ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

舟木一夫『ワンダフル・ボーイ』

2023年09月06日 | 舟木一夫

『その人は昔』と『君に幸福を~センチメンタル・ボーイ』の2作品が、ついにDVD化されました。実はもう1作気になっている作品があります。

テレビドラマ『泥棒育ちドロボーイ』です。

この作品はNTVで1968年10月3日~1968年12月26日まで、全13回で放映されました。(『テレビドラマデータベース』)

1968年は私は東京での学生時代で、テレビのない生活でした。当然この作品もまったく記憶にありません。

その後ドラマに関連するLPアルバムを入手したので、テレビドラマの存在も知りました。

日本コロンビア ALS-5087 1969年2月1日 ¥1,800

テレビドラマの主題歌「ワンダフル・ボーイ」、挿入歌「恋だけが」に新曲を加えてコンセプト・アルバムを作ったんですね。

2010年のブログで

コロンビアさんには、ぜひ今度はオリジナルアルバムのコレクション全集を出して欲しいですね。CD化してもらいたいアルバムは『ワンダフル・ボーイ』や『宵待草 竹久夢二の郷愁』などたくさんあります。また、『その人は昔』のCDは現在入手が難しくなっていますから、これもぜひ入れて欲しいです。

そして、できれば内藤洋子さんの「白馬のルンナ」「雨の日には」が聴けるサウンドトラック盤を新たに作成し、これも収録して欲しいですね。

と書きましたが、なんと『ワンダフル・ボーイ』はCD化されていました。

舟木一夫さんの『その人は昔』のDVD化以降、いろいろ検索している内に発見しました。驚いてさっそく購入しました。

日本コロンビア TWCP-81 2014年9月3日 ¥2,000

2014年には発売されていたんですね。

更に、まさかCD化はされないだろと思っていた『宵待草 竹久夢二の郷愁』もCD化されていました。次回に続きます。

 

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舟木一夫・内藤洋子『君に幸福を』

2023年08月27日 | 舟木一夫

『その人は昔』と併せて、『君に幸福を~センチメンタル・ボーイ』のDVDも発売になりました。舟木一夫さん、内藤洋子さん共演の2作目です。

シナリオは『その人は昔』と同じ松山善三で、監督は丸山誠治。1967年12月26日の封切りでした。『その人は昔』の公開が1967年7月1日なので、短期間での製作なんですね。

1967年(昭和42年)封切りの主演映画を見ると、1月3日「北国の旅情」、4月20日「一心太助江戸っ子祭り」、7月1日「その人は昔」、9月23日「夕笛」、12月26日「君に幸福を センチメンタル・ボーイ」と続いています。このほかに10月10日「銭形平次」に特別出演、11月3日「君は恋人」に友情出演と、すさまじいですね。(『舟木一夫大全集 陽射し・旅人』別冊解説書~出演映画一覧)

ビデオテープの発売も『その人は昔』と同時だったし、銀座シネパトスでの上映も2作品いっしょに観ました。

『君に幸福を~センチメンタル・ボーイ』は、予告編で「青春明朗大作」と謳っているように、気楽に楽しめる作品です。舟木一夫さんの歌と内藤洋子さんのかわいらしさを堪能する映画だと思っています。

