瞑想とは何か。
言うまでもなくそれは己との出会いである。
その己とは何なのかが分からない。
分かったようで分からないのだ。
問うまでもない自明のことだと思う人は
試しに自分の身体だけに絞って考えてみてほしい。
自分と、自分でない部分を
貴方はどうして知ることが出来るだろう。
この身体、皮膚から向こうは何もない
だから皮膚の向こうの空 . . . 本文を読む
尼信会館での展覧会中に生まれた童話です
A6版 7ページ 簡易製本
(表紙)
(ページ1)
(ページ2)
(ページ3)
(ページ4)
(ページ5)
(ページ6)
(ページ7)
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なおスケールの軸の . . . 本文を読む
この字は何と読むの?
よく尋ねられることがある
決まって私は、
自分の造語で誰にも読めない文字なのです
と応えてきた。
それは本当のことだから
決して間違いではない。
しかし本当は
答えになっていないのだ。
それをそのままにしていたのは
ズバリ適した言葉が見当たらないこともあったのだが
へたな説明をして絵の意味を曖昧にしたくなかったというのが本当のところだ。
. . . 本文を読む
人間を味わい尽くす
その意味するところは
今を否定しないということだ
今から逃げないということだ
今をそのまま受け入れるということだ
今在る充足を知ることだ
すなわち充足は
今にしか
無
い
!
そのことを知りながら
不満を覚える心を眺めていれば分かる事実がある
それは
不満を波動としてとらえられたときに起こる
不満が波 . . . 本文を読む
人間を味わい尽くす
それが五次元思考の本懐である
喜怒哀楽を差別しない
それが今立っている
私の風景だ
そのイメージは
時間軸を垂直に断ち切るように存在する
スケール軸の天地を貫く姿である
それは
己の中心を貫いて
私自身を天と地につなぎ止める働きをしてくれる
すると私は
時間から解放され、今この瞬間を楽しむことが出来る
真実の中に身を置く至福は
喜怒哀楽の波を
喜び . . . 本文を読む
空体を生きるということは
たとえば
科学的に大日如来を信じることである
科学的に神を認識することでもある
あるいは
科学と般若心経の融合である
だからもし
貴方が無条件に神を信じ、己の身を完全に任せられるのなら
貴方は五次元を必要としない
つまり五次元は
人間の認識世界を捨てられない
私のような現代人が
理詰めで神に近付くための思考なのである . . . 本文を読む
自分を空だと認識することは不可能なことではない
というよりむしろ
私たちは空間を何もないと思い込んでいるだけなのである
いつか空の境地になりたいと思うのは
その時空の境地にいないのではなく
空の境地に気付かないでいるだけなのだ
空を知覚する
それはいつも起こっている
たとえば
スポーツなどで思いが達成されたとき
充足感を味わう
この充足感こそ空に対する認識なの . . . 本文を読む
心は成長する
それをイメージで表せば山登りだ
成長するというのは山を登ること
黙々と高度を稼いで成長した心は悟りを得る
その悟りとは何なのか
それを至福と考えると
ものごとの要点を取り逃がす
至福は結果の産物であって、それ自体が悟りとは言えないのだ
至福が心を成長させるための目的となったら
成長はそこで止まってしまうだろう
では成長の意味、すな . . . 本文を読む
人は固定観念の産物である
吾は空なりという真理はこの固定観念から解放されたところにある。
しかしまた
我々は固定観念なしに
自分たりえない。
考えてみたら分かることだが
私達が
自分だけで生き
自分だけで作りだしたものは何一つないのである
言葉は借り物だし
智識はさらに遠くからやってくる
言葉を失えば
自分の世界の90%は失われるだろう
& . . . 本文を読む
最も大きなものは何だろう
人はそれを認識できるのだろうか
私たちが認識できる最大の世界は
宇宙
そこに時間を加えると
過去の宇宙+今の宇宙+未来の宇宙
これで
三倍の大きさになった。
でもまだ
終わりではない
そこにスケールを加えると
素粒子の宇宙+人間の宇宙+太陽の宇宙
三倍の三倍で九倍の大きさの
宇宙が認識できるのではないか。
&nb . . . 本文を読む