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昨今のパーソナリティ(と称する人)は、見識のカケラも感じない薄っぺらいのが多い。やたらとテンションばかりが高かったり、バイリンガルだか何だか知らないが、意味もなく英語でしゃべって格好つけるだけだったり。もちろんそれは本人の責任というよりプロデューサーら制作スタッフの問題だろうが。
その小島さんと一度だけ間近で遭遇したことがある。1966年、大学3年の夏だったと思うが、渋谷のパンテオンに「ネバダ・スミス」のロードショーを見に行った。その時、チケット売り場で前に並んでいたのが小島さんだった。ただそれだけのことだがとても嬉しかった。また、彼の息子さんがわれわれと同世代で慶応で水球をやっておられたことも親近感を感じた理由の一つだ。