自分は何なのか。
その最も単純な答は、
自分と自分でないものの境界を探ることだ。
そこで目を身体に向けると
自分の境界は一目瞭然だ。
説明のいらないこの身体のことである。
ところが空体に意識を向けると
自分と、自分でない境界を見つけることが出来ないのだ
空体に自分でない部分を想定することは出来ない。
自分の身体を組み立てている素粒子。
素粒子が自 . . . 本文を読む
私は閉所恐怖症なのかもしれない。
震災で山崩れのニュースを聴くたびに、生き埋めになった人達の惨状を思い浮かべてしまう。
のしかかる圧力と息苦しさに、必死で救いを求めてしまうのだ。
その言い難い絶望と窒息感に私は絶えられない。
津波にのみ込まれた人たち。ビルの下敷きになったたくさんの命。許しがたい戦争や人災の悲劇。
そのただ中にあって奪われた無数の人々の心が叫んでいる。これは救いのない不幸 . . . 本文を読む
空体の話しの続きである
こういう話をすると
よく宗教の話かと思われてしまう。
しかしそれについては
明確に否定しておきたい。
私は宗教者ではなく絵を友にした探求者なのだ。
そもそも空体は
信じることではない
人が認識できる事実なのだ。
鏡の前で自分の顔を眺めてその染みに思いを巡らせる
でっぷりお腹をさすりながら考え事をする
これ . . . 本文を読む
来年の4月に尼信会館で「三澤俊文・北籔和二人展」開催が決まり、その打ち合わせを兼ねて、同会館で今開催されている「はやぶさ2 展」を観てきました。
はやぶさ2の打ち上げから、3億キロ離れた小惑星リュウグウの資料採取、地球帰還までのストーリを克明に紹介した興味ある展示でした。
地球に帰って来たカプセルなどの実物も展示されていて、臨場感あふれる企画展になっていました。
撮影はNGなので、同展を紹介 . . . 本文を読む
折師様より頂いた創作折鶴と菓子箱
折師様のブログ
(「ペーパークラフト✕折り紙技術」・折師の記録)☜
にて、独創的な作品を発表し続けている折師様より鶴の作品が届きました。
(鶴に関してはこちらの記事)☜
画像で見る数倍も迫力と気品と精緻さを感じる実物
見た一瞬に感じたものは本物です。
さっそく受け入れのステージを
菓子折りの箱を利用し . . . 本文を読む