空体を意識すると
呼吸の概念が変わる
呼吸は
一生繰り返される
空体と身体の共同作業なのである
お坊さんだったかお医者さんだったか
曖昧な記憶なのに
恐ろしいほど鮮烈に内容だけが残っている
こんな話がある
人の臨終を
息を引き取るというが、
人は最後の最後まで生きようとして息を吸い込む。
しかしついに体が動かなくなって
吐く . . . 本文を読む
ギャラリー暁展示作品「写実空間」F10号×4枚組
「身体」が実在であるように「空体」も実在だ
空体は身体の反語である
つまり明と暗の関係の様に、私は身体と空体の表裏一体の存在だったのである。
心は肉体に宿るのではない
心は空体という立派な体を持っているのだ
それが空なのである。
ではその二つの接点は現実に確かめられるのか。
. . . 本文を読む
身体と空体はトータルな人間存在を対極から補完し合うのである。
ところが空体は長く意識されなかった。
それは身体が全面的にリアルなのに対して
空体は見えない触れないということに尽きる。
(身体=見れる、触れる、感じる)
(空体=感じる)
唯一
空体の存在を意識できるのは
感じるということだけなのだが、それが重要なのだ。
それは呼吸を考 . . . 本文を読む
のしてんてん写実空間 (キャンバスに鉛筆)
「のしてんてん」は、私の絵画タイトルであるが、
五次元の世界観を持って宇宙と自分の関係を探る心の旅でもある。
最近、「空体」という言葉がやってきて、私の興味を駆り立てている。
今回は出来るだけ短文で、私のこの想いを書いてみようと思った。
で、「空体」は何かということだが、
それは使い慣れた「身体 . . . 本文を読む