今年3月14日放送のNHK「ブラタモリ ~島原・天草編〜」では、島原の乱で有名な原城(南島原市南有馬町)は、9万年前の「阿蘇4」火砕流がに海岸に到達して堆積した、高さ30㍍の台地の上にある、という説明に驚いた。この台地は南北800㍍、東西400㍍の広さだそうだ。「阿蘇4」火砕流は有明海の水面を80㌔疾走してきたことになる。下の「阿蘇4火砕流の分布」の赤い部分が火砕流が到達した地点だが、たしかに島原半島の原城跡の辺りが赤くなっている。
阿蘇山の大噴火は約27万年前から9万年前までに4回 (Aso-1~4) あり、大量の火山礫や火山灰を噴出したが、その最大規模が「阿蘇4」。火砕流は山口県にも到達したという。
わが家のある京町台地はまさに「阿蘇4」火砕流による堆積の上にあるが、その南端にあたる熊本城周辺は火砕流堆積の露頭を各所で見ることができる。
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島原・原城跡
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阿蘇4火砕流堆積の露頭(京町台地の南西端が藤崎八旛宮段山御旅所)
阿蘇山の大噴火は約27万年前から9万年前までに4回 (Aso-1~4) あり、大量の火山礫や火山灰を噴出したが、その最大規模が「阿蘇4」。火砕流は山口県にも到達したという。
わが家のある京町台地はまさに「阿蘇4」火砕流による堆積の上にあるが、その南端にあたる熊本城周辺は火砕流堆積の露頭を各所で見ることができる。
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島原・原城跡
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阿蘇4火砕流堆積の露頭(京町台地の南西端が藤崎八旛宮段山御旅所)