Konica(現コニカミノルタ)のフィルム一眼レフFS-1の時代の準標準レンズです。当時の流行の最先端を行くパンケーキレンズです。
レンズ構成 5群6枚
最短撮影距離 0.45m
フィルター径 55mm
重量
パンケーキレンズとしては、Zeiss Tessar45/2.8、Pentax M 40/2.8、Rikenon P 45/2.8、MD Rokkor 45/2、Ai NIkkor45/2.8などが
廉価版のレンズとして売られていましたが、現在ではいずれのレンズも希少価値からか高価な中古品として取引されているようです。
その中で40mmという短い焦点距離でかつF1.8という明るさを実現した、このレンズは異彩を放っていたようです。
ARマウントはフランジバックが40.5mmと短かったために、この焦点距離と明るさが達成できたとも言われています。
Konicaはこのレンズを出した数年後に一眼レフから撤退しました。
Konica ARマウントのカメラはシャッター速度優先のため絞り環にAEマークがあり、半絞りクリックがなく、
パンケーキにするため絞り環の幅が狭く、という特徴があります。
多くのパンケーキレンズでは最短撮影距離が比較的長くなっているのですが、このレンズは45cmが確保されています。
さてデジタルで撮影です。
・まずは開放F値で。フワッとした感じで、少し滲みます
・最短撮影距離で。後ろボケはなかなかきれいです。
・少し絞るとキリッとした絵になります
Lumix G2+KONICA HEXANON AR 40mmF1.8
なかなか面白いレンズです。