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北斗と言えば、夜空に並んでいる七つ星。でも、ジイジにとっては可愛い小さな赤ちゃんのことなのです。
白いおくるみからちょこんと顔をのぞかせているその目を見た時、ジイジは初めて北斗と出逢ったのでした。
それは深い穴からこわごわと外を眺めているつぶらな瞳でした。怖がらなくていいよ。
ジイジは目でそう言いながら北斗の額にそっと触りました。
北斗の真っ黒な目と出会った時、ジ . . . 本文を読む
今回より宇宙語を主題にした、のしてんてん童話「ジイジと北斗」を連載します。
宇宙と人間存在をテーマに続けてきた記事が18回で「きみのからだは運動会」に行き着きました。
この童話は宇宙モデルを使って宇宙語の存在を示唆するもので、直接私の絵画(尼信会館展)から生まれたものでした。
それに先立って、私にはもう一つ生まれてきたものがありました。
それが「宇宙語」を懐 . . . 本文を読む
尼信会館での展覧会中に生まれた童話です
A6版 7ページ 簡易製本
(表紙)
(ページ1)
(ページ2)
(ページ3)
(ページ4)
(ページ5)
(ページ6)
(ページ7)
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なおスケールの軸の . . . 本文を読む
こころに芯があるなら
それは五次元によって認識される何かだ。
それは言葉で表し難いが
名を付けるなら
「宇宙語」
がふさわしい
無限のたまごが
無限のヒヨコを生み出すように
トロッとした体液が
みな迷わずヒヨコになる
この不思議な
仕組みを
伝えているのが
宇宙語なのである
あるいは
無数にある素粒子が
てんでバラバラに動かないように . . . 本文を読む