ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

画業60年還暦祭 バロン吉元☆元年

2019年01月06日 | バロン吉元
1月3日(木)、弥生美術館で開催の『画業60年還暦祭 バロン吉元☆元年』に行ってきました。この日が初日で、サイン会もあるということなので、行くことに決めました。

いつも通り10時過ぎの特急で東京へ。さすがに混んでいます。弥生美術館には昔何度か来ています。竹久夢二美術館にテレホンカードを探しに来ていました。当時は地下鉄丸ノ内線の本郷三丁目駅から歩いていたように思います。

今はなるべく歩かないようにしているので、千代田線の根津駅が近いようなので、千代田線で行くことにしました。

東京駅丸の内中央口から出て、12月31日に行った丸ビルの脇を通って、千代田線二重橋前駅から乗車



根津駅で下車。弥生美術館を目指しました。







弥生美術館到着、館内へ








1階は漫画作品の原画が中心です。



デビュー前の未発表の作品です。



後ほど行われたトークショーでも触れられていましたが、「ファインプレイ」は未発表ではありません。


『街』42号 セントラル出版 昭和35年(1960年)に掲載されています。10ページで、『街』第24回新人コンクール(38号)入選作品です。雑誌掲載作品には、表紙に「正プロ1960.2」の表記があります。

今回展示された原画には「1960.2.15正プロ」と書かれているので、別原稿かも知れません。



今回一番驚いたのがこちらです。『聖書物語』の表紙原画が残っていたなんて奇跡です。


『聖書物語』はトモブック社から昭和35年(1960年)3月25日発行された書籍です。トモブック社はディズニーブックで知られた出版社です。

『聖書物語』は全3巻で、第2巻は3編の内1編を吉元正が担当、第1巻と第3巻は全編を吉元正が描いています。バロン吉元先生の初めての単行本になります。

『聖書物語』の執筆につながったのは、前年トモブック社の『ガン』No.4(第4集)に掲載された「騎兵の勇者」(20ページ)でしょう。デビュー作「ほしいなあ」とほぼ同時期に発表された作品です。


商業誌デビュー後の作品では、初めてバロン・吉元のペンネームが使用された「ベトコンの女豹」の原画が印象的でした。


たくさんの素晴らしい原画の中から一つを選ぶなら、この作品です。


学生時代に読んで、私がバロン吉元先生のファンになった作品です。

2階に上がると、現在まで続く絵画作品が展示されています。



サイン会が始まりました。私は10番目でした。



先生のトークショーもありました。作品を見ながらの解説です。この日はみなもと太郎先生もお見えになっていて、バロン先生から話を振られていました。



一階から二階に上がってトークショーは続きます。



バロン吉元のゲキガチャ part2です。全23種にパワーアップ! 「画侠展」の時が13種類なので10種類増えていますね。



今回は11個を購入。新バッジは5個でした。計16枚を集め、残るは7個です。

帰り道は来たときとは反対の道で、根津駅に向かいました。



千代田線で東京駅へ。また、丸ビルの夜景に出会えました。



次は1月20日(日)、スペシャルトークイベント「あがた森魚✕荒俣宏」です。

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