ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

すきな歌コレクション:舟木一夫シングルB面

2013年11月17日 | 舟木一夫
中学3年生の時、初めて好きになった歌手が舟木一夫さんでした。購入するのはシングルレコードが中心でしたが、舟木さんを特集した『別冊近代映画』なども買っていましたから、相当熱中していたのだと思います。

その舟木一夫さんのシングルレコードのほとんどがMEG-CDに入りました。86枚のオリジナルシングルレコードがCD-R化されています。

この機会に舟木一夫さんの好きな曲、その中でもシングルレコードのB面曲を中心に集めてみました。

ごくまれにスナックなどに行くと、カラオケで歌うのは舟木一夫さんの歌です。B面曲は入っていないので、「北国の街」や「哀愁の夜」を歌います。もちろん「高校三年生」から始まるヒット曲は、言うまでもなく大好きです。

今はYouTubeにもたくさんアップしていただいており、画像付きの作品を楽しんでいますが、これに触発される形でコレクションも続けています。


   北国の街



   哀愁の夜

B面の曲については、6枚組の『B面コレクション 1963-2004』が発売されており、聴くことができます。


このコレクション以前にも、B面曲を集めたCDが発売になっています。


日本コロンビア COCA-13069 1995.12.1

こちらが付録で付いていた「サイン入り写真シール」です。トレーディングカードのような感じですね。



シングルレコード発売当時好きだったB面曲から3曲を選曲してみました。

「北国の街」のB面だった「はやぶさの歌」です。

   はやぶさの歌

「火消し若衆」B面の「木挽哀歌」です。ヒット曲とはだいぶ感じが違いますね。


   木挽哀歌

大ヒット曲「絶唱」B面の「雨の中に消えて」です。テレビドラマの主題歌でしたから、B面というよりは両A面といった感じでしょうか。


   雨の中に消えて

現在一番好きなB面曲を3曲選んでみました。

「アロハ・オエ」のB面の「少女」です。これは比較的レアなシングルですね。カップリング曲が「アロハ・オエ」のためか、今回のMEG-CDには入りませんでした。

しかし、「ジングル・ベル」は収録されているので、ぜひ「アロハ・オエ/少女」も追加発売していただきたいですね。


   少女

「夜霧のラブレター」、このシングルはA面の「たそがれの人」もいちばん好きな歌なので最強の1枚です。船木ファンには好きだという人が多いのではないでしょうか。MEG-CDでも絶対購入したい一枚です。


