迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

標準レンズが望遠ズームに変身 KOMURA TELEMORE-ZOOM 2X-3X

2024-04-05 23:15:40 | Miscellaneous Lens
今日のレンズは、KOMURAのズームテレコンバーターTELEMORE-ZOOM 2X-3X for Nikonです。マスターレンズとボディの間に入れるリアコンバーターです。焦点距離を2倍から3倍に可変できます。マスターレンズを50mmの標準レンズにすれば、100-150mmの望遠ズームレンズに変身します。各社からテレコンバーターは発売されていましたが、ズームタイプのテレコンはあまり見かけません。けっこう珍品なのでしょう。


2倍の時は比較的厚みは薄いのですが、リングを回して3倍にするとぐにゅーっと全長が伸びます。


ニコンFマウント用ですので、Nikkor-H Auto 50mm F2を付けて、APS-Cサイズのミラーレス機で撮影しました。35mmフィルム換算で150mm(2倍)から225mm(3倍)の画角になります。


ズームを動かして倍率を変化させて撮った写真です。順番に、2倍、2.5倍、3倍の時です。


遠景は、かなり眠い感じになり、絞っても大きく改善はしません。しかし近景ではなかなか良い描写をします。これは2倍。


これは3倍。


これも3倍。

 SONY NEX-3N+TELEMORE-ZOOM 2X-3X+Nikkor-H Auto 50mm F2

たまにはこんな迷レンズで遊んでみるのも良いですね。

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サクラサク

2024-04-02 23:16:58 | K mount by PENTAX
東京でも先週、桜の開花宣言が出ました。週末の混雑を避けて平日の今日午前中に公園に行ってきました。土日は初夏のような気温でしたので、あっという間に満開になっているかもしれないと、ちょっとだけ期待していましたが、今日は3分咲きから5分咲きというところでした。
ということで、100mmマクロで撮る桜の花のアップです。まだつぼみも同居しています。


このくらいの咲き方、好きです。


満開になると、すぐに勢いがなくなっていくので、アップには耐えられなくなります。
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上から覗くと  smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR

2024-03-31 17:52:22 | K mount by PENTAX
春の花、上から覗いてみました。形が面白い。

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黄色い花が咲きました MINOLTA AF MACRO 50mm F3.5

2024-03-25 17:50:19 | A-mount by KONICAMINOLTA, SONY
東京の桜(ソメイヨシノ)の開花はもう少しというところですが、近所の公園では黄色い花が咲きはじめました。ミノルタのマクロレンズAF MACRO 50mm F3.5で撮影してきました。

まずは、黄色い水仙。


次は小さな黄色い花、トサミズキでしょうか 。

  SLT-A33+Minolta AF MACRO 50mm F3.5 

どんどん春になっていきます。ソメイヨシノの開花が待ち遠しいです。
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60年前のミノルタの小型中望遠レンズ AUTO TELE ROKKOR-QE 100mm F3.5

2024-03-17 15:10:28 | MC,MD mount by MINOLTA
今日のレンズは、ミノルタのマニュアルフォーカス(MF)時代の小型の中望遠レンズ、AUTO TELE ROKKOR-QE 100mm F3.5です。ミノルタのMFレンズのシリーズは、古い順からAUTO ROKKOR、MC ROKKOR、MD ROKKOR、MD(New MDとも呼ぶ)と変っていきますが、基本的なマウント形状はずっと同じです。

AUTO TELE ROKKOR-QE 100mm F3.5は、初期型がミノルタ初の一眼レフSR-2の発売と同じ年の1959年に発売されました。開放F値に無理がない廉価版レンズの位置づけだったようです。今日のレンズは、初期型からレンズ鏡胴のデザインが変更になった後期型で、1965年に発売されたようです。約60年前のレンズということになります。その後、1966年にはTTL開放測光になったSRT-101発売と同時に、MC ROKKORのタイプに変更されたので、発売期間は短かったと思われます。ちなみにレンズ名に付いているアルファベットは、レンズの群数記号(T=3、Q=4、P=5、H=6、S=7、O=8、N=9)と枚数記号(C=3、D=4、E=5、F=6、G=7、H=8、I=9、J=10、K=11、L=12)を表します。QEは4群5枚のレンズ構成になります。

