心は振り子である。
己の人体実験(心の探求を私はそう呼んでいます)で、私は一つの境地に達したように思います。今回はその境地とは何かについてレポートいたします。
といって、たいしたことではないかもしれません。肩の力を抜いて、しばらくお付き合いください。
新境地と言えば聞こえがいいですが、要はこういうことです。
これまで、当ブログでは、私の中から生まれてきた五次元という考え方を何度も紹介してき . . . 本文を読む
=花と言い訳=のしてんてんの詩=
(2)
言い訳の背後には不安がある。
自分は不完全だという不安、
人から認められないかもしれなという不安、
世渡りが出来なかったらという不安、
嫌われ、裏切られるかもしれないという不安。
不安は避けようのないものと、
あなたは考える。
あたかも自分の外からやって来てあなたを悩ませているかのように、 . . . 本文を読む
2003年に、ホームページ上で発表したのしてんてんの詩です。(2016年に当ブロブでも掲載しました)
あれから15年、自分を実験(感)台にして検証してまいりましたが、今回一つの境地を新たに感じるところがあり、再々掲するととにしました。長いですので、二回に分けて掲載いたします。何かを感じて頂ければ幸いです。
=花と言い訳=のしてんてんの詩=
(1)
野の花が、ひそやかに咲く . . . 本文を読む
で のしてんてん「気流を呼ぶ龍」新作展より
40年来からの、元職場の同僚たちが集まってくれた。
近くのスーパーで好きなものを買い集め、にわか同窓会。事前予約制にしたこころみが意外にもゆったりとした個展空間になり、宴会OKの会が実現しました。
仲間の一人が定年を迎え、みなが金を出し合って私の絵を買ってくれ、それを記念品として渡すという企画が舞い込み、
急きょ用意した額 . . . 本文を読む
イントロが流れる。切ないバラードのメロディーは、どこかたどたどしいピアノで奏でられると妙に胸がつまる。不器用な男の哀しい恋が、図らずも表現されているような。
芸達者な年配者たちの合唱が始まった。
バロン氏はもちろん、オカリナのジンさんも今回ばかりは声を張って歌う。
「マスターのそばへいってください」
所在なくぼんやり突っ立ったままの僕へ、不意にレイちゃんは言う。訳がわからないまま、 . . . 本文を読む
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パーソナルギャラリー「瞑想空間」
大阪府泉南市信達市場2622-5
JR阪和線和泉砂川駅・南海樽井駅
どちらからも徒歩20分
必ずメールにて事前予約が必要です。
waakitayabu@yahoo.co.jp
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紙芝居は続く。
次の場面は、優しい目で軽くほほ笑み、背筋を伸ばして立つこがらしの若者の横顔だった。彼の視線の先には、枝先で赤ん坊のようにあどけなく眠る黄緑色の若芽があった。
「厳しい季節を知らせる、みんなから嫌がられるだけの仕事。それが『こがらし』だとずっと思ってきました。……でも」
こがらしは自分が、誰かに待たれている存在なのだと気付いた。
「こがらしさ . . . 本文を読む
建仁寺石庭(腰痛にこの庭をイメージした話)
これは私が今体験しつつある腰痛を克服しそうな話である
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ついに私にもやってきました腰痛(発症)
意識し始めたのが数週間前、
床に直に坐って絵を描く姿勢を長年続けてきましたが、何気なく立ち上がったとき、骨盤と背骨のつながったあたりに何やら違和感があって、それが始ま . . . 本文を読む
厚紙に描かれているのは、緑色の字のタイトルと、桜か何かの落葉樹一本と風に舞う赤い木の葉。鉛筆とパステルで描かれた柔らかい風合いの絵だ。線に素人っぽい拙さがあるものの、可愛らしい雰囲気の絵だった。
「これは私が、知り合いの風からきいた話です」
オカリナの音が響く。彼女は厚紙を入れ替える。絵は、灰色のグラデーションの中を歩く寂しい目をした若者に変わった。彼が『こがらし』らしい。
ひとりの風 . . . 本文を読む
少し時期が過ぎてしまいましたが、一週間前に誘われ、桜を描きたくなって取材旅行しました。
それがとても見事でしたので、画像を紹介します。
場所は加古川のとある疎水。
穴場のようですので、具体的な場所は差し控えますが、桜という花の美しさを堪能してきましたので、ご覧ください。
今はもう、花筏の時期も過ぎ、葉桜となっている事でしょう。
花と空と水。
桜の美し . . . 本文を読む