自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

キャシャーン 19話「恐怖のピエロボット」 その2

2006-02-04 | アニメ
続きです。その1よりお読み下さい。

***

アンドロ軍団の本拠地で、バラシンがブライキングボスに、「キャシャーンは死んだ」と話しているのを耳にしたスワニー。
スワニーは驚愕して、外へ飛び出して行く。

『キャシャーンの死を知らされたスワニーは、ブライキングボスに抵抗して、アンドロ軍団の基地を離れた。だが、キャシャーンはピエロボットを全滅させる為、この森に潜み、ピエロボットの製造工場を探していたのである。』

キャシャーンは、森に潜んでいた。ホッとする、みどり。
そしてそこで、キャシャーンからピエロボットの製造工場の場所と製造データが何処に隠されているかを探る様、頼まれる。

ルイ大統領は家族の写真に、降伏すべきか戦うべきなのか問いかけるが、そんな時、家族の住む町がピエロボットに破壊された事を知る。
悲しみに打ちのめされ、怒りに燃えるルイ大統領だが、個人的な感情で国の運命を左右する訳には行かない・・・と、指導者としてどうすればいいのか、悩み続けるのだった。

『監視ロボットの目を逃れ、ようやくロボット製造工場のコントロール室に入り込んだスワニーであったが、モニターテレビでは、目指すピエロボットの製造工場を探し出す所までは、行かなかった。』

そこへブライキングボスとアクボーンが現れ、V地点に工場があると話しているのを盗み聴いたスワニーは、キャシャーンの元へ知らせに行く。
しかし、昼間だった為、みどりが直接伝える事が出来なかった。(注)
スワニーはくちばしで「V」と地面に書き、製造工場がV地点にある事を示すのだった。

スワニーは傷ついていたが、ブライキングボスに怪しまれる前に、一生懸命アンドロ軍団の本拠地へ帰って行った。

『決断を迫られたルイ大統領の心は微妙に揺れ動いていた。もしこのまま戦いを続行すれば、犠牲者は増えるだろう。しかし敗北を認める訳にもいかない。』

ルイ大統領は、「降伏は絶対にしないで下さい」と言うキャシャーンの言葉を思い出すが、これ以上の犠牲者は出せないと、ついに降伏を決意する。
そして、兵士達に自分の決断を告げようをした時、キャシャーンからピエロボットの製造工場がV地点にある事を聞かされる。

それでは、ここで、家弓さんのセリフを1つ!(笑)
「わが国防軍は、アンドロ軍団に総攻撃をかける。全軍ただちに出動せよ!」

ルイ大統領は、V地点に総攻撃をかけるが、工場はビクともせず、キャシャーンは最後の切り札、超破壊光線を使用し、見事に工場を破壊するのだった。

『ピエロボット製造工場は破壊された。だがこれで人間が勝利を得た訳ではない。
アンドロ軍団の攻撃は、降り続く雨の様にいつまでも続くのだ。
切り札の超破壊光線を使ったキャシャーンは、エネルギーをほとんど使い果たしてしまった。そんなキャシャーンに無常の雨が降り注いでいた。
新造人間である事を隠し、あくなき戦いに挑む不死身の男、キャシャーン。
あしたになれば、また東の空に太陽が輝くだろう。
立てキャシャーン。キャシャーンがやらねば誰がやる。』

***

最初と最後だけでなく、途中もかなりナレーションが入り、拝見していて満足でした!
そしてキメの「キャシャーンがやらねば誰がやる」もしっかり聞かせて頂きました!!
やっぱりカッコイイですね!!!(笑)

(注)東博士の妻で、キャシャーンの母、東みどりは、白鳥ロボット、スワニーの中に封じ込められているが(どうやってそういう事が出来たのか・・・とか、私に聞いても分かりませんヨ。爆)月(満月のみ?)の光を浴びている時だけ、みどりの姿が投影されて、キャシャーンはお母さんに会えると言う設定です。(分かりきった事をスミマセン。ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので、一応書きました。)

資料:The King of Subculture 様

原作:吉田竜夫
竜の子プロ


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