   レンズ構成    4群5枚
   最短撮影距離   1.2m
   重量       239g
   フィルター径  52mm

本レンズの特徴は、なんといって小型軽量なところです。この小ささなら、1本カメラバックに忍ばせて持っていけそうです。とは言っても、マクロでない中望遠レンズ、私は上手く使いこなせていません。中望遠は難しいです。

では、写りのほうはいかがでしょうか。まずは遠景、しっかり解像しています。


近距離では、背後のボケは少し硬い印象はありますが、二線ボケはあまり見られません。


まあきれいなボケといえるでしょうか。


最短撮影距離1.2m付近では、ボケが大きくなり、良い感じです。


逆光には弱く、光が入ると、強いゴーストがでます(左下画面にくっきりとした虹色の輪っかがみえます)。


玉ボケがたくさん入るように写してみました。


なかなか、良いレンズですね。

 SONY α7+AUTO TELE ROKKOR-QE 100mm F3.5
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桜の木に緑色の大きな鳥がやってきた

2024-03-09 08:08:39 | Micro Four Thirds
公園の早咲きの桜に来ていたメジロを見ていたら、木にとまっていたメジロたちが急に飛び立って行きました。木の上のほうを見ると、緑色の大きな鳥がとまっています。そしてメジロが全ていなくなると、花が咲いている枝に降りてきました。


長い尾羽を持つインコです。尾まで入れると50cmくらいはありそうです。


Netで調べると、ワカケホンセイインコという、ペットが野生化したインコのようです。首に黒色のリングがないのでメスのようです。日本鳥類保護連盟のHPによると、東京都周辺でも徐々に個体数が増えているそうです。

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早咲きの桜にメジロがやってきました

2024-03-04 17:55:19 | Micro Four Thirds
公園の早咲きの桜が満開になりました。その花の蜜を吸いにメジロがやってきます。




春の風物詩ですね。


 OM-D E-M1+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S.

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ボックスの中のレンズたち(2)

2024-03-02 14:33:26 | レンズ目次
長年、集めてきたがらくたレンズ(迷レンズ)、防湿庫に入りきらないものは、ボックスに詰め込んで保管しています。そのボックスも増殖して、いくつあることやら。
風通しのためにふたを開けると、このボックスには、こんなレンズが入っていました。ペンタックスのレンズが多く入っているボックスでした。


(上段左から)
Sigma WIDERAMA YS 18mm F3.5
smc PENTAX-M 40-80mmF2.8-4
smc PENTAX-A MACRO 100mm F2.8
smcPENTAX-DAL 50-200mmF4-5.6ED WR
(中段左から)
Super-Takumar 55mm F1.8
Sigma WIDEMAX YS 28mm F2.8
smc PENTAX-A 28mm F2.8
smc PENTAX-M 50mm F1.7
(下段左から)
KOWA SER 1:2 f=50mm
HOLGA OPTICAL LENS 60mm F6.3
smc PENTAX-M 35mm F2.8
FUJINON Aspheric TV ZOOM Lens 9-144mm F1.8
Aires Q CORAL 5cm F2.8
WOLLENSAK ANASTIGMAT 44mmF3.2

これまでに紹介したレンズにはリンクがはってあります。
まだ、紹介できていないレンズもチラホラありますが、それは、そのうちに、というところで。


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小西六のクラシカルな沈胴レンズはしっかり写る  Konishiroku Hexar 50mm F3.5(L39マウント)

2024-02-24 14:40:20 | LEICA mount lens (M, L39)
小西六(現:コニカミノルタ)のライカL39マウントの沈胴レンズ Hexar 50mm F3.5です。


このレンズは1950年代に、レオタックス、チヨタックス、メルコン、オーナー、イチコンなどの国産バルナック型カメラの標準レンズとして供給されたレンズのようです。(※1)
   レンズ構成   3群4枚
   最短撮影距離  約1m(3.5ft)
   重量      145g
   フィルター径 36mm

同じ沈胴型のレンズのライカのElmar 50mm F3.5とは違って絞り環がレンズ鏡胴の周囲にあるので、Elmarのように覗き込んで絞りの操作をする必要がなく、とても使いやすくなっています。


