本日より、大阪市立美術館(天王寺公園)で
第68回関西平和美術展が開かれます。本展はあらゆる美術家が流派の違いを越えて「平和を守る」という一致点で開く展覧会です。
平和を願うたくさんの人たちの心がつながる夏の祭典です。
美術館周辺は駐車禁止ですが、天王寺公園地下に有料駐車場があります。 . . . 本文を読む
一二、最後の決戦
ある日、それは突然のことだった。赤ちゃん星が育っている暗黒星雲の中に、想像すらしなかったブラックホールが出現したのだ。気が付いたときには、ブラックホールは恐ろしい勢いで、暗黒星雲のエネルギーを吸い込み始めていた。
ブラックホールはいくら食べても満腹しない亡者のように、赤ちゃん星のために必要なエネルギーを吸い込み続け、ついには赤ちゃん星を丸裸にして . . . 本文を読む
「ゆめのなかの堀尾貞治展」展示風景 私の出展作品は壁掛けの作品と冊子(宇宙論)
あたりまえのこと 音の形 コロンコロン (90cmx1000㎝) (24, JUNE 2017)
堀尾貞治遺作 何を描くかという明確な意思を自動筆記に変換するドローイング作品。2017年、ギャラリー由芽で制作された。
これは何メートルもある棒の先に筆をとりつけて描くか、 . . . 本文を読む
のしてんてん鉛筆絵画作品集(インスタグラム) 2019/7現在
ただいま155点の画像を掲示いております。
のしてんてんの世界をトータルに感じて頂くための五次元展示です。
五次元展示(私の造語)とは、時間を原点に集めて過去を現在に息づかせるという考え方です。鉛筆デッサン習得中の作品と現在が時間を介せずつながることで、のしてんてんの今がある。そうすることで見えてくるトータル(全 . . . 本文を読む
28日(日曜)まで。
堀尾さん、そう気さくに呼びかけて、深い話を聞かせていただく。
そんな方でした。
吉原治良率いる具体美術協会に参加し、解散まで在籍して、その後独自の芸術論を展開し、生きるという事をそのまま作品とする独特の方法で存在感を示し続けておられました。
先年の11月に突然の訃報が入り、愕然としました。
今回ありがたいことに、ぎゃらりー由芽様によっ . . . 本文を読む
十、 チュウスケ
パルサー星と共にブラックホールに飲み込まれたチュウスケは、巨大な重力によって一瞬のうちに押し潰されてしまった。
「チュくしょうー!」
「チュくしょうー!」
チュウスケの体はブラック . . . 本文を読む
九、宇宙の勇者
「スケール号ですね。」
スケール号の翻訳スピーカに、突然優しい女性の声が聞こえて来た。スケール号の面々はびっくりして身を固くした。予想も出来ない声だった。
「あなたは、ピンクの銀河ですか。」艦長が緊張して答えた。
「わたしはメルシア、あなた方の探していたピンクの銀河です。」柔らかくゆったりした声だ。
「メ . . . 本文を読む
意識とは何か
絵画的にその思いを実写する試み、
その行き着いたものが今回の画像であるが、
今回の試みは結果よりも経過の中に面白いものがあると感じたので書いてみる。
真っ先に書いておかねばならないことは
意識とは思考や感覚とは違うということ
思考や感覚を照らし出して
それを「私」に気付かせる働きをしているのだ。
普段、思考と思っ . . . 本文を読む
「えっ」
「ここは母親の胎内なのだ。」
「だから、つまり、何ですか。」
「つまり、この暗黒星雲を取り巻いている巨大な銀河がこの星の赤ちゃんの母親なのだ。」
「と言うことは、この大きな暗黒星雲でも母体のほんの一部だと言うことなんですね。」艦長が目を丸くして聞いた。
「そういうことだ。我々はすでに母体の中にいるのだ。」
「もしかして、それがピンクの銀河ではないでしょうか。」
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