少し間が開いてしまいましたが、伊香保記念館のテレホンカードの続きです。訪問時にテレホンカードはもちろん確認しました。「夢二の四季シリーズ」の未入手のテレホンカードが欲しかったのは言うまでもありません。しかし、あったのはすでに持っている「婦人グラフシリーズ」でした。
1枚500円になっていたので、最初のシリーズが残っているのだろうと考え、名作シリーズの1枚のみ購入しました。
フリーデザイン <品名50<フリー110-97604>>
これはフリーナンバーが同じなので、すでに持っているテレホンカードと同じものでした。しかし、右側(下側)の切り込みが2個所になっているので、平成4年4月以降に発行されたものですね。
帰ってきてから、伊香保記念館のテレホンカードを確認していて、使用済みで持っているカードの中に、「婦人グラフシリーズ」でも少しデザインが違うカードを発見しました。フリーナンバーも異なりますから完全に別のテレホンカードです。
あわてて伊香保記念館夢二ショップと連絡を取り、運良く入手することができました。こちらがその12月分のテレホンカードです。「婦人グラフシリーズ Ⅱ」というべきテレホンカードですね。
フリーデザイン <品名50<フリー110-137872>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-133921>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-133919>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-137873>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-137871>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-133918>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-133922>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-158719>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-158720>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-133920>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-133917>>
フリーデザイン <品名50<フリー110-137874>>
このテレホンカードも右側の切り込みが2個所になっているので、平成4年4月以降の発行です。以前の「婦人グラフシリーズ」と比較すると絵が大きくなり、上部の残度数の表示がなくなっています。3月と12月の絵が特に大きくなっていますが、発行時期とは関係ないようなので、デザイン上の問題かと思います。
テレホンカードのフリーナンバーを見ると、3つに分かれています。最初のナンバーが110-133917の「秋のしらべ 11月」で、続いて110-133918「籐椅子 6月」、110-133919「うさぎ 3月」、110-133920「化粧の秋 10月」、110-133921「如月の伝説 2月」、110-133922「七夕 7月」と6枚が続き番号になっています。
次のナンバーが、110-137871「藤 5月」、110-137872「春 1月」、110-137873「エイプリル・フール 4月」、110-137874「雪の風 12月」の4枚です。
最後のグループが、110-158719「花火 8月」、110-158720「みのり 9月」の2枚です。
更に、テレホンカード裏の左上部に記号が入っているカードもあることから、このシリーズのテレホンカードの発行は平成9年頃と考えられます。
なお、この「裏記号」は平成9年1月15日以降に製造されたテレホンカードに付いているとのことです。(テレカ収集協会)
最後にもう1冊、『竹久夢二伊香保記念館』です。この本は夢二作品の図録ではなく竹久夢二伊香保記念館の全体と収蔵品が紹介されています。
『別冊「緑青」3 竹久夢二伊香保記念館』 1999年9月23日 初版第一刷発行 定価3689円+税 230mm×295mm
この本の中にも紹介されている「木暮茶寮」でそばを食べてきました。舞茸の天ぷらがおいしかったです。
榛名山と併せて、竹久夢二伊香保記念館にもまた行きたいですね。
竹久夢二のテレホンカード、他の美術館についても続けてアップする予定です。