今日のレンズは、京セラのオートフォーカス(AF)レンズ YASHICA LENS AF 50mm F1.8です。
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 0.45m
フィルター径 49mm
重量 200g
1985年にミノルタから発売されたAF一眼レフα-7000以降、各社は競ってAFシステムの開発を加速させました。その中でヤシカを引き継いだ京セラは、翌年暮れに新たなAFシステムとして、Kyocera 230-AFとAF専用レンズ群を発売しました。AFレンズのマウントは、それまでのヤシカ/コンタックスのMFレンズとは異なる形状の新規のマウントでした。その後、3-4機種発売しましたが、6年半後の300-AFを最後に京セラのブランドとしてのAF一眼レフから撤退ということになりました。販売期間は7年くらいと思われますので、普及する前に早々に退場したレアなレンズマウントということになります。
造りはしっかりしているようです。マウントの姿や接点形状など、何かミノルタのAFレンズに似ているような気がします。
私が入手した個体は、ジャンクでしたので、レンズにクモリが出ています。そのうちレンズを清掃し、レンズマウントも改造してしまおうかと考えています。