自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

孔雀王2 幻影城 その1

2005-10-22 | アニメ
孔雀王2 幻影城 (1989年7月1日)劇場 ポニー・キャニオン 54分
役名:慈空(じくう)

「孔雀王」の2作目です。これは劇場公開された作品。
全作と同じく慈空を担当されましたが、前回に比べて出番が少ないのが残念でした。
それから絵が前回とは雰囲気が異なっており、「鬼還祭」では、慈空はどちらかと言うと上品そう(?)な僧でしたが、この作品では、もっと食えない奴と言う印象でした。
(あくまで個人的な意見です。笑)

*このアニメの設定を詳しく知りません。その点ご理解の上でお読み下さい。
(原作等を読んだ事はありません。)

キャスト
孔雀:関俊彦
アシュラ:安藤ありさ
王仁丸(おにまる):玄田哲章(石丸氏に代わり、玄田氏が担当)
慈空:納谷悟朗
池田初子/森蘭丸:川村万梨阿
日光:神谷明
月読(つくよみ):富永みーな
黄海峰:井上和彦
信長:大塚周夫
オルガンティーノ:納谷六朗

ストーリー的には、以前に書いた「GS美神 極楽大作戦」と同様の、信長復活の話です。(詳しくは日誌内の検索でご覧下さい。)
「GS美神」の方はコメディ・タッチでしたが、こちらはシリアスです。
悟朗さんはモチロン信長ではなくて、慈空役。こちらの信長は大塚周夫氏が担当されています。

教授と池田初子らは、信長にまつわる品を琵琶湖から引き揚げていた。
箱の中には、織田の家紋が入った品物が・・・。
初子は、それらが信長研究にとって非常に貴重な資料と思っていたが、教授はいつの間にか王仁丸と取引しており、その品(箱2つ)を王仁丸に渡そうとする。
憤る初子だったが、そこへ突然八天使が6人推参!
そのリーダー格、オルガンティーノが六朗氏です。
「それを返して頂こう」と攻撃。
ほとんど全滅ですが、王仁丸の術で、王仁丸と初子は何とか助かる。
但し引き揚げた2つの箱のうち、一つはオルガンティーノ達の手に渡ってしまった。

一方裏高野では、日光と妹の月読が降る星を見て、信長の復活を悟る。
そこで信長の鎮魂祭を行うが、孔雀はそれには参加せず、他の墓の供養をしていた。

鎮魂祭の真っ只中、いきなり信長復活!(大塚氏が「下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり・・・」と謡いながら登場です。)
その際、慈空がすごい跳躍力で飛び退いたのを観て、やはり阿闍梨は只者では無い!とちょっと思えました。(笑)
日光はここで信長の相手をしようと進み出るが、慈空は信長が差している刀を一目見て、日光を制止する。(注1)
信長は「死にたくば安土城へ来い」と言って消えました。
日光がどうして止めたのだ?と慈空に問うと、信長の差していた剣は、天承九年に高野聖千人切りに使われたと言う「退魔剣」(注2)。あの刀の前では、たとえ日光様と言えども勝ち目はありませんと答えるのだった。

日光は、鎮魂祭に参加しなかった孔雀を責めるが、月読が、今必要なのは、一切の魔物を闇に返すと言う裏高野の使命を全うする事であり、信長を倒す事なのだと、兄の日光に進言する。
日光は、琵琶湖にある安土城跡へ行き、五倫坊(注3)が守る墓から十字架を持て。それは本能寺で信長を倒した炎の剣であり、それで信長を倒し、安土城を復活させようとしている信長の目的を阻止せよ、と孔雀に命令するのだった。

悟朗さん、神谷氏、富永氏の出番はココまで。(所要時間約10分 爆)
慈空にもう少し活躍して欲しかったし、神谷氏もあれだけなんて・・・誠にもったいないキャラの無駄遣いでした。(笑)

これらのシーンで、一つ分かったのは(??)、慈空の位がかなり高いと言う事です。
鎮魂祭の時は、並み居る僧達の最前列で、日光が中央、そして慈空はその右隣に居ました。
また日光が孔雀に命令するシーンでは、大広間の上座に日光と月読が座し、その左側に少し下がって慈空が控えていました。大広間には沢山の僧がおり、外にも僧があふれていました。
袈裟の色も他の僧たちとは違っていて、やはり慈空は阿闍梨だけの事はある様です。
参考に資料を拝見させて頂いた、アニメ・ゲーム・特撮・必殺技辞典様によると、慈空も術を使った事がある様です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 御教示頂いた物をいろいろアップ | トップ | 孔雀王2 幻影城 その2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アニメ」カテゴリの最新記事