空間絵画NO110(キャンバスに鉛筆)455×530mm
空間具象宣言
空間絵画を新たな芸術運動に位置付ける理論をこの日本から世界に発信したい。
それは抽象画ではなく、具象画の中に新たな論理的なジャンルをつくることである。本来の具象画は見えるものを対象にして描く。物質を通して心を描く手法であり、これを物質具象と呼ぶ。そして新しい具象画のジャンルをこう呼ぶ。
すな . . . 本文を読む
私とは何か
その境界線はあるのか
そう問われば答えは見つからない
私と私でない部分はあるのか
この身体が境界線なのだろうか
呼吸が止まれば生きていけないのが私だ
この身体に境界線を引いたら
命の気(空気)は分断される
この命が私だとすれば
私の境界線は空間の彼方まで伸びていく
空気は空間があってエネルギーがが与えられる
その空を追って
境界線を探して追って行 . . . 本文を読む
自分とは何か
リアルタイムで
私は自分の心に見える私を伝えてきた
それはアートであり
己の風景である
自分という体があって
家や地域、国や世界があり
太陽や星が瞬く宇宙の中で
私は生かされている
それが風景となって
自分という体が
認識されるのである
宇宙の中にあって
私は肉体という個から出ることはない
肉体は空間の片隅のどこかに存在している . . . 本文を読む