これ、なんだかわかりますか?
たまごの殻ですが、実はちょっとした思いがあって、やってみた造形です。
たまごは、最も単純化したいのちの箱。
そんなとらえ方で、私はよく絵の主題に使います。
たまごの殻は、まさにいのちを育む箱として、その中に卵胞を蓄え、成長するまで外気から身を守っているのです。
中身が成長すると、己は壊れることで役目を終える。
その形も神秘的です。
絵 . . . 本文を読む
2007年(全興寺第9回展)の野外展です。お好きな画像をクリックして大画面でご覧ください。
(キャンバスに鉛筆)
杜と共に遊ぶ野外展、風と太陽が一緒になって、画面に葉影を躍らせてくれます。移ろいの中で呼吸する絵画。
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長い個展歴の中で、一番幸せだったのが、2006年、第8回全興寺個展でした。
全興寺の境内にある自然と共に息をする作品をイメージして展示したものです。前年の展示は雨で大変なことになたのですが、めげずにやった2年目は5月のさわやかな風が吹き抜けました。
のしてんてん絵画は、環境の中で生きる。
もちろんそう思って制作しているわけではありません。
ただ、己というのも一つの環境だと考えれば、その . . . 本文を読む
12月3日から、ギャラリーシステマで、面白い展覧会が開かれます。18日まで。
ただしその間の土日だけです。つまり平日はお休み。
(表)(裏)
紙を使って何をしてもいいというコンセプト
それだけで作家は奮い立つ。
自由を与えられて、案外自由を自分のものに出来る人は少ない。
この花を描けと言われればなん . . . 本文を読む
実は、先日の京都散策にもう一つ話があります。
枯れ扇
黄色いままで
横たわり
なのですが、あの日、びっくりして、私の妄想に火がついた訳です。
京都市美術館から、疎水を遡り、南禅寺、哲学の小路、銀閣寺とまわり、
そこから京阪出町柳駅まで歩いた道程のことでした。
途中にそれはあったのですが、
歩道を見てまずびっくりしました。
そこに巨大なイチョウの . . . 本文を読む
トンチンカンで咲かないコスモスを育ててしまった話 に対して、
いろいろ慰めのコメントを頂きました。
そのお礼も込めて翌日、おかげさまで、私自身が成長した話し を書きました。
その記事に対して、昨日貴重なコメントを頂きました。
私の思い至らなかった点を教えていただいたのですが、これは皆さまと共に共有する価値のあるご意見だと思いましたので、抜粋して紹介したいと思います。
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素晴らしいものを見せてもらいました。(同展は11月27日まで)
解説なしで紹介します。
主宰者のメッセージ------------------------
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伊藤若冲展のチケットが手にはいり、行ってきました。
天気は上々。
右が京都市美術館。疎水にかかる橋からの眺めです。↑
これは?↓
疎水の流れを天地逆にしたイタズラです。
平日と思いきや、美術館の中は超満員。絵の前は3重の人垣で動かない。120点を越す作品にこれほど人が群がるかと思うほどのにぎわいでした。
若冲の絵 は、日本画の枠を超えた自由さがあ . . . 本文を読む
(清須市 はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズ 81~83)
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2017年2月8日(水)~2月26日(日)
清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーチィストシリーズVol.83
北籔 和展
会場:清須市はるひ美術館 (愛知県清須市春日夢の森1)
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闇を奪われたコスモスたち。
めげた私の記事に、励ましのコメントを頂きありがとうございました。
私ばかりか、コスモスにまで気遣いしていただきましたし、人の心の危うさを共感するお便りもうれしかったです。
逆境の中、今も立っているコスモス姫、今朝撮った写真もへたくそで弱々しく映ってしまいましたが、実際はもっとイキイキとしているのです^よ^。
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