のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

柏原ビェンナーレ11月30日、まで

2014-11-30 | 展覧会
今日、最終日でした。いい天気で、とても気持ちのいい一日となりました。 本堂から見た外の風景です。 のしてんてん「浄土」・のしてんてん「道」展示全景     座禅に使うおざぶを置いてみました。 絵の前で座ってみる。新しい発見が必ずあります。 . . . 本文を読む
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第 二 部  五、依頼主  (ゲッペル将軍 )

2014-11-30 | 小説 黄泉の国より(ファンタジー)
ゲッペル将軍    新緑の生々しい匂いが立ち込めている。梢をざわざわと風が通り抜けていった。深い山の中だ。深々と頭巾を被った男が太い幹を背にして立っていた。その前に片膝をついた黒服の男が首をたれている。  「邪魔が入ったというのか、スパントル。」   「申し訳ありません、ゲッペル様。不意を突かれまして。」  頭を上げたスパントルの顔には表情がなかった。頭からすっぽりと . . . 本文を読む
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柏原ビェンナーレ11月30日、まで

2014-11-29 | 展覧会
観音寺からの夜景です 夕方6時になると、こんな光景が見られます。 観音寺ののしてんてん「浄土」好評です。明日最終日。 . . . 本文を読む
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第 二 部  五、依頼主  (カラス )

2014-11-29 | 小説 黄泉の国より(ファンタジー)
カラス    「どうしたらいいのバック。」エミーは泣きそうに言った。  「困ったことになった。」バックルパーは返答に窮してつぶやいた。  「でも、すごいことじゃないの。お城に行けるなんて。」エグマが言った。  「つまり、エミーの歌が王宮で認められたという事だよな。」ダルカンも言い添えた。  「俺は反対だ。」カルパコは叫ぶように言った。  「どうしてよ。」  「考えても見ろ . . . 本文を読む
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第二部五、依頼主 (眠らされた歴史2)

2014-11-28 | 小説 黄泉の国より(ファンタジー)
  「誰かいないか!」  皆は顔を見合わせた。  「変なのが来たぜ。」バックルパーはそう言って玄関に出て行った。  玄関に身なりの良い三人の男が立っていた。中央の男はまだ若かったが、身分の高い者のようだった。ほりが深く、褐色の健康そうな顔立ちをしている。身にピッタリ合ったホーズをはき、腰丈のブールボワンを身に着けていた。両脇の二人はいかにも従者だと分かるようなぎこちない態度を . . . 本文を読む
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のしてんてん絵画の解説(2)

2014-11-28 | のしてんてん絵画を知っていただくために
いよいよのしてんてん絵画の詳細の解説を開始します。 カテゴリー「のしてんてん絵画を知っていただくために」に順次紹介していきますので、ご期待ください。 一人でも多くの方に、のしてんてん絵画を御愛覧いただき、心豊かにしていただければと願っております。 御用命の方は、ホームページ「のしてんてん」のメールからご連絡ください。 メールにて心の相談など、様々な思いを語り合いましょう。 常に、心のしあ . . . 本文を読む
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第 二 部  五、依頼主  (眠らされた歴史1 )

2014-11-28 | 小説 黄泉の国より(ファンタジー)
眠らされた歴史       四人の子供がバックルパーの仕事場にいた。樽を作る作業台に紙を広げて時々それを見ながら話しを続けている。エミーとカルパコ、ダルカンとエグマの四人だった。四人の並び方を見れば、二組のカップルがテーブルを取り囲んでいるという事がすぐに分かった。  アモイ探偵団は、二つのカップルが集まっている所に強みがあった。愛情と友情が縦糸と横糸のように . . . 本文を読む
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のしてんてん絵画の解説(1)

2014-11-27 | のしてんてん絵画を知っていただくために
いよいよのしてんてん絵画の詳細の解説を開始します。 カテゴリー「のしてんてん絵画を知っていただくために」に順次紹介していきますので、ご期待ください。 一人でも多くの方に、のしてんてん絵画を御愛覧いただき、心豊かにしていただければと願っております。 御用命の方は、ホームページ「のしてんてん」のメールからご連絡ください。 メールにて心の相談など、様々な思いを語り合いましょう。 常に、心のしあ . . . 本文を読む
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柏原ビェンナーレ11月30日、まで

2014-11-27 | 展覧会
観音寺は曹洞宗のお寺で、私には初めての禅寺展示となしました。 本堂で一日過ごしました。 初日のにぎわいから一転して、静かな時間が流れる観音寺、 丸い30センチほどの座布団、どうやら座禅の時に使うものらしく、使うと楽に胡坐がかけます。 ギャラリーが途絶えた合間に座って瞑想すると、鳥の声、ふもとの生活音が聞えてくる。 今の中にこんなに充実があると、あらためて感じた一日でした。 . . . 本文を読む
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第 二 部 四、古文書館 ( 魔 性)

2014-11-27 | 小説 黄泉の国より(ファンタジー)
魔 性    ヴェゴジュの顔は怒りのために膨れ上がって歪み、赤さを通り過ぎて紫色に腫れ上がっているように見えた。  「早く歩くんだ。」図書館を出ると、ヴェゴジュはしきりに悪態をついて三人をせかした。それとは対照的に、三人の男は口数が少なかった。しかしその分、残忍さが体の中からにじみ出て来るように思われた。三人は全身が黒ずくめだった。顔にまで黒いマスクを被っていてその表情は見えなかっ . . . 本文を読む
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