何も出来ないときは
その心を見つめるだけでいい
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自分とは何か
そう聞かれたら、認識が作り出したものだと答えるのが最も真実に近いような気がする。
認識なんて考え方によってどうにでも変わる。真実は別のところにあって、認識が自分だと言うのはおかしいという人もいる。
しかし実のところその考え自体が認識の産物だ。
幸せと思う人も、不幸と思う人も、その人の認識だ。
認識ではない自分を見せてご覧というのは、
絵に描いた虎をここに追い出せという一休 . . . 本文を読む
韓国の日曜日、アートフェアの最終日。
アンニョンハセヨ という言葉は魔法の言葉だ。
笑ってそう呪文を唱えると、たいていの人が振り向き、そしてブースにやってくる。
ここの人たちは親指を立てる。
どうも、いいというサインのようだ。立てた親指に力をこめてぐっと前に突き出す。
私も笑顔で同じ動作を返す。
そしてさよならだ。
普段デスクワークの私にはかなり . . . 本文を読む
4日目ではじめて、アートフェア会場にはいる。
システマギャラリーのブースはNO50 中ほどの場所にあった。中央に石さんの絵が眼を引いている。システマの基調黒色が踊っている。その黒が右手のカラーを引き立てている。
絵のレベルは、さすがに国際的なアートフェアというだけあって高い。その高さの中にうずもれているというのが各ブースの印象だ。眼がくらくらする。
その中にあって、シ . . . 本文を読む
テグ空港に着いた。
赤色のイメージを描いて到着ロビーを出たが、そこにアンさんの姿がなかった。
さて困った。
どうしようかとと思っているところへ、後ろから赤色が現れた。その横に奥さんもいる。おしどり夫婦だ。
彼は国際線の出口で待っていたらしい。
感覚は確かに国際線であるはずなのに、一端インチョンで降りているから、これは国内線ということだ。それはサンタフェでも経験 . . . 本文を読む
結局、空港の発券カウンターのあるロビーに舞い戻り、木のベンチで寝ることにした。
構内には24時間と書いたマクドもある。なにやら海外にいる気がしない。
8年前、キアフアートフェアに参加した時、はじめての海外がこのインチョン空港だった。そのとき確かにここを通ったのを思い出す。
明日のアートフェアには開館時間前に着くはずだ。
私は硬いベンチで案外安穏として寝ることが出来た。テグー . . . 本文を読む
夜のインチョン空港
大阪から1時間あまり、そのままテグーまでその日のうちにいける時間だ。
しかし乗り継ぎの飛行機は翌朝の8時、入国手続きをここでして空港から出なければならないことになった。
ホテルの予約はない!! . . . 本文を読む
今日一日、休暇をとって、会場に駆けつける。
といっても、夕方の飛行機でソウル、テグーというルートを取る。夜を空港で明かし、翌朝ということになる。
夜、石さんからの注文が届いたので、まずそれをそろえて準備しなければならない。荷物はこれからだ。
喪中のはがきが届いて、中学の恩師が今年なくなったことを知らされた。
「可能性の追求」それが先生から頂いた至宝の言葉だ。その方向を向いて生きてきた。
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韓国、大邸は日本で言えば名古屋という感じだろうか。美人が多いとも聞いた。
日本から2時間ほどのところで、今はかなり寒いらしい。北海道を思えばいいのだろうか。
そこで2日目のアートフェアが始まった。
初日を見て帰国したイさんからメールを頂いた。レベルが高いということだった。現場を見るということはイさんにとってもきっといい刺激になったにちがいない。
石さんからはガムテープ2個の注文が入った。
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大邸(テグー)アートフェアが今日から開催される。
私は行けなくて残念だったが、昨日から始まった準備の緊張感がそのまま今日のオープンにつながっていく。きっといいものにちがいない。
この11日に終了したソウルのDOORSは大盛況だったようだ。KATSUの目の確かさが際立ったアートフェアだったにちがいない。若手に道を開く。彼の力はそこから世界を揺るがすことになる。今、始まったばかりだ。
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