ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

『ミステリーボニータ』6月号発売

2013年05月10日 | 高階良子
『ミステリーボニータ』6月号が発売になりました。


「-クロノス-漆黒の神話」は第14話「約束の野へ」掲載で、巻頭カラー90ページ、今回が最終回です。

別冊ふろくは『アドニスの憂鬱な日々』より「コミカル スリリング コレクション」です。第15話(Detective 15)の「六連星・六っつめの珠の主-その2-」と第16話(Detective 16)の「死者の館」が収録されています。


コミックスと読み比べてみると、「六連星・六っつめの珠の主-その2-」は、コミックス収録時(『アドニスの憂鬱な日々』第4巻)は51ページでしたが、今回の付録収録は53ページでした。2ページの描き足しがありました。

「死者の館」は、コミックス収録時(『アドニスの憂鬱な日々』第5巻)は50ページで、今回の付録収録は52ページでした。こちらにも2ページの描き足しがあります。

コミックス『-クロノス-漆黒の神話』の最終巻、第7巻は7月16日(火)発売予定とのこと。

また、『ミステリーボニータ』への次の連載は8・9月号で、前後編の読み切り掲載とのことです。

ホームページ更新しました。

『高階良子の部屋』

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イオンモール銚子『あさみちゆきミニライブ』

2013年05月06日 | 音楽
4月29日の「昭和の日」、イオンモール銚子で開催された、あさみちゆきさんのミニライブに行って来ました。新曲の「木枯らし一号~バラード編~」のキャンペーンです。

あさみちゆきさんを見るのは初めてです。もうずいぶん前になりますが、「井の頭線」が発売された頃、西島三重子さんの「池上線」もカバーしているとのことで、西島さんのファンの間で話題になったことがありました。

その時に「井の頭線」も聴いてみました。これは完全に演歌だなぁと思って、その後は積極的に聴こうとはしませんでした。

午後1時と3時、2回のミニライブが予定されていたので、1時15分位前に会場に着きました。会場は「いるかの広場」、かなり狭いです。前日の28日には、銚子出身、千葉一夫さんのキャンペーンがあり、満員の盛況でした。

あさみちゆきさんのミニライブ、どれくらいの人が集まるのかと思っていたのですが、会場はすでにいっぱいでした。それでも立ち見の一番前に行くことができました。撮影は禁止です。CD購入者にツーショットの撮影会があるとのこと。

ファンクラブの方でしょうか、「おっかけ」らしき方がたくさんいました。すごいですね。帽子にあさみちゆきさんのバッジを付けたグループもいました。

ライブが始まる前にキャンペーンの曲、「木枯らし一号~バラード編~」の歌詞カードが配られました。



1時ちょうどにあさみちゆきさんが登場し、ライブが始まりました。1曲目は「黄昏シネマ」、カラオケで歌いました。

2曲目はギターの弾き語りでした。メモは取らなかったので、曲目や曲順がはっきりしません。「青春のたまり場」だったと思います。続いて「鮨屋で・・・」。

歌う時の激しさと曲間の語りのやさしい感じが何とも印象的でした。前日、YouTubeであさみさんの曲を探し、どんな曲があるのか「予習」をしてきました。生で聴きたいと思った曲が3曲、「青春のたまり場」「井の頭線」「聖橋で」でした。「青春のたまり場」が聴けてよかったです。

「新橋二丁目七番地」、明るい前向きな歌なんですね。「新橋二丁目~」の後にどら声で「ちゆき」とのかけ声も入りました。実際は何と言っているか聞き取れなかったのですが、あさみさんが歌い終わって「ちゆきコール、ありがとうございました。」と言っていました。

最後が今日のキャンペーン曲「木枯らし一号~バラード編~」でした。レコードを購入するとサイン入りの色紙がプレゼントされ、ツーショット写真を撮れるということでしたが、この時は結局買いませんでした。

3時のライブも同じような感じだと思うので、どうしようか迷いましたが、もう一度聴いてみることにしました。1時間位時間があるので、屏風ヶ浦のあたりを散歩して時間を過ごしました。

