、べムは研究中の爆弾であり、返してもらわないと困ると説明する。そして、べムを戦争には絶対に使わないと、お茶の水博士に誓うのだった。
アトムは辞めて欲しいと頼むが、二コロ星人達の言い分は正しいと、お茶に水博士は、彼らをべムの元へ連れて行く。
べムは、二コロ星の博士達に自分を引き渡したアトムを恨んだ。
お茶の水博士は、博士達、べム、冷蔵庫を二コロ星の円盤の所まで送って行った。
ボム博士は、これから最後の実験をすると言う。
べムの爆弾を星にぶつけて爆発力を試すのだ。
お茶の水博士が「どの星でやるんじゃ?」と問うと、あの星です、と指差したのは太陽だった。仰天するお茶の水博士。
「アトム、大変じゃ!」と叫ぶお茶の水博士の声を聞いたアトムは、二コロ星人の宇宙船を追いかけ、べムを助け出したが、べムは自分の事はほっといてくれと去って行った。
一方地上には、ボム博士のメッセージカプセルが落ちてきた。
ボム博士は、地球人の為に大損害を被った、「あと30日のちに、地球を木っ端微塵に砕いてやるぞ。あと30日のちに、地球最後の日が来るのだ。」と、宣告した。
悟朗さん、力強い演技です!!!
(つまり、「人類滅亡の日まであと30日」なんですね? ←懲りずにヤマト・ネタ。爆)
宇宙の彼方から、赤い星が近づいて来た。
アトムが「段々大きく見えてくるんだ。」と言うと、「地球にぶつかるのかな?」と、すごい内容ですが、ウランちゃん、無邪気でとっても可愛いです。(笑)
お茶の水博士は、巨大な天体望遠鏡で赤い星を観測し、それが20日ほどで地球にぶつかる事を確認する。ボム博士の言葉は本当だったのだ。
各地に旋風が発生し、ロボットに出動命令が出た。(出動命令の声も素敵です。笑)
出動したアトムは、べムを見つけた。
べムは、地球を救うには、あの赤い星を爆破する事だ。そして、あれが壊せるのは、この爆弾だけだ、と言う。
これが欲しくないか?と問われ、アトムは「欲しいよ。」と答えた。
僕は爆発するのが嫌で逃げてきたのに、爆発しろと言うのか?と問い詰められて、アトムはうな垂れてしまった。
君とその冷蔵庫をお茶の水博士に見せてくれ。博士なら、同じ爆弾を作れるはずだとアトムは言うが、べムは地球では意地悪ばかりされたと、断った。
腕づくでも連れて行く、と言うアトムとべムが、対決する。
べムの電磁波は強大だった。
「僕が憎いなら壊して、べム。そして地球を助けてくれ!」と叫ぶと、アトムは力尽きた。
べムはアトムを科学省の前に置いて行った。
***
その2に続く
第71話 「地球最後の日の巻」 1964年5月16日放送 一部カラー
役名:ボム博士、アナウンサーの声、出動指令の声
<キャスト> (怪しい聴き取りで済みません。)
アトム:清水マリ
お茶の水博士:勝田久
べム:太田淑子 菅谷政子(2009年9月19日追加)
ボム博士、アナウンサーの声、出動指令の声:納谷悟朗
ケーキ屋、グム博士:梶哲也?
