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ところで今大会はメッシの大会と言われているが、アルゼンチンの初戦を見ていたら、チームもそうだが、メディアも“メッシ頼み”みたいな感じがして、大丈夫かなと、ちょっと心配になった。各チームとも、これから躍起になってメッシ潰しにかかってくるだろうから、1966年のイングランド大会の時のペレのように怪我させられないかな、とそれが気がかりだ。
韓国がギリシャに快勝した。韓国では、昨日の試合中、自分のタックルで削った芝生を直したギリシャのカツラニス選手を称讃する声が上がっているらしい。まぁ、勝った余裕からだろうが、あの行為自体は別に珍しいことではない。これまでの大会でも競技場によっては芝の状態が悪いところはいくらでもあった。特に憶えているのは1978年のアルゼンチン大会、どこの競技場だったか忘れたがひどい状態だった。選手たちも度々芝を直しながら戦っていたことを思い出す。サッカー文化の違いかな。
今大会の合言葉は「ke Nako!(時は来た!)」という南アフリカの言葉。歌を聴いていると「きな粉、きな粉」と聞こえて、きな粉餅好きの僕としてはなんだか微笑ましい。