   夜霧のラブレター

最後の1曲、映画「その人は昔」から「じっとしてると恋しい」です。


   じっとしてると恋しい


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『舟木一夫ファンが開く展示会』行って来ました

2012年01月15日 | 舟木一夫
1月8日の日曜日、「祝デビュー50周年『舟木一夫ファンが古里・一宮市で開く展示会』」に行って来ました。

会場の一宮市木曽川資料館は、木曽川商工会の隣にあります。




資料館のパンフレットです。木曽川資料館主屋は旧木曽川町会議事堂で、大正13年建築、国登録有形文化財とのことです。通常は山内一豊の生涯などが展示されています。


展示会入口の看板

会場でいただいた展示会のチラシ

舟木一夫さんの略年譜と記帳台

入口では舟木一夫さん扮する銭形平次がお出迎えです。


壁にはずらりとシングルレコードやアルバムのジャケットが並べられています。



「その人は昔」のアルバムやビデオもあります。

映画のポスターもたくさん貼ってありました。

これは貴重な当時の地元の新聞記事です。


「わが校出身の歌手舟木一夫」の文集

昨年秋より『夕刊フジ』で連載の「歌い続けて50年 舟木一夫の青春賛歌」


正面には舟木さんの2枚の大きな写真と公演チラシで作った「50」の文字が。




ロケ地マップです。資料館のもともとあるマップをうまく活用しています。




新しいシングルレコードが出るのですね。また、一宮のご当地ソングのレコードもCDシングルになっています。


来館記念のポストカードです。舟木一夫さんのサインも入っています。


裏には今回の記念スタンプを押してきました。



展示会開催委員会の皆様、地元一宮のファンの皆様、素晴らしい展示会をありがとうございました。

ご当地ソング「しあわせの星二つ/織姫音頭」は平日なら市役所か隣の商工会で買えるとのことですが、今日は日曜日なので入手はあきらめて外に出ました。

隣の商工会の前で簡単な「市」が開かれています。舟木さんの歌が流れているので行ってみました。

シングルCD販売していました!訪問記念に購入です。


新曲「明日咲くつぼみに/浮世まかせ(2012年新録音)」も帰ってきてから注文して、届きました。


「明日咲くつぼみに」は作詞:永六輔、作曲:久米大作 三波春夫さんが平成9年に発売した曲のカバーです。
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一宮市の舟木一夫展示会

2012年01月08日 | 舟木一夫
舟木一夫さんの故郷、愛知県一宮市で開催されている展示会に行ってきます。今回は「舟木一夫芸能生活50周年を記念」する展示会とのことです。

平成22年4月の展示会も素晴らしかったので、今回も楽しみです。

今日、8日(日)に出発、展示会の後は東山スカイタワーと名古屋テレビ塔に行く予定です。

名古屋テレビ塔はアナログ放送の電波塔としての役割を終え、1月10日から4月25日までの間、リニューアル工事を行います。工事に入る前に行って来ます。本当は最終の9日(月)に行けたら良かったのですが、10日(火)に予定が入っているので、1日前にしました。

新しい記念メダルも発売されたようなので、これも入手したいですね。

8日は刈谷駅前のホテルに宿泊します。名古屋市内より大分安いので、こちらにしました。

9日(月)は豊橋市の「ポートインフォメーションセンター カモメリア」と、静岡市美術館の竹久夢二展を見る予定です。

最近購入した名古屋テレビ塔の本です。これを読みながら行って来ます。


名古屋タイムズの記事で構成されており、まるまる1冊「名古屋テレビ塔」への愛があふれています。

まだパラパラととばし読みをしただけですが、昭和32年11月7日の「花の四月には再び日本一に」「展望台を伸ばす 高さ94メートル 通天閣を三メートル追いぬく」など、興味深い記事でいっぱいです。

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好きな歌コレクション2 内藤洋子『雨の日には』

2010年12月28日 | 舟木一夫
内藤洋子さんの「雨の日には」、大好きな歌の一つです。「好きな歌コレクション」の第2回目として、この作品を取り上げました。最初に聴いたのは映画館のスクリーンに流れる歌声でした。
前回も書きましたが、病院でピンクのパラソルを回しながら歌うシーン、長い黒髪と屋上に干してある真っ白い布(細長いので包帯でしょうか)、それにパラソルのピンクが一体となって鮮やかに記憶に残っています。

シングルレコードが発売され、何度も聴きました。私は「白馬のルンナ」より「雨の日には」の方が好きでした。レコードのジャケットは、2枚折りダブルジャケット仕様です。

廃盤ブームの中で「白馬のルンナ/雨の日には」のシングルも再発されました。下のレコードジャケットは「雨の日には」をメインにしたジャケットです。

復刻盤のジャケットはオリジナルとデザインは同じですが、レコード番号が違っています。現在ではこちらの方が珍しいでしょうか。


昭和58年(1983年)5月 日本コロンビア AK-803
松山善三 作詩 船村徹 作曲

また、コロンビアのカラー・ポートレコードの「白馬のルンナ」もありました。これはリアルタイムで購入したものではなく、後でオークションで購入したものです。

   



そして平成9年(1997年)のビデオの発売。秋葉原まで買いに行き、『君に幸福を~センチメンタルボーイ』と2本を購入しました。

このビデオの音源をカセットテープに録音してサントラ盤を作ったり、舟木一夫さんのアルバム『その人は昔』と組み合わせて、内藤洋子さん出演のカセット『特別編集版 その人は昔』を作ったりもしていました。

