自我の思考で見えているものはすべて自分を中心に据えた世界と言っていい。
注意深く自分の思いに目を向けてごらん。
どんな思いにも、さりげなくあなたの感情がくっついているのに気付かないだろうか。
喜怒哀楽の根っこがそこにあるんだ。
感情というのは、それがあなたにとって良いか悪いかを表しているもので、まさに自我の思考の根幹にあるものだ。
良い、悪い、普通、分からない、
自我の思考は、この四つ . . . 本文を読む
自我の思考と神の思考、この二つの思考の違いを理解すれば私たちは自然に神の思考で生き始めるようになる。なぜならそれだけ神の思考には深い喜びと幸せがあるからだ。
二つの思考を分かつ決定的なものは認識主体の違いにある。
自我の思考は自分の幸せを中心に考えるのに対して、神の思考は、人の幸せを考える。
自我の思考は、自分の内側に閉ざされたエネルギーの充実を願うのに対して、神の思考は自分を包んでいる宇宙 . . . 本文を読む
早朝から降り始めた雪がみるみる積もって、10センチ近くの積雪となった。
雪国の方には申し訳ないがうれしくなって、にわかにできた雪原に誘われるまま雪だるまを作ってみた。
べとっとした雪で、丸めてもすぐ割れてしまって、何度もやり直した。
やっと形ができたが、目玉がない。
家の中のごみ箱をあさって、空き缶を引っ張り出し、マーカーで色を塗って引っ付けた。
鼻はジャム瓶のふた。口はマーカー本体。
. . . 本文を読む
「浄土」苦楽、4枚組作品の3枚目にとりかかった、下絵をキャンバスに描いたところ、このころには、私の心の中には9割の空間が完成してる。私はその空間の住人になってあたりを見回している。遠くを、近くを、様々な風景が浄土に向かって動いて行く。苦楽が色をつくりだしている。
私は描きながら、その先を見つめている。苦楽の次に来る世界、「浄土」本願 の具体的なイメージをつかもうとしている。
苦楽が、自我の思考 . . . 本文を読む
頭脳には2回路がある。そう言葉で理解したとき、心のコントロールが可能になった気がした。
ヒトは生まれたとき、思考は未分化のままの神の思考回路だけがあった。ヒトは誰も神として生まれたのだ。
ヒトが言葉を覚え、自我に目覚めると、自我を基準にして世界を認識しはじめる。この認識は急速に成長して心を満たしていく。他人を知り社会を知り、己の立ち位置を理解し、役目を知る。こうしてヒトは人となるの . . . 本文を読む