徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

鎮守と氏神

2015-07-10 13:51:53 | ファミリー
 夏祭りのシーズンがやってきた。祭りというと今日では、楽しいイベントを見たり参加したりするものという認識が一般的。本来は氏神様やご先祖様などに対する尊崇の念をもって「五穀豊穣」「商売繁盛」「無病息災」「天下泰平」などを願ったり、感謝したりする儀式のこと。つい忘れがちだ。
 ところでわが家の氏神様は藤崎八旛宮というのが祖母からの言い伝え。古より藤崎八旛宮は「肥後一国の総鎮守」とされていたからそうだったのか、あるいは地域的な理由があったのかどうもよくわからない。祖父方の家は黒髪村、祖母方の家は一番被分町といずれも現在の藤崎八旛宮に近いところにあった。しかし、藤崎八旛宮が現在の井川淵に遷座したのは明治10年の西南戦争後。それ以前から藤崎八旛宮を氏神としていたのかどうかはさだかではない。祖父は僕が生まれるずっと前に亡くなっているので、わが家は祖母の影響が色濃く残っている。祖母が生まれた明治16年にはすでに藤崎八旛宮は祖母の生家の目と鼻の先にあった。おそらく真相はそこら辺にあるのだろう。

♪コンチキチン ヽ ヽ  北岡神社・祇園祭 神幸行列(2014.8.3)


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