ケーキ屋のマスター、ビム博士:富田耕生
ウラン:水垣洋子(2009年9月19日追加)
***
地球にアステロイドが落下してきた。
落下地点には、冷蔵庫と真っ白い髪の男の子がいた。
「とうとう地球へ来たぞ」と言う少年。
大きな冷蔵庫を担いで歩く少年を、街の人達が不思議そうに見つめていた。
ケーキ屋さんを見かけた少年は、そこで働かせて欲しいと言うが、ケーキ職人はふざけるな、と答えた。
が、マスターは腕を試してみようと考え、何か作ってみるように指示した。
冷蔵庫からパワーが発せられ、あっという間に見事なケーキを作った少年は、その店に雇われた。(富田さん、お若いです!!笑)
白い大きな冷蔵庫を持った子供を捜している、と訪ね歩く紳士三人。
山高帽にマント姿、ステッキを持った紳士達、長身のリーダー格が悟朗さんです。(笑)
ケーキ屋のマスターは、折角雇った腕の良い少年を手放すつもりはなく、そんな子供は知らないと答えた。
が、少年がマスターに気に入られているのが気に食わない職人は、紳士に少年の事を話すのだった。
「とうとう会えたな、べム。」と紳士。
べムは逃げた。「すばしっこい奴だ。」と紳士達が追いかけて来た。
べムも、彼らも、髪の毛が羽根の様になって飛べるのだ。
紳士達は、巨大な磁石で、べムを捕らえようとした。
べムは、そこへやって来たアトムに助けられる。
アトムが自分はロボットだと言うと、べムもニコロ星から逃げてきたロボットだと答えた。
実は、べムは星の一つや二つ吹き飛ばす事が出来る、超高性能爆弾なのだ。
べムの体内には、べムが持っている冷蔵庫爆弾を爆発させる機械が入っているのだ。
折角生まれてきたのに、爆発しなければならない・・・べムは、それが嫌で逃げて来たのだと言う。ニコロ星では戦争が始まりそうなのだ。
アトムはお茶の水博士にべムの事を話して、助けてもらおうと考える。
べムは誰にも話さないで欲しいと言うが、アトムは博士は大丈夫と言って、飛んで行った。
お茶の水博士とアトムが、べムに会いに行く途中、紳士達が現れた。
彼らは、べムを作った科学者で、べムは研究中の爆弾であり、返してもらわないと困ると説明する。そして、べムを戦争には絶対に使わないと、お茶の水博士に誓うのだった。
アトムは辞めて欲しいと頼むが、二コロ星人達の言い分は正しいと、お茶に水博士は、彼らをべムの元へ連れて行く。
べムは、二コロ星の博士達に自分を引き渡したアトムを恨んだ。
お茶の水博士は、博士達、べム、冷蔵庫を二コロ星の円盤の所まで送って行った。
ボム博士は、これから最後の実験をすると言う。
べムの爆弾を星にぶつけて爆発力を試すのだ。
お茶の水博士が「どの星でやるんじゃ?」と問うと、あの星です、と指差したのは太陽だった。仰天するお茶の水博士。
「アトム、大変じゃ!」と叫ぶお茶の水博士の声を聞いたアトムは、二コロ星人の宇宙船を追いかけ、べムを助け出したが、べムは自分の事はほっといてくれと去って行った。
一方地上には、ボム博士のメッセージカプセルが落ちてきた。
ボム博士は、地球人の為に大損害を被った、「あと30日のちに、地球を木っ端微塵に砕いてやるぞ。あと30日のちに、地球最後の日が来るのだ。」と、宣告した。
悟朗さん、力強い演技です!!!
(つまり、「人類滅亡の日まであと30日」なんですね? ←懲りずにヤマト・ネタ。爆)
宇宙の彼方から、赤い星が近づいて来た。
アトムが「段々大きく見えてくるんだ。」と言うと、「地球にぶつかるのかな?」と、すごい内容ですが、ウランちゃん、無邪気でとっても可愛いです。(笑)
お茶の水博士は、巨大な天体望遠鏡で赤い星を観測し、それが20日ほどで地球にぶつかる事を確認する。ボム博士の言葉は本当だったのだ。
各地に旋風が発生し、ロボットに出動命令が出た。(出動命令の声も素敵です。笑)
出動したアトムは、べムを見つけた。
べムは、地球を救うには、あの赤い星を爆破する事だ。そして、あれが壊せるのは、この爆弾だけだ、と言う。
これが欲しくないか?と問われ、アトムは「欲しいよ。」と答えた。
僕は爆発するのが嫌で逃げてきたのに、爆発しろと言うのか?と問い詰められて、アトムはうな垂れてしまった。
君とその冷蔵庫をお茶の水博士に見せてくれ。博士なら、同じ爆弾を作れるはずだとアトムは言うが、べムは地球では意地悪ばかりされたと、断った。
腕づくでも連れて行く、と言うアトムとべムが、対決する。
べムの電磁波は強大だった。
「僕が憎いなら壊して、べム。そして地球を助けてくれ!」と叫ぶと、アトムは力尽きた。
べムはアトムを科学省の前に置いて行った。
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その2に続く