空間絵画NO13~NO14
空間絵画の根本原理は思考を越えた境地を手に入れ
その境地から改めて思考世界を眺める
そんな絵であると理解してほしい。
五次元という新たな思考方法を提唱して
その正しさを様々な角度から検証してきたのだが
ちょっとしたきっかけから、友人に言葉を頂いた。
思考とは
生まれたままの赤ん坊が習得してきたOSであると知らされた。
オペレーションシステムの略であるが
私は友の言葉を聞いて
即座にひらめきが起こったのである。
すなわち
空間絵画の描く風景というのは
このOSが初期化された風景であり
その風景をさらに
新たなOSへバージョンアップさせた
五次元思考によって
己を再認識する光景なのであると。
空間絵画とは
五次元による絵画なのである。
何度も提唱しているように
この世は四次元の世界観が席巻している。
それは時間というOSによって世界を構築する
時間によって変化していく世界観である。
時間は自分の外に向かって真実を探し求めることを要求する
そのために自分は世界の端に追いやられ
在りもしない中心に向かって精神を脅迫していく
苦悩はすべて時間というOSが作り出した幻想なのである。
これが四次元(空間と時間のOS)が導く世界の構図なのである
だが人間はOSではない。
OSはただの道具なのである。
それ故
苦から逃れるのは実は簡単な事だったのである。
OSをバージョンアップするだけでよかったのだ。
それがスケールの概念(新たなOS)を
頭脳に書き込むだけで完成する。
四次元に
新たなスケールの概念を書き込むだけで
OSは五次元として生まれ変わる。
それが五次元なのである。
スケールの概念は
極小・極大に向かって世界を認識する
オペレーションシステムなのである。
つまりこれは己を中心にした世界認識に他ならない。
1なるスケールに自分がいる
極小世界に認識の触手を伸ばせば
自分の内部にある宇宙が見えてくるし
極大世界を眺め渡せば
己のいる場所がその中心になる。
己の居場所から日本全土が認識され
己の居場所から地球を認識し、銀河を知り全宇宙を理解する
いかに大きな世界を認識しようとも、それは己の居場所を根拠にした大宇宙に他ならない。
決して自分を見失わない世界認識が
五次元というOSで実現するのである。
つまりこの空間絵画は
スケールの概念による
自画像と呼べるものなのである。
この自画像に終わりはない
その理想の姿は
己を中心において眺めていただくということである。
絵の外からではなく
絵の内側から眺めていただくことが
私の願いでもある
空間絵画NO15~NO16
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