のしてんてん五次元龍「求道」
私達人間の認識についてその概要を前回(1)と(2)で書いた。
およそ私達が意識するすべてのものは認識なのである
ちょっとした心の痛み
疑問や不安や喜び
天井や床のゴキブリでさえ
私が知るのは私の認識を置いて他にはない。
この認識を踏まえて「私」という人間の成長を考えると次のようになるだろう。 . . . 本文を読む
のしてんてん五次元龍「発心」
前回、認識のとらえ方と、認識そのものの実像を可能な限り書いてみた。
これが難しいのは、あまりにも当たり前すぎる問題だからである。
日々刻々と感じているもの、それが認識なのだが、
その認識の大部分に気付かないでいるのが現実であるからである。
そして「私」が意識して描き出した認識世界を観ているのが現実なのであるが、 . . . 本文を読む
のしてんてん五次元龍展 長慶寺本堂の天井画と共に
チュン
その声に目覚めると、
その声がただ懐かしい気分を呼んで、私は穏やかな気持ちで余眠の中にいる。
チュンチュン
さわやかなリズムが目を閉じた意識の中で具体的な姿に変わります。
「スズメだ、ああ、もう朝なんだ」
私の意識が思考を促し、動き出す。
すると思考の中に小枝で . . . 本文を読む
常香炉の灰と線香
世界平和を実現するために一つだけ武器を選べと言われたら
「心の幸せ」を選ぶ
前回、関西平和美術展に参加して私に降ってきたフレーズだ
それは「愛」ではないのかと一瞬戸惑ったが
降ってきた言葉は正しかった
よく考えれば
「幸せ」というのが
愛よりも深く
人間の心をつくる根 . . . 本文を読む