2時30分頃キャンペーン会場に戻りました。少し早めに来たので、今度は座ることができました。15分位前には、またいっぱいになっていました。

今度も3時ちょうどにスタートです。1曲目は聴いたことのない曲でした。曲名は「あねいもうと」と言っていました。帰ってきてから調べたら、シングル「新橋二丁目七番地」のカップリング曲なんですね。

2曲目は「井の頭線」でした。1時の時と曲目ががらっと変わったことに驚きました。たくさんの持ち歌があるからできるのでしょうね。「井の頭線」生で聴けてよかったです。あさみちゆきさんの歌う「池上線」も、いつか聴いてみたいですね。

そして3曲目が、これもびっくり鳥羽一郎「兄弟船」でした。銚子でライブがあるなら銚子漁港があるからこの歌を、とリクエストがあったそうです。サービス精神がすごいです。次の曲は1時の時も歌った「鮨屋で・・・」でした。思い入れの強い歌なのでしょうね。

最後はキャンペーン曲の「木枯らし一号~バラード編~」でした。これで終わるはずでしたがハプニングが。途中でカラオケの音が消えてしまい、ギターの弾き語りに。一番で歌うのを止めて、「ギターの弾き語りでもよいのですが、この曲の演奏も好きなので、もう一度歌います。」

再度歌い始めて、今度は無事に進むかと思っていたら、やはり途中で音が出なくなりました。今回は最後まで弾き語りで歌いました。まったく動ずる様子もなくて素晴らしかったです。

そして、「このまま終わりたくない」と、弾き語りで、もう1曲。しかも「いつも井の頭公園で歌う時はマイクを使いません、同じ感じを味わっていただきたいのでマイクを切ります。」と舞台から降りて歌い始めました。かっこいい。

ショッピングモール1階のイベントスペース、騒然としています。その中で歌い始めました。ギターをかき鳴らすというのではなく、声がほとんどです。あさみちゆきさんの歌を、声を聞き逃すまいと耳を傾け、歌声を堪能しました。

曲は「青春のたまり場」だったと思うのですが自信がありません。少し時間が経ったらわからなくなってしまいました。

一番気に入った曲は「新橋二丁目七番地」でした。このシングルはなかったので「木枯らし一号~バラード編~」を購入しました。


いただいた直筆サイン色紙です。



最後に携帯でツーショット写真を撮り、握手をしていただきました。いつか井の頭公園のライブにも行ってみたいです。

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西岸良平『三丁目の夕日』

2013年05月02日 | 西岸良平
うゑださと士さんが日本漫画家協会の特別賞を受賞された、第38回大会の大賞は西岸良平先生でした。この時の受賞作は「鎌倉ものがたり」でした。そして、もう一つの代表作が「三丁目の夕日」です。

その「三丁目の夕日」が月イチ連載になりました。『ビッグコミックオリジナル』の4月20日号で発表されました。5月5日号には連載はありませんでした。さびしいですね。

「最近、年齢からくる体力の衰えのため、現在のペースを続けていくことが困難になってしまいました。」とのこと。健康に留意されて、これからも素晴らしい作品を描いていただきたいです。月に1回の連載になるのは残念ですが、やむを得ないですね。

『ビッグコミックオリジナル』は、当初は『ビッグコミック』のオリジナル増刊号で、西岸良平氏は「プロフェッショナル列伝」を連載していました。

月に1回の発行だった「オリジナル号」が昭和48年8月から月2回の刊行となり、昭和49年3月5日号から独立した『ビッグコミックオリジナル』となりました。「三丁目の夕日」は昭和49年(1974年)9月20日号に第一話が掲載されました。

それから40年にわたり連載が続いているわけです。平成25年(2013年)4月20日号には第918話が掲載されています。平成28年(2016年)には、1000話に達するかと考えていましたが、もうこれは無理ですね。

「月1回の連載に今まで以上に力を入れ、より良い作品にするつもりです」と、先生は書かれています。期待して待っています。

この機会に、これまでの「三丁目の夕日」を振り返ってみました。

連載は全部で918話です。昭和50年(1975年)8月1日増刊号に「異色編」として「三丁目のどら猫」が掲載されているので、全919話となります。この内コミックス未収録作品は1作です。ただし、全作の確認(雑誌とコミックスの照合)が済んでいるわけではないので、これからも調査は続けるつもりです。