舟木一夫さんの歌は4曲。「センチメンタル・ボーイ」はシングルレコードになっています。

昭和42年11月 日本コロンビア SAS-997

映画公開前の発売なんですね。

4曲全部を収録したコンパクト盤も発売されました。

昭和42年11月 日本コロンビア SAS-997

「センチメンタル・ボーイ」は『A面コレクション』の3巻に収録されています。

残りの3曲は『B面コレクション』の3巻でCD化されました。

この3巻には『その人は昔』から、「じっとしてると恋しい」、「今度の日曜日」も収録されています。

なお、映画では「聖夜」を歌うシーンもあります。歌詞が違うなと思い調べてみると、聞き慣れた1番ではなく、2番と3番を歌っていました。

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『その人は昔』DVD発売

2023年08月21日 | 舟木一夫

ついに『その人は昔』のDVDが発売になりました。

『その人は昔』のオリジナルはLPレコードで、1966年(昭和41年)11月の発売でした。

アルバム『こころのステレオ その人は昔-東京の空の下で』 第21回芸術祭参加作品 ALS-5035 日本コロンビア 作・松山善三 音楽・船村徹 歌唱・舟木一夫

このアルバム『その人は昔』は30ページの写真と詩で構成された物語で、その詩を舟木一夫さんの歌で綴っていきます。

映画『その人は昔』は、翌年の昭和42年(1967年)7月1日の封切りです。共演が内藤洋子さんであることを知った時は、何となくレコードのイメージと違うという感じでしたが、映画館で『その人は昔』を見終わった時は、すっかり内藤洋子さんの虜になっていました。

映画の封切りにあわせ、2枚のシングルレコードが発売されました。
舟木一夫さんの歌う主題歌「心こめて愛する人へ/じっとしてると恋しい」と内藤洋子さんの歌う挿入歌「白馬のルンナ/雨の日には」です。

 
 

映画の中で「雨の日には」を歌う内藤洋子さんの姿は忘れられません。ピンクのパラソルを持って病院の屋上でこの歌を歌う内藤洋子さん。風になびく黒髪と真っ白な包帯、それにピンクのパラソルが一つに溶け合って、記憶に焼き付いています。このシーンをもう一度観たいと、長い間願っていました。

昭和57年頃からでしょうか、「廃盤ブーム」がありました。「真夏の出来事」などとともに内藤洋子さんの「白馬のルンナ」もその中心となりました。そこからシングルレコードの復刻盤が各社から発売されました。

コロンビアからはシングル3枚組で発売されました。内藤洋子さんの「白馬のルンナ」、酒井和歌子/江夏圭介さんの「大都会の恋人たち」が入っていました。そして、もう一枚のシングルレコード。

内藤洋子・舟木一夫「恋のホロッポ/今度の日曜日」です。復刻盤?このレコードはまったく記憶にありません。当時もいろいろ調べたのですがわかりませんでした。レコード番号からみても、この時が初めての発売だったのですね。とんでもない掘り出し物でした。この発売は本当にうれしかったです。

昭和63年(1988年)にはアルバム「その人は昔」がCD化されました。写真は掲載されず歌詞だけですが、それでもCD化は大歓迎でした。

そして平成9年(1997年)3月30日、ビデオ『その人は昔』が発売になりました。飛び上がって喜び、秋葉原まで買いに行ったのを覚えています。

このビデオによって、懐かしいシーンも観ることができるようになりました。昔映画館で観た時とは少し印象の違う場面もありました。特に「雨の日には」を歌うシーンはビデオでは少し物足りない感じでした。

それからまた月日が流れ、平成22年(2010年)11月27日の土曜日、43年ぶりに映画館で『その人は昔』を観ることができました。もう観ることはできないと思っていたので、本当にうれしかったです。

銀座シネパトスで上映された『その人は昔』です。11月20日(土)から28日(日)までの上映で、2本立て上映です。『その人は昔』は毎日上映、併映は『いつか来るさよなら』『絶唱』『君に幸福を~センチメンタルボーイ』でした。

27日は『君に幸福を~センチメンタルボーイ』でしたので、一番見たかった組み合わせです。両作品とも、舟木一夫さんと内藤洋子さんの共演です。ビデオは購入したのですが、もう一度映画館で観られるとは思ってもみませんでした。

長い年月の中で、想いだけが膨らみすぎたのかとも考えていたのですが、上映を観て昔と同じ感動を味わいました。

DVDの発売により、繰り返し『その人は昔』を楽しむことが出来ます。またこれを機会に映画館でも上映されるとうれしいですね。

 

