大和神社 「御弓始祭」 ~魔払いの矢

1月4日、天理市の大和(おおやまと)神社で天下太平や五穀豊穣を祈る新春恒例の「御弓始祭(おゆみはじめさい)」が催された。
大和神社は平安初期までに、天照大神を祀る伊勢神宮に次ぐ広大な社領を得、朝廷の崇敬を受けて隆盛したが平安京への遷都や藤原氏の隆盛などにより衰微していった。
しかし、古式ゆかしく受け継がれる伝統行事に歴史の重みを感じて感慨深い。
小笠原流の古式通りに鏑矢(かぶらや)を放つ「蟇目(ひきめ)の儀」が儀式の始まりを告げる。
矢の先端に付けられた鏑(かぶら)の形がひき蛙の目に似ているところから蟇目といわれ、風を切り、「ヒュー」と音を出すことから魔払い、悪除けがあると伝えられている。

天理南中学弓道部、奈良県弓道連盟の会員も加わり小笠原流弓術の作法の弓術を披露した。


「百々手式(ももてしき)」には鎌倉時代の色とりどりの装束に身を包んだ射手10人が登場。
前弓、後弓の2組に分かれ、小笠原流の古式にのっとって次々と矢を放った。





日本人より日本人らしい外人さんに、よく出逢うようになった。


時代行列を見ているようだ。


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1月4日、天理市の大和(おおやまと)神社で天下太平や五穀豊穣を祈る新春恒例の「御弓始祭(おゆみはじめさい)」が催された。

大和神社は平安初期までに、天照大神を祀る伊勢神宮に次ぐ広大な社領を得、朝廷の崇敬を受けて隆盛したが平安京への遷都や藤原氏の隆盛などにより衰微していった。
しかし、古式ゆかしく受け継がれる伝統行事に歴史の重みを感じて感慨深い。
小笠原流の古式通りに鏑矢(かぶらや)を放つ「蟇目(ひきめ)の儀」が儀式の始まりを告げる。
矢の先端に付けられた鏑(かぶら)の形がひき蛙の目に似ているところから蟇目といわれ、風を切り、「ヒュー」と音を出すことから魔払い、悪除けがあると伝えられている。


天理南中学弓道部、奈良県弓道連盟の会員も加わり小笠原流弓術の作法の弓術を披露した。


「百々手式(ももてしき)」には鎌倉時代の色とりどりの装束に身を包んだ射手10人が登場。
前弓、後弓の2組に分かれ、小笠原流の古式にのっとって次々と矢を放った。





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