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マチェラータを走るローカル線を完乗して終点へ

2020-05-07 15:18:00 | ヨーロッパの鉄道
ヨーロッパ鉄道旅行写真デジタル・アーカイブス 2003年夏、イタリア、その6

マチェラータ滞在中に半日ほど空き時間ができたので、ここを走るローカル線の完乗を試みました。アドリア海沿岸のチヴィタノーヴァ・マルケ駅からマチェラータ駅間しか乗っていなくて、マチェラータから先は未乗。また来ることはないだろうから、と内陸部の終点ファブリアーノ駅まで往復することにしました。時刻表を調べてみると片道1時間20分から30分程度と結構ありますので、終点で街歩きはしないで、往復乗車するのみです。

すっかりお馴染みになったディーゼルカー。車内の写真です。

各駅停車のローカル列車なので2等車のみの編成でしたが、結構ゆったりしていました。

なだらかな丘陵地帯をゆっくりと進んでいきました。渓谷や山越えがあるわけではなく、のどかな田園地帯を走ること1時間半で終点のファブリアーノFabriano駅に到着。ここは、首都ローマにつながる電化された幹線との乗換駅。長靴の半島を横断する路線で、伯備線のような感じがしないでもありません。となると、新見みたいな駅でしょうか?

マチェラータへ戻る列車は、しばらくありませんでしたが、幹線の列車には何本か遭遇しました。まずは、貨物列車が通過します。

近郊型客車をつないだ普通列車もやってきました。



ちょっとした車両基地もあって、急行用?の電車が停まっていました。

鉄道模型でも見たことがある入換用ディーゼル機関車もいました。

マチェラータを通るディーゼルカーもたむろしていました。

ここでの滞在時間のハイライトは、首都ローマへ向かう特急電車ETR450。



この特急電車には、旅の最後にローマまで乗りましたので、あらためてご紹介します。このあたりでマチェラータへ戻る列車の発車時間が近づいてきたので、この旅ですっかりおなじみとなったディーゼルカーに乗り込みました。


<参考>
ヨーロッパ鉄道旅行写真 デジタルアーカイブス、ポータルサイトは、こちら

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