未収録が確認できている作品は、昭和54年10月5日号に掲載の「風速40M」です。雑誌掲載時は第122話となっていますが、話数のダブりがあり第123話が正しいです。(第124話で正しく戻りました。)こうした話数の間違いは、各雑誌ともけっこうありますね。

コミックス未収録ということは、作者にとって納得できない作品ということでしょうか。

基本となるビッグコミックスは『夕焼けの詩』が第61集「勝鬨橋(かちどきばし)」まで発行されています。この内、第1集、2集、7集には「三丁目の夕日」の掲載はないので、全58集となります。



後はすべて再録となりますが、多くの単行本が発行されています。『夕焼けの詩』と同じ装幀で映画化特別編として3巻が発行されています。

また、小学館文庫として全8巻が刊行されました。



コンビニコミックスは判型を変えながら、刊行を続けています。


最初は My First BIG で、平成12年(2000年)7月から平成15年(2003年)2月まで53冊が発行されました。

その後は「リクエスト販売」と称して再版を出版したり、2冊を合本にして販売しています。また、2005年、2006年、2012年に同じ装幀で[高度成長時代]等4冊が新刊で発売されています。

My First BIG は、毎月1~2冊が刊行されました。発行を見逃してることもあるかも知れません。(ご指摘をいただき慌てて探して購入したこともありました。)

平成19年(2007年)からは判が大型になり、「特選 三丁目の夕日」となって、30冊が刊行されました。


価格は100円近く高くなっていますが、特製絵ハガキも付いており、気に入っています。

平成22年(2010年)1月からは「月イチ三丁目の夕日」として、平成25年(2013年)4月までに40冊が刊行され、現在も刊行が続いています。


毎月第三金曜発売となっているので、発行を見逃すことはなくなりました。

コンビニコミックスは置いていないコンビニもあり、探すのに苦労することもあります。近所のセブンイレブンには置いてあるのですが、(立ち読みをされない様に)セロテープで貼り付けています。

最初は仕方がないのでここで購入して、そろそろとはがしていたのですが、本に対してあまりにもひどい仕打ちなので、今は絶対買わない様にしています。

その他の単行本も、コンビニコミックスと同じようにテーマ別に編集され、刊行が続いています。900編を超える作品があるので、編集しやすいのでしょうね。

「三丁目の夕日 選集」は平成6年(1994年)から平成7年(1995年)にかけて、夏秋冬春の4冊が刊行されました。


「特選三丁目の夕日」は箱入りの豪華本で、平成16年(2004年)12月に刊行されました。


1月から12月の12冊を4箱に入れて発売されました。なお、平成19年(2007年)から平成20年(2008年)にかけて、普及版で販売されています。

平成18年(2006年)から平成19年(2007年)にかけて、傑作集が全5巻刊行されました。


『三丁目の夕日』の映画化に関係した刊行ですね。

変わったところでは、三丁目の夕日特別編『冒険少年ブック』があります。


平成17年(2005年)12月1日初版第1刷発行 「豪華三大おまけ」として、「複刻版 貯金箱付き !! 東京タワー」「紙相撲」「特製 絵ハガキセット」がついています。

「東京タワー」は昭和43年の『小学二年生』9月号付録の組み立て教材の複刻版とのことです。改めて雑誌風のコミックスを見てみると、作品11編が収録されており、奥付は「小学館プラスワン・コミックス」となっています。

最後に、非売品の作品集を二つ紹介します。こちらも映画化に関連した企画ですね。


平成17年(2005年)11月の「菊正宗・ちょっと一杯コミック選集」の6冊です。約6×9センチの豆本(ミニブック)です。

もう一つはTUTAYAレコードでDVDを予約購入した時の特典です。


平成18年(2006年)の「DVD化記念傑作集 よりぬき蔦谷編」と平成20年(2008年)の続編時の「DVD化記念特製ブックレット 蔦谷編」の2冊があります。

第3作の「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」のDVD化の時も予約特典が付くのではないかと、注目していたのですが、なかった様ですね。

このように、幸いにしてたくさんのコミックスが発売されているため、作品を読むのには全く不自由はありませんね。

ホームページも更新しました。コンビニ版コミックスなどをアップしました。

西岸良平まんが館


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