フィルターは36mm径ですが、前玉のところにもネジが切ってあり19mm径のフィルターも装着できるようです。


さて、フルサイズ機につけて撮影してみましょう。四隅までしっかり解像しています。なかなか解像度も高いようです。


近距離では、少し二線ボケ傾向で、条件によっては小さなバブルボケも出ています。


ヘリコイド付きのマウントアダプターを使用して、最短撮影距離1mよりも近寄って撮影してみました。ピントの合った中心部はかなりシャープです。ボケもまあ良い感じになりました。

 SONY α7+Konishiroku Hexar 50mm F3.5

約70年前のレンズですが、スタイルも良く、なかなか立派な写りをします。技術力の高さを感じるレンズです。

※1:粟野幹男「国産バルナック型カメラ」『カメラレビュー クラシックカメラ専科 37』朝日ソノラマ、1996年3月25日発行、pp.36-59

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早咲きの桜が一気に開花

2024-02-18 17:44:21 | Lens made by TAMRON
このところの暖かさで、1週間前はチラホラしか咲いていなかった公園の早咲きの桜の開花が一気に始まりました。3分咲きになっている木もあります。


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ぎらっ!

2024-02-14 23:04:01 | Micro Four Thirds
 Olympus E-PL3+BCL-0980  (ドラマチックトーン) 
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早咲きの桜がちらほらと smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR

2024-02-11 20:59:56 | K mount by PENTAX
公園の早咲きの桜が、ちらほらと咲きだしました。周りのつぼみもピンク色になっています。


今週半ばから4月半ば並みの気温となるそうです。そうすると一気に開花が進むのでしょうか。
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ひと、クルマ、電車

2024-02-10 23:45:25 | Micro Four Thirds
ひとと自転車とクルマをかき分けて進む電車。



懐かしい景色です。


昭和の風景・・・ではありません。令和の風景なんです。同じ日に同じ場所で撮影した、2014年製造の新型トラムと後ろに見える高層ビルは大阪あべのハルカス。


写っているレトロな電車は、定期運用される中で日本で一番古い電車、阪堺電軌のモ161形です。昭和3年製造ですので、今年で96歳のオールドタイマーです。
 撮影日:2024/01/31 撮影場所:帝塚山四丁目電停付近(安全な場所から撮影しています)
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牛込高田の冬景色

2024-01-26 23:46:33 | PENTAX-Q
東京メトロ東西線早稲田駅から北西方向に100mほど行くと、旧町名「牛込高田町」に入ります。その町にあるのが、一陽来復御守で有名な穴八幡宮です。


一陽来復御守は冬至祭の日から節分まで頒布され、境内は御守を購入する人で賑わいます。そんな穴八幡宮とその周辺をカメラ散歩しました。





さて、散歩が終わったら地下鉄に乗って次の目的地に行きましょうか。
  Pentax Q7+02 STANDARD ZOOM 5-15mm F2.8-4.5 



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トイレンズだけれどまあまあ写る PENTAX 04 TOY LENS WIDE

2024-01-20 16:04:42 | PENTAX-Q
ペンタックスQシリーズの個性派レンズ群「ユニークレンズシリーズ」のちの1本、PENTAX 04 TOY LENS WIDEです。


   焦点距離・開放F値 6.3mm F7.1
   レンズ構成    3群4枚
   最短撮影距離   0.07m
   重量       21g

絞りはF7.1固定で、レンズシャッターは内蔵されていないので、カメラ側の電子シャッターで対応します。ピント合わせは手動で合わせます。ピントリングはちょっと触っただけで不用意に回転してしまうので注意が必要です。マウント面に電子接点があり、焦点距離や絞りがExif情報として記録されます。


Q7につけると、35ミリ判換算で約33mm相当の画角が得られる広角レンズとなります。
さて写りのほうはどうでしょうか。ペンタックスも「レンズの諸収差を意図的に残した光学設計とすることで、まるでトイカメラで撮影したような柔らかな味わいの描写」と言っているくらいですので、あまり期待していませんでしたが、まあけっこうきちんと写っています。周辺の流れもないようです。樽型の歪曲が目立つくらいでしょうか。そこそこ使えます。まあ、ゆるーい描写を楽しむレンズでしょう。


モノクロで被写体選べば、トイレンズとは思えない写りです。

 PENTAX Q7+04 TOY LENS WIDE

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