5月10日の日曜日、大森での西島三重子さんのライブの後、秋葉原のホテルに宿泊しました。翌日塩屋埼灯台といわきマリンタワーに行くためです。
11日(月)、ホテルを出て秋葉原駅へ。歩いて5分程度です。上野駅から9時発の特急ひたち5号で福島県いわき市に向かいます。秋葉原駅で指定席を購入したので、ゆっくりと行動できました。最近は簡単に指定席券売機で予約が出来るのですね。新幹線だけでなく在来線の特急指定席もとれるので便利です。
いわき駅ではなく、手前の泉駅で下車しました。事前に調べる中で、塩屋埼灯台もマリンタワーも交通の便が悪いこと、公共交通としてはいわき駅と泉駅の間を走行するバスしか手段がないことを確認していました。
泉駅から出発するとマリンタワーの方が近いのですが、塩屋埼灯台の方が終了の時間が早いので最初に「灯台入口」まで行くことにしました。
車2台がすれ違えないような細い道も通りながら、海岸に来ました。所々にぽつんと新しい家が建っています。東日本大震災の爪痕はまだ色濃く残っていました。
バスを降りて最初に目にした塩屋埼灯台です。
まだ復旧工事は続けられています。
灯台に向かって歩きます。車は時折通りますが、歩いている人は誰もいません。
灯台が近づいて来ました。
灯台下に到着。美空ひばりさんの碑が建立されてています。
灯台入口です。説明板が多いですね。
灯台へはこの階段を登っていきます。けっこうきついですが、観音埼灯台よりははるかに楽でした。
登り口の右手に「喜びも悲しみも幾歳月」の記念碑が建っていました。
階段を登りながら撮影。美しい海が広がります。
やっと塩屋埼灯台に到着です。
灯台の入口です。
入口の左側の看板と塩屋埼灯台。
中に入ると高い塔が目につきます。下の建物には「GPS波浪計陸上局舎」の文字が。塩屋埼灯台沖の海上に設置されたGPS波浪計の陸上基地局なのでしょうか。(国土交通省メールマガジン)
「浮標用ベル装置」と「霧信号用ラッパ」。
見慣れた形の灯台案内板がありました。海上保安庁と燈光会による案内板です。
塩屋埼灯台ミュージアムがあります。
ここで灯台参観の受付をします。寄付金は200円でした。見学記念券をいただきます。以前とは写真が変わっていますね。
パンフレットです。これは灯台を訪問しないと入手できません。
パンフレットの裏側にスタンプを押していただきました。
灯台グッズとして、バッジ、ストラップ、絵はがきを購入。オリジナルグッズです。これは次回のブログで紹介します。
灯台に到着しました。
「階段は103段です。」受付で「犬吠埼灯台より楽ですよ。」と言われたのですが、段数は犬吠埼灯台より多いですね。
しかし、階段の幅が広く高さも低いようで、確かにずっと楽でしたね。
ところどころに大きな窓があり、目を楽しませてくれます。
ついに最上段に到着です。灯台からの眺めは最高でした。
下に降りて灯台の周りを回りながら撮影です。
灯台参観を終え、次は資料館です。レンズや灯台の歴史などが展示されていました。
灯台を後にして下の広場に戻ってきました。最後にもう一度撮影です。
まだ3時前ですが、売店はすでに閉まっていました。前のベンチで休もうと思っていたのですが、ベンチも売店の中に片付けられてしまうようです。どこにも座る場所はありませんでした。
いわきマリンタワーまでどう行くかいろいろ検討したのですが、結局タクシーにしました。30分ほどタクシーを待つことになったのですが、ベンチがないのはきつかったですね。