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内藤洋子のDVDを購入

2023年02月16日 | 舟木一夫

内藤洋子さんのDVDを見つけて入手しました。相当に安価だったので、迷わずに購入しました。『あこがれ』と『伊豆の踊子』の2枚です。

私が内藤洋子さんのファンになったのは、映画『その人は昔』からです。舟木一夫さんのファンであり、レコードも集めていたので、最初はレコードの『その人は昔』でした。昭和41年(1966年)11月の発売です。

アルバム『こころのステレオ その人は昔-東京の空の下で』 第21回芸術祭参加作品 ALS-5035 日本コロンビア 作・松山善三 音楽・船村徹 歌唱・舟木一夫

映画『その人は昔』は、翌年の昭和42年(1967年)7月1日の封切りです。共演が内藤洋子さんであることを知った時は、何となくレコードのイメージと違うという感じでしたが、映画館で『その人は昔』を見終わった時は、すっかり内藤洋子さんの虜になっていました。

映画の封切りにあわせ、2枚のシングルレコードが発売されました。
舟木一夫さんの歌う主題歌「心こめて愛する人へ/じっとしてると恋しい」と内藤洋子さんの歌う挿入歌「白馬のルンナ/雨の日には」です。

 
 

この時以降、内藤洋子さんのレコードも合わせて収集するようになりました。「白馬のルンナ/雨の日には」はシングルCDにもなっています。

コロンビアのカラー・ポートレコードの「白馬のルンナ」です。これはリアルタイムで購入したものではなく、後でオークションで購入しました。   

挿入歌「恋のホロッポ/今度の日曜日」です。

そして平成9年(1997年)3月30日、ビデオ『その人は昔』が発売になりました。飛び上がって喜び、『君に幸福を~センチメンタルボーイ』と2本を秋葉原まで買いに行ったのを覚えています。

内藤洋子さんのその他の音源には、詩の朗読があります。

寺山修司の詩5編の朗読が収録されています。

『東宝レコード女優編』にも4編の詩の朗読が収録されています。

2枚のシングルレコードがあったんですね。

この4編を含む12編がアルバム『洋子』に収録されています。

『その人は昔』と『君に幸福を~センチメンタルボーイ』もDVD化していただきたいですね。

 

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舟木一夫『その人は昔』

2016年04月01日 | 舟木一夫

舟木一夫さんのアルバム『その人は昔』がCD化されました。


日本コロンビア COCP-39433 2016.2.17

このアルバムがCD化されるのは、これが2回目です。


日本コロンビア 28CA2684 1988.11.21

1988年(昭和63年)発売のこのCDは長らく廃盤となっていましたから、うれしい再発ですね。

「現在、作曲家:船村徹氏の楽曲を中心に構成した「シアターコンサート」を始め、船村色の強いステージ構成を行っていることもあり、ここでは船村徹氏が全楽曲を作曲したアルバムを2タイトル復刻します。」ということです。

オリジナルはLPレコードで、1966年(昭和41年)11月の発売でした。


アルバム『こころのステレオ その人は昔-東京の空の下で』 第21回芸術祭参加作品 ALS-5035 日本コロンビア 作・松山善三 音楽・船村徹 歌唱・舟木一夫

このアルバム『その人は昔』は30ページの写真と詩で構成された物語で、その詩を舟木一夫さんの歌で綴っていきます。

1988年発売のCDでは、この写真は省略されていました。

今回の再発CDは、「本作品はアルバムALS-5035に使用されたものを出来る限りそのまま復刻、転載しています。」とのことです。


CDサイズなので、小さいのは仕方ありません。それでもきちんと復刻していただいたことに感謝します。

CDのレーベル面も凝っています。



また今回、「舟木一夫が唄う船村徹の世界」の作品として、『こころのステレオ《第二集》雪のものがたり』も発売になりました。


日本コロンビア COCP-39434 2016.2.17

こちらは初CD化ですね。すばらしいです。

この機会に映画『その人は昔』もDVD化されないでしょうか。期待しています。




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