最近になってYouTubeを知り、「雨の日には」も検索したのですが、ありませんでした。ところが昨年の7月頃でしょうか、いつものように検索をしていると、1件ヒットしました。急いで見てみると懐かしい「雨に日には」でした。レコードもビデオも持ってはいるのですが、やはりうれしいです。

YouTubeにアップしていただいている「雨の日には」です。

雨の日には

「白馬のルンナ/雨の日には」は平成8年(1996年)にCD化されています。

    
平成8年(1996年)9月21日 日本コロンビア CODA-1028

このCDシングルも発売を知ってすぐ購入しました。オリジナル・カラオケも入った優れものです。「この幻の名盤の制作者・栗山章が書き下した 傑作長編小説『白馬のルンナ』好評発売中 !!」とありますから、この小説の発売に合わせてCDの発売になったものと思われます。

栗山章氏はアルバム『その人は昔』の制作者で、舟木一夫さんのデビュー曲「高校三年生」の担当ディレクターでした。(舟木一夫『怪傑!!高校三年生』平成4年6月30日発行 近代映画社)

このCDシングルは現在では入手は難しいと思いますが、「白馬のルンナ」は多くの企画CDに収録されています。また、『その人は昔』の他の曲もCD化が進んでいますね。


「雨の日には」収録 日本コロンビア COCA-12364 平成7年(1995年)2月21日

このCDは「雨の日には」が収録されただけでもうれしいのですが、他にも酒井和歌子さん「青春通り」、本間千代子さん「若草の丘」、高田美和さん「十七才は一度だけ」、生田悦子さん「青い夢」など素敵な歌が収録されています。


「白馬のルンナ」「恋のホロッポ」収録 日本コロンビア COCP-30767 平成11年(1999年)12月18日

このCDには本当に驚きました。何と「恋のホロッポ」が収録されていたのです。おそらく数少ない内藤洋子さんの音源ということだと思うのですが、CDで「恋のホロッポ」が聴けるとは思ってもみませんでした。

そして、舟木一夫さんの6枚組CD『B面コレクション』に「今度の日曜日」が収録されました。舟木一夫さんの「心こめて愛する人へ/じっとしてると恋しい」は10枚組の歌手生活30周年記念『舟木一夫大全集 陽射し・旅人』に収録されていますから、『その人は昔』の6曲がすべてCD化されたことになります。


コロンビアミュージックエンターテインメント GES-31418~31423 平成17年(2005年) 

実は、大分前に『舟木一夫大全集』(1992年発売)を購入したことで満足して、舟木さんのコレクションは止まっていました。ところが、YouTubeの様々な曲を聴く内に、再び「舟木熱」がふつふつとわいてきて、『B面コレクション』の購入になったわけです。

そして、これだけでは満足できず、『A面コレクション』『思い出アルバム』も購入しました。


日本コロンビア GES-31336~31341 平成14年(2002年) 


コロンビアミュージックエンターテインメント GES-31582~31587 平成19年(2007年) 

これらのCD全集は通販限定商品で、コロンビアミュージックショップから購入しました。さらにシングル盤やシングルCDなども、またコレクションを始めました。

コロンビアさんには、ぜひ今度はオリジナルアルバムのコレクション全集を出して欲しいですね。CD化してもらいたいアルバムは『ワンダフル・ボーイ』や『宵待草 竹久夢二の郷愁』などたくさんあります。また『その人は昔』のCDは現在入手が難しくなっていますから、これもぜひ入れて欲しいです。

そして、できれば内藤洋子さんの「白馬のルンナ」「雨の日には」が聴けるサウンドトラック盤を新たに作成し、これも収録して欲しいですね。
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舟木一夫・内藤洋子『その人は昔』

