徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

「花の誇り」ちょっと残念!

2008-12-20 23:41:15 | テレビ
 今夜の時代劇スペシャル「花の誇り」は原作が、好きな藤沢周平モノなので期待していたが、結果は正直なところちょっと残念なドラマだった。人物設定がだいぶ変えられており、原作とはかなりイメージが異なるドラマになっていた。ちょっとメロドラマになり過ぎたかな。閑職の組頭の夫を出世させるために、妻が賄賂の金を工面する苦労や、煮え切らない婿養子(原作は婿養子ではないが)にかわって家名のためなら命もかける姿をもっとしっかりと描いてほしかった。あれはホントは原作のように、嫁だからこそ家のために命をかけると思うのだが・・・。人物設定が変わった分、話が散漫になったように思う。ラストの田鶴と三弥が嬉しそうに手をつないで歩くシーンは、三弥の夫が失脚し、ヘタすれば切腹ものというのに「そんなバカな・・・」とツッコミを入れたくなった。

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