ザックジャパンの命運もいよいよ風前の灯し火。コロンビア戦を残すだけとなった。ここまでの展開を見ていると、何やら8年前のドイツ大会を思い出す。あの時はジーコジャパン。中田始め黄金世代といわれたメンバーを揃え、大いに期待を集めたものだが、ふたを開けてみると、互角以上と言われていたオーストラリアに1-3と逆転負け、どうしても負けられないと臨んだクロアチア戦はスコアレスドロー、そして王者ブラジルには完膚なきまでに叩きのめされてグループリーグ敗退となった。決勝トーナメント進出は1回おきというジンクスなのか。でもまだコロンビア戦次第ではどう転ぶかわからない。そこにかすかな希望を持とう。
もし、今大会がGL敗退となってもサッカーが終わるわけではない。長い歴史のほんの1ページにすぎない。前回の王者スペインだって今回はあのザマだ。長い歴史の中ではいろんなことがある。日本サッカーにとっての救いは、今回敗退して帰ってもサポーターが減るということはないだろう。諸先輩がたの血の滲むような努力によってサッカーが一つの文化として根付いたからだ。1968年のメキシコ・オリンピックで銅メダルを獲った日本サッカーは、数年のうちに弱体化し、国立競技場の日本リーグで数百人の観客しか入らない試合がいくつもあった。そんな時代を見て来た僕としては、たとえ今回1勝も出来なかったとしても、サッカーの未来に悲観することは何もない。
もし、今大会がGL敗退となってもサッカーが終わるわけではない。長い歴史のほんの1ページにすぎない。前回の王者スペインだって今回はあのザマだ。長い歴史の中ではいろんなことがある。日本サッカーにとっての救いは、今回敗退して帰ってもサポーターが減るということはないだろう。諸先輩がたの血の滲むような努力によってサッカーが一つの文化として根付いたからだ。1968年のメキシコ・オリンピックで銅メダルを獲った日本サッカーは、数年のうちに弱体化し、国立競技場の日本リーグで数百人の観客しか入らない試合がいくつもあった。そんな時代を見て来た僕としては、たとえ今回1勝も出来なかったとしても、サッカーの未来に悲観することは何もない。