2010年12月25日 | 舟木一夫

11月27日の土曜日、43年ぶりに映画館で『その人は昔』を観ることができました。もう観ることはできないかと思っていたので、本当にうれしかったです。

舟木一夫さんのファンであり、レコードも集めていたので、最初はレコードの『その人は昔』でした。昭和41年(1966年)11月の発売です。



アルバム『こころのステレオ その人は昔-東京の空の下で』 第21回芸術祭参加作品 ALS-5035 日本コロンビア 作・松山善三 音楽・船村徹 歌唱・舟木一夫

昭和41年の舟木一夫さんは8月にシングル「絶唱」を発売、9月17日には日活映画『絶唱』が封切られています。まさに絶頂期ですね。

このアルバム『その人は昔』は30ページの写真と詩で構成された物語で、その詩を舟木一夫さんの歌で綴っていきます。

映画『その人は昔』は、翌年の昭和42年(1967年)7月1日の封切りです。共演が内藤洋子さんであることを知った時は、何となくレコードのイメージと違うという感じでしたが、映画館で『その人は昔』を見終わった時は、すっかり内藤洋子さんの虜になっていました。

特に「雨の日には」を歌う内藤洋子さんの姿は忘れられません。ピンクのパラソルを持って病院の屋上でこの歌を歌う内藤洋子さん。風になびく黒髪と真っ白な包帯、それにピンクのパラソルが一つに溶け合って、記憶に焼き付いています。このシーンをもう一度観たいと、長い間願っていました。

映画の封切りにあわせ、2枚のシングルレコードが発売されました。
舟木一夫さんの歌う主題歌「心こめて愛する人へ/じっとしてると恋しい」と内藤洋子さんの歌う挿入歌「白馬のルンナ/雨の日には」です。


昭和42年(1967年)7月 日本コロンビア SAS-913
松山善三 作詩 船村徹 作曲
 
「じっとしてると恋しい」は特に好きな曲です。YouTubeにアップしていただいている「じっとしてると恋しい」です。

「じっとしてると恋しい」


昭和42年(1967年)7月 日本コロンビア SAS-939
松山善三 作詩 船村徹 作曲

「白馬のルンナ」はオールナイトニッポンで、斉藤安弘さんが1曲目によくかけていましたね。「雨の日には」は今もいちばん好きな曲の一つなので、また別に述べたいと思います。

昭和57年頃からでしょうか、「廃盤ブーム」がありましたね。「真夏の出来事」などとともに内藤洋子さんの「白馬のルンナ」もその中心となりました。そこからシングルレコードの復刻盤が各社から発売されました。

私はシングルレコードが好きだったので、できるだけ購入しました。ザ・ピーナッツ、伊東ゆかり、クレイジー・キャッツ、小林旭など、オリジナルのシングルを持っている麻丘めぐみさんなども購入しました。

コロンビアからはシングル3枚組で発売されました。内藤洋子さんの「白馬のルンナ」、酒井和歌子/江夏圭介さんの「大都会の恋人たち」が入っていました。そして、もう一枚のシングルレコード。

内藤洋子・舟木一夫「恋のホロッポ/今度の日曜日」です。復刻盤?このレコードはまったく記憶にありません。当時もいろいろ調べたのですがわかりませんでした。レコード番号からみても、この時が初めての発売だったのですね。とんでもない掘り出し物でした。この発売は本当にうれしかったです。


昭和58年(11983年)5月 日本コロンビア AK-804
松山善三 作詩 船村徹 作曲

YouTubeにアップしていただいている「恋のホロッポ」です。

「恋のホロッポ」

昭和63年(1988年)にはアルバム「その人は昔」がCD化されました。写真は掲載されず歌詞だけですが、それでもCD化は大歓迎でした。

 


昭和63年(1988年)11月21日 日本コロンビア 28CA-2684

そして平成9年(1997年)3月30日、ビデオ『その人は昔』が発売になりました。飛び上がって喜び、秋葉原まで買いに行ったのを覚えています。


このビデオによって、懐かしいシーンも観ることができるようになりました。昔映画館で観た時とは少し印象の違う場面もありました。特に「雨の日には」を歌うシーンはビデオでは少し物足りない感じでした。

長い年月の中で、想いだけが膨らみすぎたのかとも考えていたのですが、今回の上映を観て、昔と同じ感動を味わいました。また機会があれば何度でも観に行きたいです。

そして、ぜひDVDかブルーレイで発売していただきたいですね。

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