どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

もっともっとおおきなおなべ

2019年11月13日 | 絵本(日本)

   もっともっとおおきなおなべ/寮美千子・作 どい かや・絵/フレーベル館/2008年

 

 寒くなるこの時期、やっぱり鍋料理ですね。

 ねずみさんが きのこをいっぱいとってきてシチューをつくりはじめました。味見して塩をたして味見。水を入れて今度は塩が足りません。そのうち、ちいさなお鍋がいっぱいになりました。

 リスくんちにいっておねがいすると、大きなお鍋をだしてくれます。りすくんが くりと くるみを かわりばんこにいれているうちに あらら、お鍋はもういっぱい。

 うさぎさんのところで、もっと大きなお鍋をかりて、うさぎさんのすきなにんじんをいれると、またまたあふれそう。

 つぎつぎに森のお友だちのところで、おおきなお鍋をかりていきます。

 ミルク、おいも、たまねぎをじゃんじゃんいれて すてきなシチューのできあがりです。

 やぎも、くまも、きつねも、りすも あつあつ シチューを おいしそうに おなかいっぱい たべます。

 お鍋が大きくなる様子と、どんどんはいる具材が、興味をかきたててくれます。