
パソコンでの写真編集などをお手伝いしているK氏ご夫妻が先週、山形へ旅行をされた。出発される前、せっかく山形へ行かれるなら、熊本県人として、加藤清正公の墓参をしてきてほしいとお願いをした。今日、旅行のみやげ話をお聞きしたが、ご夫妻には懇ろにお参りしてきていただいたようで恐縮した。K氏によれば、清正公の墳墓がある鶴岡市丸岡の天澤寺を始め、嫡子忠廣公と清正公夫人の墓碑がある本住寺、さらには忠廣公が丸岡でもうけたと伝えられる一男一女のうち、女性の血脈を受け継ぐとされる加藤家が経営する富士酒造にまで足を運んでもらったそうだ。そしてその富士酒造のお酒をお土産にいただいた。その名は「有加藤(ありかとう)」。K氏によれば、出会った鶴岡の人々の加藤清正および加藤家に対する尊敬の念と供養の気持は、熊本県人として自らを反省させられたとのことであった。

天澤寺内でK氏ご夫妻と坊守さん(右端)

本住寺正門

富士酒造