草引きに通うアスファルトの道に地獄絵が展開している。
日照りが続き、水を求めて這い出したミミズの大群が
アスファルトの上で干からびて線になっているのだ。
路肩で力つきかものもいれば、道路を横断する間際に力尽きたものもいる。
まだ動いているミミズを見つけて、
私は手のひらに拾い上げた。
手の中で力強く動く。こいつは大丈夫だ。
他に2匹、弱 . . . 本文を読む
悟りが訪れると、今この瞬間が充実のかたまりとなる。
あなたは宇宙と共にあり、素粒子のひとつまで充実する満足感を得る。
何の準備も、資格も要らない。
ただあるがままに、くつろぐことが出来れば、
そのときあなたは自分を捨てて、自然を選んでいる。
それこそが悟りだ。
自分を捨てると、あなたは宇宙そのものとなる。
それは生まれる前の姿であり、死 . . . 本文を読む
アートフェア サンタフェ
一番大変な一般公開の日程を、石さん一人を残して帰国。
仕事のためとはいえ、それはとても罪悪感に似た感情を持つ。
彼のブログをたどると、連日ブースを一人で切り盛りしなければならない。
ブース内は飲食禁止、もちろんタバコなど論外。
そしてブースを空にすることも出来ない。
彼は3日間、飲まず食わず、吸わずの三重苦を背負って . . . 本文を読む
帰りはスムーズに飛行機を乗り継いで、帰ってきた。
機内で3食の食事
そして成田から伊丹へ
途中、機内から思わぬ富士を見ることが出来た。
雪はほとんどなかったが、上空から見る富士は雲を押しのけて存在感があった。
ありがたい。
この旅の最後のプレゼントだ。
今頃、サンタフェでは会期2日目の夜を迎えているのだろう。
人の入りはどんなんだ . . . 本文を読む
搭乗のとき、ふざけて係員にカメラを渡し、記念写真を撮ってもらった。
ふざけ過ぎて、まるでサルのような格好だ。
アメリカの国内線は大体この大きさらしい。
ここは1番ゲート搭乗口だそうだが、2番も3番もないそうだ。
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