ペンタックスKマウントのAタイプの標準ズームレンズsmcPENTAX-A 35-105mmF3.5です。
レンズ構成 13群15枚
最短撮影距離 1.5m(マクロ付)
フィルター径 67mm
重量 615g
大口径とまではいきませんが、比較的明るいF3.5通しの標準ズームです。大柄で、ずっしりとしたレンズです。最短撮影距離は1.5mと長いのですが、1.5mのところで距離環を前に押し出すと、マクロモードに切り替わります。焦点距離で一番近づける距離は変わりますが、35mmでは0.3mより近くまで近づけます。
さて写りのほうはどうでしょうか。遠景は、絞り開放では少しハロが出ますが、絞ればキリっとした絵になります。
望遠側も十分な画質が得られます。
近づいた絵では、ボケもなかなかきれいです。
ところが、マクロモードにすると、表情が変化してきます。玉ボケが少しくっきり出るようになりました。
後ろに光がたくさんあると、あら、バブルボケが少し出てきました。
広角側でさらに近寄ると、バブルボケがかなりはっきり出てきました。
こんなシーンでは、後ろの笹の葉を見ているとクラクラしてきます。表情が七変化する、なかなか面白いレンズです。
いずれもSONY α7+smcPENTAX-A 35-105mmF3.5