自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

朱鷺色怪魔 その1

2006-10-18 | OVA
朱鷺色怪魔 (ときいろかいま) OVA (1989年~1990年)
役名:怪魔族長 (第三巻、第四巻)

全4巻のOVAです。(1話、約20分)
竜神の弟、雷(いかずち)雷太と人間の母を持つ雷(らい)と鳴(めい)。
そして雷と怪魔、あやかを母に持つ真里(まさと)。
竜神の家系の運命の親子が、人間界を支配しようとする怪魔族と対決する。

*家系図としては「雷太(富山敬)→ 雷(山寺宏一)→ 真里(関俊彦)」です。

悟朗さんは、第三巻、第四巻にご出演です。
御得意の「何とかの長(おさ)」役。(笑)

第一巻「闇の血族編」

キャスト(一部聴き取り)
雷(いかずち)雷:山寺宏一
雷鳴:荘真由美
月村蛍(けい):水島裕
雷祥絵(雷と鳴の母):藤田淑子
雷雷太(雷と鳴の父):富山敬
竜神:中田浩二
怪魔:沢りつお、山下啓介

高校生の雷と鳴。
雷はある日、怪魔に襲われる。妹の鳴はそれを感じる事が出来るのだった。
苦戦する雷だが、強い妖力を持つ雷は怪魔を打ち取った。
力尽きる彼の前に現れる、今は亡き父、雷太。
雷太は雷に竜玉(りゅうぎょく)を持って山へ行けと言う。
「あれは私自身だ。雷と鳴の妖力を玉に封じて兄者へ返す。」
これは死後一度だけ使える、雷太の神通力だった。「お前達の為なら本望だよ」と、
とても優しい微笑でした。富山さん、とてもお優しい感じでした。

雷が屋上に立つと、輝く白竜が現れ天に消えた。
母はあれが父さんだと言う。竜は母の持つ竜玉を受け取ると山へ向かった。

森には怪魔たちが待ち受けていたが、雷の妖力が強く、全く敵わぬ相手と消え去った。
湖に着いた雷は、そこで父の兄、竜王に見まえる。
中田氏、力強いです。
弟は下等な人間の女と一緒になった。雷も父と同罪だと言う。
竜神は、人間の血が入った雷をどうしても許せないのだ。
雷は竜神と対決し、妖力を封じ込めた竜玉を、竜王の口めがけて投げ込んだ。

翌朝。静かな朝だった。
竜王は雷に、お前は人間が忘れてしまった何かをもたらす為に、我が身より抜け出した分身なのかもしれない。私は一族と共に再び眠りに就く・・・と静かに湖水へ沈んでいった。

第二巻「妖華の罠編」

キャスト
雷雷:山寺宏一
雷鳴:荘真由美
月村蛍:水島裕
雷祥絵:藤田淑子
貝間あやか:勝生真沙子
怪魔:峰恵研、山下啓介、仁内達之
友人:石黒文也、溝口敦

あやか先生と恋に落ちる雷。
二人は愛を交わすが、あやかは実は人間ではなく怪魔なのだ。
二人の時を過ごした後、あやかは雷を殺そうとするが、雷が昔、先生と会った事があるような気がする・・・とふともらした一言に、あやかは躊躇した。

あやかの前に現れる怪魔達。
どうして雷を殺さなかったのか?と詰め寄るが、あやかは、始末は私が着けると断言するのだった。
怪魔の中に、仁内氏が・・・。(爆)
魑魅魍魎の役なんて、楽しすぎです!(笑)

翌日学校へ行くと、雷と鳴以外の生徒の記憶から、あやか先生は消え去っていた。
雷があやかを訪ねようとすると、あやかのマンションさえも消えているのだった。
(怪談?としては、超スタンダードですネ。笑)

犬の散歩をする月村蛍(水島氏)。そこに怪魔が現れる。
怪魔に操られた月村は、雷に襲い掛かった。
怪魔は、妖魔(竜神の一族の事らしいです。)の血を引く者の肉を食らわば、この世を牛耳る力を与えられると言う。
が、そこにあやかが現れ、とどめは私が刺すと言う。

雷の危機を感じる鳴。鳴にも強い妖力があるのだ。
鳴とあやかが対決する時、雷が真ん中に立ちはだかった。
二人の妖力をまともに受けた彼は力尽きるが、雷を愛したあやかは、己の姿をさらけ出し、銀の大蛇となって、雷の傷を癒すのだった。
あやかは雷を助けると、去って行った。

あやかは雷の子供を産み落とす。

***

その2に続く


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